シグマDP3 Merrill、導入 [写真、カメラ]
DP2xでシグマのフォビオン素子のすごさを知り、DP Merrillシリーズ良いなあ、と思っていたら、DP3M発売に合わせてシグマがキャッシュバックセールをはじめました。これで思い切り背中を押され、買ってしまいましたDP3M。
このカメラ、稀