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DP3 Merrillで撮った蓮の花 [写真、カメラ]

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3日前の記事の最後に載せたのと同じカットなのですが、これこそDP Merrillと思うような独特のリアルな感じが出ていると思ったので、再掲しました。こちらは画像加工は特にしていません。特におしべのあたりの生々しさは、気持ち悪いくらいです。前述の通り、背面モニターが屋外の日の光のもとでよく見えず、ピントも構図も不確かなまま撮ったにしては、ちゃんとしています。クリックして出てくる画像は等倍なので、重いですが、ご覧いただけると面白いかと。
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シグマの18-35F1.8、試写 [写真、カメラ]

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新宿の大手量販店で、シグマが出した世界初のF1.8ズームを試してみました。持っていったKiss X7に付けてみたら、レンズにボディがついているような具合になりました。持った感じも、同じでした。

まず、いくら明るいレンズでも、APS-Cカメラでは本当のところ、どこまでボケが楽しめるのか、逆に、これだけ明るいレンズはペンタミラーではピントがわからないのは間違いないので、AFまかせで使い物になるのか、というのが気になっていました。
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ボケ味については、APS-Cでも十分に楽しめると思いました。AFも、ほぼ大丈夫だと思いました。っていうか、5Dに暗めのスクリーンを付けても、そんなにヒット率は高くないですから。

ところがもうひとつ、気になるのは、何やら妙な色ずれが見られたことでした。
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品番の「X20」という白い文字、「X」と「2」は青みがかり、「0」は暖色系になっています。何でこんなことになるかな?

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一応、シグマのAPS-C向け単焦点、30mmF1.4も試してみました。上のふたつです。これも画像は良い感じですが、それなりに重みを感じるので、使う分には、いっそズームの方が良いかなと思いました。

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飛び切りの高画質と評判の、シグマ35mmF1.4も試してみました。上が5D、下がX7です。どちらでも、すばらしいと思いました。

便利なズームがいいか、潔い単焦点か、選ぶならどちらかと考えましたが、結論はまだ出ません。それにしても、このところシグマの勢いはすさまじいです。キヤノンやニコンの純正レンズよりも数が出るから、冒険できるのかしら?楽しみと悩みを増やしてくれます。
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行田市・古代蓮の里に行く [写真、カメラ]

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埼玉・行田市の古代蓮の里に初めて行きました。同じ「古代蓮」でも町田の薬師池公園や大阪・長居植物園などにある「大賀蓮」とは違う種類なのだそうです。大賀蓮は以前から大好きなのですが、私には区別がつきませんでした。

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大変に広い蓮田が広がっていましたが、その脇に高さ50メートルという巨大なタワーが。隣接する田んぼにある田んぼアートを眺めることができるようなのですが、今回はタワーはパスして、蓮の写真撮りに集中しました。

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お供はEOS 5D、EOS Kiss X7、 DP3Mです。午前8時に到着したらもう臨時駐車場に行かざるを得ない混雑振りだったので、三脚は車に残しておきました。結果的には正解でした。
Kiss X7とダブルズームは、軽快にリズム良く撮れました。上がりも特に悪いとは思っていなかったのですが、アップする画像を選んでいくと、ひとまず上記の数枚くらいしか残りませんでした。撮像素子が小さく、レンズも暗めなので、ボケを楽しみにくいためと思います。現像しながら、改めて趣味の世界のフルサイズの優位性を痛感しました。ってもったいつけるほど、良い画像が5Dで撮れたというわけでもないのですが。5DのレンズはEF100マクロF2.8USMのみです。ちょっとソフトフィルターで遊んでみたりもしました。

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難儀したのは、DP3Mの背面モニターが、とても見づらいことでした。このため数カット撮った後は、バッグの肥やしと化してしまいました。構図やピントが合えば、ホントに独特の画像が撮れるんだけどねえ。下の画像は現像ソフトで遊んだものです。
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Kiss X7のもうひとつの特長は、動画撮影が使いやすくなっていることでしょう。本当に信じられないくらいすばらしい動画がごく簡単に撮れました。付属の標準ズームはモーターがSTMになっていて、フォーカスもほぼ無音で合い、今回のレンズのモデルチェンジは動画対応のためだったのだと理解しました。
一方、STM化されていない望遠ズームはというと、フォーカスでギコギコ動く音がしっかり収録されてしまい、だめです。単焦点ならどうかと思い、100マクロを付けてみたのですが、これには手振れ補正がついていません。一眼レフの背面モニターを見ながら動画を撮るという、とても安定しない撮影スタイルになるため、手振れ補正のないレンズでの手持ち撮影は不可能でした。

古代蓮の里の出店で振舞われていた蓮茶がおいしかったので、買って帰りました。また行きたいけれど、蓮の花をもっと新しい切り口で撮らないと、以前の写真を超えられない気もします。はあ。
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クルマは変わる アコード・ハイブリッド [クルマ]

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新しいアコードに試乗してきました。

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外観は特に良いとも思いません。大型セダンだな、ってなもんです。

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デザイン上、最もいやだったのは、フロントグリルの装飾が子どもじみて見えることでした。しかししばらく実物を見ていたら、慣れてきました。といっても購入の決め手になるほど良いデザインとは、まったく思いませんが。

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巨大な電池を積んでいるため、トランクは380Lとゴルフ7と同じ数値。後席シートバックは倒れないので、荷物の積載量は、このサイズなのに非常に少ないです。

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私の好まない黒い内装。材質は新しい凝ったものを使っているようですが、魅力的ではありません。

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全長4.9mもの巨体なので、後席もゆったり。後席中央も何とか使いものになりそうです。

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走ってみると、スタートボタンを押しても、電源が入るだけでエンジンはかからなかったりします。そのまま発進して、20km/hくらいから加速しようとアクセルを踏むと、ようやくエンジンがかかります。しかしそのときにはロードノイズも聞こえているので、エンジン音はほとんど気になりません。要するに乗っている感覚は、ほぼ電気自動車と言えます。
V6・3L級のトルクを出すモーターは、とても快適にスピードを制御できます。これはとても新鮮な好ましい感覚でした。ホンダと言えばエンジン屋じゃないのか、という向きは、ぐんと踏み込みさえすれば、ホンダらしい軽やかな「シュイーーーーン」というエンジン音を楽しむことができます。
電気自動車ですから、アイドリングストップもないし、停止からゆっくりスタートするにもあまりエンジンがかからないので、振動がありません。BMW328やアテンザでアイドリングストップから復帰する際、振動があるのとはえらい違いです。
エンジンの騒音はほぼ気にならず、かわりにエアコンのコンプレッサーや、踏み込んだときのモーターが高回転で回る音が少し気になりましたが、これは慣れるかもしれません。でもそういう種類の音に囲まれて運転していると、ついにクルマも正真正銘の電化製品になったな、と思わざるを得ません。絶対的には静かな車内で、長時間運転していても疲れにくいように思いますが、その分、コンプレッサーやロードノイズが耳に入るので、音の問題はつくづく難しいのだなと思います。
乗り心地はとても良く、アテンザを上回ります。FFのいやな感じもありません。カタログ燃費は30km/l、実際の町乗りでも20kmくらいはいきそうだとのことです。

これで魅力的なデザインだったら、「買う理由」は十分にあると思うのですが、うーむ。

来週には近くのワーゲンのディーラーに、ゴルフ7のベーシックグレードの試乗車が入るそうなので、それも乗ってみようかな。
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Kiss X7、導入 [写真、カメラ]

もうひとつのダウンサイジングは、EOS Kiss X7の導入でした。
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このカメラ、本体重量が370gと、前のモデルよりも100g以上軽いのです。ダブルズームセットが一時的に値下がりしていたので、踏み切りました。

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EOS 5Dと比べると、ずいぶん小さいです。

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ただ、STM仕様の標準ズームは、前のモデルよりも5mm伸び、デザインの変更もあって、ずいぶん長く見えます。おかげでボディの小さい印象が、若干相殺されています。でも持ち出すには、とても軽くて便利です。

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横幅に至っては、DP Merrillシリーズよりも小さいのです。あっぱれkIss X7。あるいはも少し小さくなって欲しいなDP Merrill君。

X7と標準ズーム、それに望遠レンズを合わせて、およそ1kg。カバー範囲を考えると、大変な道具が出てきたと思います。明日は、久々に出撃してみようかな。暑いけど。
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ダウンサイジングのよろこび [オーディオ]

iPod nanoを購入しました。
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事情があって個人携帯をiPhone4Sからガラケーに変更し、空いたiPhone4Sは携帯音楽プレーヤーとして2ヶ月ほど使っていました。しかし、携帯電話の電波を探し続けているためか電池の減りが早く、毎日充電しなくてはなりません。うっとうしくなったので、iPhone4Sは売却しました。売却額は15000円。値上がりしたiPod touchを買うには少々追い銭がいります。それと、音楽再生以外の機能は、あれば楽しいようにも思うけれど、別になければないですみます。何かしら、生活の中でできるところはシンプルにしていきたいという気分もあり、nanoにしてみました。そのかわり、直販限定の真っ赤なモデルにしてみました。

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iPhone4Sが確か140gほどだったのに対して、nanoはわずか31g。ケーブルが太いSE535だと、ケーブルの先にちょっとしたアタッチメントが付いている、といった趣です。音質は、iPhone4Sよりも良いと思います。ちょっとメリハリ調が強いですが、クリアできれいな音です。電源が弱い感じの音ですが、そのあたりを強化していくと、結局とても大きく重いものになっていかざるを得ません。また、携帯音楽プレーヤーはヘッドホンで聴くわけですが、音質が良くなると音量を上げたくなり、耳に悪い、という悪循環も感じていましたので、これでひとまず満足です。クルマがV8なんてのをやめて小排気量のターボで燃費を稼ぐ、というのと似て、ダウンサイジングはなかなか快適です。

びっくりしたのは、付属のイヤホンのできの良さです。私にはSE535があるので不要なのですが、ちょっと聴いてみると、実に良い音がします。1万円級の単品くらいの音質だと思います。音の出る穴らしきものがふたつ開いている何だか妙な作りですが、かなり低音の量感がたっぷりしていますし、抜けの良いスピード感のある音がします。ただつるつるしていて耳への装着が安定しないのは困りものです。自分では要らないので、子どもに使わせてみています。

ほかにもダウンサイジングしたものがあるのですが、それはまた。
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7代目のゴルフに試乗しました [クルマ]

7代目のフォルクスワーゲン・ゴルフに試乗してきました。上級グレードのTSIハイラインというモデルです。
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試乗車はシルバーで内装はノーマルのアルカンターラ仕様、展示車は白で内装は黒革でした。外観も中の作りも、基本は以前乗っていたゴルフ3の延長線上にあると思います。試乗は20分ほど、市内の比較的すいた道や狭い路地を走りました。

試乗で特に確認したかったのは乗り心地と静粛性でした。誇張でなく、走り始めて数メートルで独特の乗り心地にびっくり。もう少し大型の高級車、たとえばジャガーXJ350とか、BMW328iに乗って感じたような柔らかい高級な感じなんです。エンジン音や外部の騒音があまり聞こえない静粛性の高さもあわせて、ゴルフよりは2グレードくらい高級車に乗っているようです。CG誌では「800万円クラスの車に乗っているよう」、ベストカー誌では「クラウンかBMW5シリーズみたい」などと表現されていたのも納得できました。動き出して時速10数キロくらいまでの間が特に、とても柔らかい乗り心地で感心してしまいます。ガタガタした路面でも熱したバターナイフでバターの固まりをなでるように、すーっと通り過ぎます。
オプションのDCC付きのモデルでしたので、コンフォートとスポーツモードを切り替えて見ましたが、コンフォートはちょっとふわふわしすぎで、スポーツでも十分すぎるほど「コンフォート」でした。それから、乗っていてしばらくするうちに、何かちょっと違和感も覚えました。高度な技術でむりやりすばらしい乗り心地にしている作為的な感じが気になりだしたのです。たくさんの評論家がひとつ下のノーマルグレードの足回りの方が良い、と言っているのはこのあたりの感じを指すのかなと思いました。もしかすると、ホイールベースの短い小型車なのに無理やり良い乗り心地にしているのが違和感を強めているのかも、とも思いました。
静粛性についても、実はちょっと残念な点がありました。エンジン音はとても静かで、ガラスの向こうから進入する音はとても静かで、こちらも高級車並みの印象です。ただし、ロードノイズはあまり抑え込んでいません。荒れた路面に差し掛かるとザーッとかゴーっとかいう音が強まります。それでもアテンザよりも静かではないかと思うのですが、ほかのノイズが気にならないだけに、ロードノイズが特に大きく聞こえてしまいました。で、私はロードノイズこそ、抑え込んで欲しかったのでした。ディーラーの方いわく、ゴルフは伝統的にロードノイズは聞こえるほうだ、とのことでしたが、ほかで伝統を守るよりも革新的な技術が多く導入されているのに、そんな伝統、守らなくても良いのにねえ。

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もうひとつ5人家族である私にとって最も重要なチェックポイントは、後席の真ん中に子どもがちゃんと乗れる広さかどうかでした。
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残念ながら、もう少しシートのセンター部分がゆったりしていると良かったと思うレベルでした。膝前は十分に広かったと思います。(身長178cmの私が前席をセットした上で、後ろに座りました)

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エンジンはとてもスムーズでパワフルで、必要にして十分以上でした。振動も少なく、エンジンが小さいおかげか、アイドリングストップからの再スタートはアテンザよりも振動が少なく、ぶるんぶるんのBMWとは段違いでした。試乗車は燃費が12.5km/hと表示されていましたが、これまでの車ならカタログの半分ほどの8km/h程度だったので、ずいぶん燃費は良いです、とのことでした。

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中央のモニターには現在、ナビが搭載できず、今後、オプションで搭載できるモデルが設定されるとのことでした。価格は20万円程度とのことでした。あと、画像はないのですが、これだけさまざまな最新機能が盛り込まれたにもかかわらず、スマートキーが設定されるという情報は来ていないとのことで、当面は差し込んで回す昔ながらのキーでエンジンをかけることになるそうです。ちょっとびっくり。

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電動シートは革内装を選ばないとついていないとのこと。全体に高級感満載になっているのに、試乗車でシートをぎこぎこ動かすのは原始的な感じがしました。

以下、少々ディテールを。
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ヘッドライトも、意外に複雑な作り。

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ミラーは塗装されていなかったゴルフ3と大違いのデザインチックな外観。高級車に多い斜めに上がる形で閉じるのだそうです。

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ドアハンドルはゴルフらしくやぼったいデザインのまま。アルファ159のため息の出るようなデザインのかけらもありません。

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カーボン調の飾りが付いているのはゴルフらしくない点。

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後席用エアコン吹き出し口も、ゴルフらしくない点。


オーディオについてはあまり情報を聞かなかったのですが、場合によってはアンプがスピーカー側に付いていることもあるということで、自分でいじるのは大変かも、とのこと。
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ドアは厚いので、ウーファー用の容量はけっこうありそう。

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グローブボックスの中に、CDとSDカードの差込口がありました。センターのモニターは固定式なのだそうです。これは合理的で良いかも。

なかなか楽しい試乗でしたが、乗り心地と静粛性については、期待したほど感激したわけではありませんでした。特に乗り心地については、下級グレードの方が良いのではと思いましたが、そちらは革のシートがつかないんだよねえ。それに後席中央の横幅が(わが家にとって)足りないのは、けっこう痛いポイントでした。

さて、この後はどうしたものかな。
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チェロ教室終了 [チェロ]

おととし8月に通い始めたチェロ教室、きょうで終了することにしました。
仕事のサイクルが少々変わったことなどで、練習時間が確保しにくくなったためです。
バッハの無伴奏チェロ組曲は仕上がるに至りませんでしたが、
まあ、また時間を見つけて練習しようとは思っています。
1年10ヶ月でひと月2回のペースでしたから、約40回レッスンを受けたことになります。
とても優しく、辛抱強く教えていただいたのですが、上達しませんでしたね。
きょうのレッスン時間は先生にあいさつするのみでしたが、先生も話好きの方のため、
よもやま話をしているうちに45分のレッスン時間をオーバーしました。
先生、お元気で、ご活躍を。
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心に移り行くよしなしごとども [クルマ]

フィアット・ムルティプラは良いクルマなんだけれど、要するに飽きてしまったのですな、私は。またまた次のクルマが欲しい病が再発し、いろいろ考えています。
まずはマツダ・アテンザ。色々なブログ記事などを参考に、2.5Lのガソリンエンジンが良いなと思っていたのですが、それとディーゼルを乗り比べたら、ディーゼルの太いトルクの魅力に参りました。素晴らしいです。後席の真ん中も使い物になり、すばらしいのですが、ガソリンよりも値段が高く、350万円以上の持ち出しになりそうです。ちょっと高すぎ。それと色々なインプレ記事にある通り、乗り心地はそれほど良いと言えず、ロードノイズも大きめ。
一方、同じような安全装備や燃費を達成しつつ、乗り心地や静粛性で素晴らしいという声が相次いでいるのは、7代目のフォルクスワーゲン・ゴルフ。もうすぐ発売です。ただし後席の横幅や荷室は狭そうだし、明るめの内装にしようと革張りシートのオプションを入れるとこちらも350万円超。おまけに上位グレードと中下位グレードのどちらが足回りの出来がいいか、インプレ記事によって意見が割れているし、せっかく大画面を備えているのにカーナビの開発が遅れて搭載されていないとのこと。
あと、評判の良いボルボV40に試乗し、とても良い乗り心地とボディのしっかり感、パワフルなエンジンには感心しましたが、後席が実質2人しか乗れない作りで、わが家には全く適さず。
もうすぐ発売のホンダ・アコードは、ディーラーで情報だけ聞いてきたところ、全長4.9mと巨大で値段は少々高めの390万円ほどから、さらに内装がブラックしかないことが決定打となり、埒外に。何でスポーティというと黒ばかりになるかなあ。
ひとまずゴルフの実車に触れてみて、どうしようか考えるつもりですが、ムルティプラも調子が良いため、やっぱりなかなか踏ん切りがつかない状態ではあります。

その他のトピックを少々付け足しますと、ささきさんがソニーのデジカメ、RX1を入手され、とてもご満足とのこと。「DP3 Merrillで撮っていて、これは撮影というよりなにかの修行かと思い始め」たのがRX1に目が向くきっかけになったとか。わかりますその感じ。しかしRX1は私には高すぎるし、ささきさんがなさっているようにビューファインダーを付けるくらいなら、私ならKiss X7にでもいっちゃいます。横幅や重量はDP3Mよりも小さいし。というわけで、私も少々次の展開を考え始めました。

山本さんのブログでオーディオ雑誌のGaudioが休刊することになったと知りました。紙媒体はそこまで来ているのね。最近の数号は私も買う気にならなかったので、仕方ないことですが、寂しいことです。
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フルートの柔らかな響きがすばらしいモーツァルト・フルート・クァルテット [クラシック]

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発売前にも書いた菅きよみさんのフルートに鈴木秀美さんらが伴奏するモーツァルトのフルート・クァルテットのCDです。
当たり前ですけど、フルートのすばらしい音色を楽しむ1枚と言えます。モーツァルトの時代と同じという木管のフルートはとても素朴な音に癒されるとともに、今のフルートからはあまり感じない陰影などもたっぷりとあり、ボーっと聴いてしまいます。もちろん伴奏もすばらしいの一言に尽きます。とても贅沢な気持ちになり、これ以上の編成の音楽なんか必要ないじゃない、と思わされます。
録音は驚くほどの残響の美しさ、といったものは備えませんが、とてもすなおに楽器の良さをとらえてすばらしいです。万人にお勧めできるCDです。
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シグマDP2 Merrill、入手しました [写真、カメラ]

シグマDP2Mも入手してしまいました。2Mは2xよりも高画質であること、2xは操作体系が少し3Mと違って併用がしにくいこと、2xと3Mはバッテリーが違うので併用がしにくいことなどを考慮しました。

まだ撮影には持ち出していませんが、持った感じは当然ながら3Mと同じなので、インプレも何もないかもしれません。

それから3Mを購入した際のキャッシュバックがようやく入金されました。申請から1ヶ月と10日ほどかかりました。連休を挟んだので、遅めになったのかもしれません。
キャッシュバック期間が延長されたので、3Mと2Mを使いながら、1Mをどうしようか考えることになりそうです。でも長期のキャッシュバックに乗って3台とも買って、終了直後に感度を改善した新型が出る、なんてことになったら、かなわない気もします。
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シグマDP3 Merrill、DP2xと富士山に行く [写真、カメラ]

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きのうは平日休みを取ったので、世界遺産登録で人気高まる富士山に行ってきました。

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東京から東名で御殿場で降り、裾野をドライブして白糸の滝へ。

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展望台や滝つぼへの道は修理中とのことで、上から見下ろすことしかできませんでした。年内いっぱい修理しているようです。眼下に滝つぼ、向こうには富士山という素晴らしいロケーションです。修理が終わったらまた来たいな。

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こちらはDP2x。手持ちでは水の流れをこれ以上滑らかにできません。

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こちらはDP3M。ピントが一段と厳しくなります。
撮っている最中には、DP2xのコンパクトさを好ましく感じたのですが、上がった画像はやはりDP3Mの方が数段上手に思います。EOS 5Dも車に積んでいたのですが、手軽なDPしか使いませんでした。DPをメインに、一眼レフをサブにしようと思うなら、一眼レフは最近の高感度対応型でないといけないですね。

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午後2時くらいになってから昼食を食べようと思ったら、通りかかる食堂などは準備中に。結局コンビニに頼らざるを得ず。そのかわり露天風呂でさっぱりしてから、帰宅しました。満足満足。
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シグマDP3 Merrill、値下がり [写真、カメラ]

価格コムで見ると、シグマDP3 Merrillの最安価格が急に3000円ほど下がり、75000円台後半になりました。私が買ったおよそ1ヶ月前と比べると4000円ほど下がったことになります。
これでDP1M、DP2Mとほぼ同じ価格帯になり、この後は安定するのかなと思います。
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シグマDP3 Merrillの使い勝手 [写真、カメラ]

購入から約3週間、使い勝手などについてまとめてみます。

【レンズ】
50mmF2.8の描写はとてもシャープで線が細く、すばらしいです。ボケ味はとても素直ですが、マクロプラナー100mmのようなぐっとくる濃い味のポイントというのはないような気もします。もうそんな時代ではないのかな。

【画質】
画素数が多くなった分、DP2xクラスよりは高精細になったと思いますが、撮り切りで使うなら別に差は際立ちません。トリミングには優位でしょう。それよりも、何度も書きましたが、等倍表示でも十分に鑑賞に耐えるということは、各画素ごとの切れがとても良いのだと思います。これがフォビオンならではの特長です。
高感度はフィルム時代並みにとどまりますが、そのことを良く知って使う分にはまったく問題ないと思います。逆に言うと、今どきの高感度を使いたいなら別のカメラを用意するべきかと思います。
緑被りが出るという定評?もありますが、私は気になったことはありません。鈍感すぎるのかも。

【露出】
おおむね適切ですが、時々変になります。まあ少し散らして撮っておけばよいので、問題ありません。

【ホワイトバランス】
このシリーズの非常に大きな弱点です。日中ピーカンでオートで撮っても妙に転ぶときがあり、転ぶ色具合も不安定でした。現像ソフトで調整しきれないカットもありました。

【フォーカス】
オートフォーカスの精度は極めて高いです。フォーカスポイントを自分で動かせるのはとても便利です。

【サイズ】
DP2xよりもひとまわり大きくなった感じで、手のひらにすっぽり収まるコンパクトカメラ、という感覚にはなりません。
ただし、横幅が大きいので、右手の指を曲げずに持つことができます。DP2xでは指を曲げざるをえないため、リチャード・フラニエックのグリップがある方がずいぶん持ちやすいのですが、DP3Mではグリップがなくても大丈夫です。

【ボタン配置とコマンド体系】
ずいぶんと整理されてすっきり使えるようになりました。

【レンズシャッター】
コトリ、という感じで静かに切れるのは、フォーカルプレーンよりも快いです、やっぱり。手振れにも強いのでは。

【バッテリー】
噂どおり弱いです。最初、2つで120カットしか撮れず、使いはじめのためかと思いました。フル充電してシャッターを切り続けたら1つで266カット撮れたのですが、その後、やっぱり1つで50カットしか撮れませんでした。感覚としては、36枚撮りフィルムを撮り終えるごとにフィルム交換するのに近いです。そう考えて順応できる人も、クレイジーだと思う人もいると思いますが、私は前者です。

【現像ソフト】
最も不満なのは、現像ソフトがとてつもなく重いことです。DP3Mになって、1カットのファイルサイズは50MBにも達しました。そのせいもあってか、現像したい画像を開くのに何秒も待たされ、露出やコントラストのスライダーをいじっただけでまた待たされ、等倍表示するにもまた待たされ、その上時々エラーが出て操作不能になるので、ソフトをいったん落として立ち上げなおさざるを得ません。キヤノンのと比べると、角度修正機能とかトリミング機能がないなど、使い勝手もいまいちです。うちのパソコンはCore i5 3.33GHz、メモリも12GB積んでいるので、パソコンのスペックが駄目なわけではないと思うのですが。


全体としては、今後二度と現れないかもしれない面白スペックカメラとして、また本気で撮れる小さなカメラとして、とても気に入っています。問題は、DP2xでは操作体系が違って一緒には使いにくいことです。キャッシュバックはまだ続いているけど、さて、DP2MやDP1Mにも手を出そうかどうしようか、、、、。
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シグマDP3 Merrillと東京ジャーミイ [写真、カメラ]

代々木上原の東京ジャーミイにDP3Mを伴って行ってきました。こちらもささきさんのブログで拝見して、いつか行きたいと思っていたところです。
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イスラム教の礼拝場を備えた施設で、若干のルールを守れば気軽に見学させてもらえます。

中に入ると、丸屋根に描かれたさまざまな美しい文様などに魅了されます。
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本当は広角レンズが欲しいところですが、複数のカメラをとっかえひっかえするのに夢中になりすぎて、場の雰囲気を壊してもいけないと思い、ひとつだけ持っていきました。

ステンドグラスの美しさも印象的です。
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下の段は例によって等倍です。ノイズはありますが、シャープでリアルです。ステンドグラスの「ふち」が立体的になっていることで、深みのある色合いになっていることがよくわかると思います。こういう作りになっていることは、恥ずかしながら現場では気づくことができず、画像を見てようやくわかった次第です。

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DP3Mにとって、薄暗い室内での使用は少々厳しいものがありましたが、何とかこなせたというところです。
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シグマDP3 Merrillの絞り、感度、モノクローム [写真、カメラ]

シグマDP3 Merrillのちょっとしたテストをしてみました。被写体はチタン製の湯のみです。

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まず、ISO100で各絞りで撮ってみたところ、この場合はF11が最もすばらしい画質になりました。非常にシャープで質感が高いです。開放からでも、十分に良い画質ではありました。

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同じ画像から切り出した等倍です。すでに書いたことではありますが、等倍で見てもすばらしいのはこのカメラの特長だと思います。

次は絞りをF5.6に固定し、感度を変えてみました。画像脇の数字が感度です。
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湯のみに映りこむ私の服の色合いが少し変化していますが、光の具合に変化はありませんでした。それなのに、次第に緑が強くなったり赤が強くなったりして、変です。5000と6400ではひどい縞模様まで登場しました。5000の方が縞模様がひどいのは、なぜかな?これは現像段階の色の調整をほとんどしていません。色で言うと、実用に耐えるのは私の感覚では1250までです。
一方、この小さな画像ではわからないですが、ノイズの具合で言うと、1000までは被写体によっては使えると思います。どんな被写体でもひとまず許せるのは、私の感覚では640までです。もちろん100や200が最も高画質で、ひとつ感度が上がるごとに劣化していきます。

メリルシリーズの魅力のひとつは現像で高精細なモノクロームを楽しめる点です。
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一応やってみましたが、カチカチの画像になってしまいました。パラメーターが多いので、習熟しないといけないようです。
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シグマDP3 Merrill、なかなか良いです [写真、カメラ]

車屋さんで見かけた古いクルマです。カニ目ってやつですかね。
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ガルーダ像は室内で撮りました。ISO800ですが、ひとまず実用になるように思います。
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使い勝手等は、改めて。
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シグマDP3 MerrillとDP2xで神代植物公園の花  [写真、カメラ]

シグマDP3MとDP2xを伴って神代植物公園に行ってきました。
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解像力の高さや色のリアルさといったフォビオンセンサーの長所がはっきり感じられます。RAWで撮影して現像していますが、シャープネスや彩度はほとんどいじりたいと思いません。ホワイトバランスは時々ものすごく変になります。
レンズは評判通りとてもシャープで、ボケも素直でとても良いと思います。ただ、やはり50mmマクロですので、100mmマクロのようなトロトロにぼける楽しみは味わいにくいように思います。

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上の画像は山野草の花畑の上に手を伸ばす形で撮影しました。一眼レフにはできない芸当です。画角、露出を含めヒット率は十分に高く、使い物になる撮影方法でした。下の画像は等倍で切り出しました。パソコン中で見るだけなら、十分な画質です。何ミリ望遠の換算になるのかしら。

DP3Mのバッテリーがなくなってしまったので、途中からはDP2xのみの撮影になりました。
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41mm相当の画角ですが、花などを撮ることが可能です。十分にシャープですし、ボケ味も良いです。下の画像は等倍の切り出しです。これもシャープネスはほとんどいじっていません。

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この花の赤は、ずいぶんとイメージと異なりましたが、ソフトでもあまりうまく調整できませんでした。これもセンサーの個性なのでしょうか。

使い勝手等は、また改めて。
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シグマDP3 Merrill、導入 [写真、カメラ]

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DP2xでシグマのフォビオン素子のすごさを知り、DP Merrillシリーズ良いなあ、と思っていたら、DP3M発売に合わせてシグマがキャッシュバックセールをはじめました。これで思い切り背中を押され、買ってしまいましたDP3M。

このカメラ、稀代の珍品になること間違いなしです。中望遠レンズ固定のカメラというのは、私は中判カメラのテレローライくらいしか知りません。汎用性の高い広角側よりも確実に売れないはずなので、そんなの発売するメーカーはなかったのだと思います。リコーだってGRシリーズがヒットした後、GR21は出したけど、望遠側は出さなかったと思います。
こうしたカメラは一台で何でも撮れるはずがなく、ほかのDPシリーズや一眼レフと組み合わせて持ち出すことが前提になります。私の場合も、ひとまずはDP2xとのセットで使おうと考えて入手を決めました。

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実際に手にしてみると、DP2xよりもかなり大きく感じます。2xは手のうちに収まるコンパクトカメラですが、DP3Mは手のうちには収まりきれません。買う前は、3Mが良ければ1Mも2Mも欲しいな、と思っていましたが、このサイズを3つも持ち歩くのは、あまりスマートでない気もします。

レンズは50mmF2.8で、35mm判換算で75mmと同等の画角です。最短撮影距離は22.6cmで、1/3倍まで拡大できますが、35mm判換算で言えば1/2倍マクロと同等と言えます。きのうはさっそく花を撮影してみたのですが、それはまた改めて。
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モーツァルト・フルート四重奏曲のCD たぶん、素晴らしい演奏です [クラシック]

フルートの菅きよみさん、チェロの鈴木秀美さんらによるモーツァルトのフルート四重奏曲集のCDが今月30日に発売されます。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00BTWEAFY/ref=oh_details_o00_s00_i00?ie=UTF8&psc=1

おととし9月の、同じメンバーによる演奏会は絶品で、このブログにも書きました。そのときに、鈴木さんが録音を済ませているので、半年後の春までには発売したいと紹介しておられ、心待ちにしていたCDです。なぜ予定よりも1年も発売が遅れたのかはわかりませんが、さっそく予約しました。
私が確認した時点では、1枚だけ買うならアマゾンの方がHMVよりも安かったです。
録音会場の稲城市iプラザというホールは、これまで知りませんでした。この曲を録音するのに選ばれたのだから、音が悪いはずはないと思うので、その点も楽しみではあります。
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バッハ 無伴奏チェロ組曲に挑戦へ!  できるかな・・・・・ [チェロ]

チェロを習い始めて1年8ヶ月くらい経ちました。教則本に沿って曲を習ってきましたが、思うところあって先生にお願いし、バッハの無伴奏チェロ組曲を練習することにしました。といっても6曲全部などできるわけがなく、ひとまず第1番第1曲の「プレリュード」だけです。
楽譜をどうしようかと思ってネットで探したら、いくつか無料で公開されていました。ただしこの曲は埋もれてしまっていたのをカザルスが発掘したと言われるだけあって、スラーの付け方などが楽譜・奏者によってまちまちらしいのです。ふたつほどプリントして先生に見てもらったら、そのうちひとつが「ほぼベーレンライター版と同じ」で、先生が2ヶ所ほどスラーの付け方を変えるよう書き込みをして下さいました。次回から、譜読みする予定です。

しかし、先生が少し解説してくださったところによると、簡単そうに見えるけど、けっこう難しいことがわかりました。というのも、私は一番基本的な左手指の置き方である「第一ポジション」と、ひとつ高いほうにずらす「第二ポジション」しか、まだならっていないのですが、さらに高い「第四ポジション」が必要とのこと。さらにごく一部では、弦を押さえつけず、触れるだけで高い音を出すフラジオレットという技法を使う「第七ポジション」も出てくるのだそうです。うーむ。まあ、チャレンジしてみます。連休明けまでに、何とか譜面を追えるところまでたどりつけないかしら。


ところで御大カザルスの録音は、これまでいくつかのCDを購入したのですが、なぜだか廉価盤LPの方が音が良いと思っていました。そしたら、24bit96kHzのハイレゾ音源があることに気づきました。

https://www.hdtracks.com/index.php?file=catalogdetail&valbum_code=HD5099970558258

このHDtracksで、ついにLPよりも音が良いと思える音源に出会いました。2時間10分ほどの全曲が17.98ドルで購入できます。ノイズが耳につきにくく、豊かなチェロの音が聴かれます。e-onkyoでも今月からカザルスの24bit96kzの音源の提供が始まり、たぶん同じものだと想像するのですが、それだとも少し高いです。4001円と表示されています。1円とは何なのか、謎です。だいぶ円安に触れてきましたが、HDtracksなら半額で購入できます。お勧めです。このカザルスとか、鈴木さんとか、ロストロおじさんとか、藤森さんとか、さまざまな演奏を聴きながら、チャレンジしたいと思います。
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ドゥダメル 元気で楽しいマーラー交響曲第9番 [クラシック]

ラテンの明るさと新興国のバイタリティを感じさせるドゥダメルの、マーラー交響曲第9番を聴きました。オケはロサンゼルス・フィルです。
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第9番はマーラーの最高傑作にして大変な難曲ですが、それだけに名演も数多くあります。ワルター、クレンペラー、バルビローリ、バーンスタイン、カラヤンなどなど。ドゥダメルの演奏は、それらとかなり異なる部分があり、この曲の好きな人は聴くべきと思います。

一聴して感じたのは、第2・第3楽章がとてつもなく面白いことです。この曲は第1楽章と第4楽章はめちゃくちゃにすばらしい出来だと思いますが、2、3は聴き流してしまうことがほとんどです。これら中間のふたつの楽章は、前後の楽章と比べると旋律の魅力に乏しく、感情移入もしにくいパーツが多いためです。しかしこの演奏では、次々に出てくるソロの調べがいちいち面白く聴こえてきて、一向に飽きません。これは明らかに指揮者の意図によっています。
逆に言うと、ほかにも良い演奏の多い両端楽章の魅力は、それほど際立っているとは言いがたいとも思います。それでも、1楽章半ばの、ホルンとフルートのソロが絡むのを低弦が薄気味悪く支えるあたりは秀逸です。また、4楽章の、バイオリンとチェロが交互に旋律を奏でる部分、ほかの演奏ではお互いに邪魔しないように交代するところで音量をしぼるのが普通ですが、この演奏ではそれぞれがフォルテを維持して自己主張し、それがちゃんと良いバランスを確保して聴こえてくるあたりなどは、際立った解釈で楽しませてくれます。

ひとつひとつのパッセージがとても前向きな気持ちで演奏されている感じを強く受け、さすがに明るいとまでは言いませんが、元気で楽しい演奏になっています。この曲でそんなこと、おかしいだろう、というツッコミが、普通は正しいはずなのですが、おかしいどころか、すばらしい演奏だと思います。指揮者の個性なのか、オケのせいなのか。おそらくは前者の比重が大きいのかなと想像します。レコード芸術の選者のふたりの評論家は、いずれも準特選の評価で、ドゥダメルが若さにまかせて振った演奏で、良い点もあるが、まだまだ、みたいなコメントが見られました。まったく的外れで、指揮者の斬新なセンスやスピードに付いていけていない証しと感じます。

録音がまた独特です。オケのスケール感はすばらしいものがあり、絶品と言えるほどの美しさとは言えませんが、響きも豊かできれいな方です。際立っているのは、ソロがものすごくはっきりと聴こえることで、演奏効果を高めるのに大きく貢献しています。かなりオン気味に聴こえる場合もあるので、マルチマイクだとは思うのですが、自然な音場がしっかり維持されています。ライブ収録されたウォルト・ディズニー・コンサートホールは、サントリーホールを作った日本の会社が作ったワインヤード型で、優れた音響で知られるそうです。確かにすっきりした響きでコテコテとは程遠い響き具合はワインヤード型ならではという気がします。
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ヘレヴェッへのバッハ・カンタータは飛び切りの素晴らしい演奏・録音です [クラシック]

ヘレヴェッへの「バッハ 1723年ライプツィヒ着任初年度のカンタータ集」を買いました。収録されているのは第25、46、105、138番です。
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相変わらずきりっとした中にも暖かみがある、ヘレヴェッへならではの演奏です。それに加えて今回は、録音も飛び切り素晴らしいと思います。もちろんこれまでだって良かったのですが、今回は特に、という意味です。
音の立ち上がり、響き、切れ、エネルギー感、低音から高音までバランスの良く整った感じ、本当に素晴らしいの一言で、CDのフォーマットを限界まで使い切っている気がします。ハイレゾならこれよりももっと良いのかもしれませんが、サラウンドでないなら、わざわざ買い増そうと思わないかもしれない、それほど良くできたCDです。
ベルリンのイエス・キリスト教会での録音とのことです。フィルハーモニーホールができる前はベルリン・フィルの録音の最大拠点だったと思います。ちょっとクールな感じもするけれど、とにかく響きが透明で美しく、よけいな音を聴かされることのない会場だと思います。
こういう名演奏・高音質を聴いてしまうと、ほかのカンタータのディスクはなくても良いかも、と一瞬思ったり、いやいやヘレヴェッヘで全曲聴かなくては、と思ったりします。
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ムルティプラのリアワイパー交換 [クルマ]

ムルティプラのリアワイパーのゴムが切れたので、ebayを通じてイギリスの業者から購入しました。本当はゴムだけで良かったのだけれど、ブレード部分ごとの商品を買いました。送料を含めて2400円ほどでしたので、あまり安くはなりませんでした。フロントワイパーも購入してあり、そちらは1800円ほどと、かなり安上がりでした。
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ナットをひとつ緩めるだけで取り外すことができました。上が古いほう、下が新しいほうで、新しいほうが先端部分のアームが少し長いです。
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交換作業はあっという間に終了しました。その後、またebayを見ていたら、ゴムだけの商品もあったので、次はそれにしようと思います。なぜかムルの関連はイギリスの業者が多く出しています。
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千鳥ヶ淵の桜 [写真、カメラ]

東京の桜が満開になったきのうは、朝から千鳥ヶ淵の桜を撮りにいってきました。曇りがちの天気で、風はなく、、写真を撮るにはわりと良いコンディションでした。前日までは雨の天気予報が出ていたためか、見物客は少なめで、ゆったり撮ることができました。

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久しぶりに訪れた千鳥ヶ淵は、整備されて道幅が広くなり、立派なボート乗り場の上には展望台ができていて、とても見やすくなっていました。宴会をする場所がないのも、写真を撮るには好適です。石垣とお堀の水の取り合わせが最高なのは、言うまでもありません。

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大手私立大学の卒業式が武道館で行われるため、九段下の駅を降りたとたん、晴れ着姿の嵐。ただでさえ混雑する桜の時期に迷惑な、と一瞬思ったのですが、桜の方が早く咲きすぎたんですよね。大学も困ったでしょう。

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桜を美しく保つための募金を集めるテントが出ていました。わずかな寄付をしたら、すてきなアメをもらいました。

それにしても、デジタルはいけません。700枚以上も撮ってしまって、後処理が苦痛です。続きは、またアップします。
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成城の桜 [写真、カメラ]

先週は全然だった成城の桜が咲きました。DP2xの画像はとてもクリアで美しいです。ディスプレイ上で等倍にしても鑑賞できるのは、とてつもなく凄いことだと思います。
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桜は日が差すとすぐに飛ぶし、細部の解像度が必要だし、色も意外と出にくいので、とても撮りにくい花だと思うのですが、フォビオンならうまく撮れそうな気がします。
成城の桜並木は風情豊かな古木が多いので、愛でるには最高なのですが、写真に収めようとしたとたん、電線の映り込みが激しくて苦労します。それより何より、周辺のお家が立派過ぎて、撮れば撮るほど気が滅入ってきます。もう写真を撮りには来ないかも。
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あすは、大混雑を承知で、都内有数の名所に行ってみようかと思っているところです。
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久々に手洗い洗車 [クルマ]

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きょうは花粉もひどくないのでムルティプラを洗車しました。久々に手でやったら、あちこち小傷等はあるものの、まだまだ良いコンディションを保っていると改めて確信。写真は成城の有名なケーキ店前にて。成城のお屋敷街にはすてきな桜並木があるので、見に行ってみたのですが、まださすがに咲いていませんでした。来週末かな。
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N響は放送に限る? ジンマンのマーラー交響曲第7番は佳演でした [クラシック]

以前、「良くわからんへんてこな曲・演奏」だったと書いたジンマン・N響のマーラー交響曲第7番が放送されたのを視聴しました。簡単に言うと、実演よりも良い演奏に聴こえました。

5.1chサラウンド再生で聴くと、とても美しい音の連続で、各楽器のバランスも良いです。それに加えて、実演で聴いた印象以上に緊張感に富んだアンサンブルが聴こえてきました。この辺りはポスプロ段階でお化粧できるものでもないと思うので、ステージ上では、かなり素晴らしい演奏が展開されていた、ということなのでしょう。ただし、それは客席まで届いていなかった、ってわけでしょうか。うーむ。

家での再生では、7番の解釈に苦しむ間もなく、楽しく聴き終えることができました。この曲、かなり好きになってきました。
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XJ→159→アテンザ→0円のムルティプラ [クルマ]

ムルティプラの調子が少々悪くなり、修理するよりは新しいクルマにかえようと考えた結果、「ジャガーXJにしようと思う」と家族に話しました。X350の、革内装とノーブルな外観、エアサスとアルミボディによる乗り味が良いと思ったのです。
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しかし「おじさんくさくて絶対いやだ」と強烈な抵抗にあい、あえなく挫折。では、とアルファ159に転戦を試み、家族を試乗までさせたのですが、今度は私自身が、わざわざムルから乗り換えるには狭く感じてしまいました。セレスピードもあまり好きにはなれませんでした。
それでは、広くて革の内装が良い雰囲気のセダンとなると、マツダ・アテンザかな、と思い返してみると、なかなか良いクルマに思えてきました。安全装備や快適装備は完璧、後部座席の狭い方だけ倒せばチェロケースが入り、家族も皆「これならカッコいい」と言います。
購入を決める寸前まで傾きましたが、結局思いとどまって、ムルティプラにもう少し乗ることにしました。総支払額が300万円を超えるにしては突き抜けた魅力に欠けました。ムルティプラの査定が0円というのも、まだまだ使えるのに、もったいなさ過ぎる気がしました。「ムルに乗る私」と「アテンザに乗る私」では、前者の方が良さげだな、などと妄想したり。

で、ムルの調子が悪いのを直さなくては、と思って試しに乗ると、あれ?再現しません。いったい今回の騒動は何だったのかしら?
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RMEのハイレゾ音源ディスクを2つももらいました [オーディオ]

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オーディオインターフェイスの名機、Fireface400のメーカー・RMEのユーザーアンケートに年末から年始にかけて2回にわたって答えたら、そのつど、ハイレゾ音源の入ったDVD-ROMをもらいました。特に2回目のは沢口音楽工房のすばらしい音楽がたくさん入っていて、大変にお得な気分になりました。

アンケート結果はこんな具合です。
http://synthax.jp/campaign2012-2013_result.html
これにも現れていますが、製品はとても良いと思いますし、テクニカルサポートがさらにすばらしいです。わからないことをメールで問い合わせると、数日で返信をいただけたりします。その上、私のような古いユーザー(製品を買ったのは4年以上も前です)のことも忘れずにいてくれるというのは、とても気持ちのよいものです。

うちのFF400、Firewire接続というやや時代遅れの規格ながら、まだ十分に使える機能・音質で、引き続き気に入って使っています。
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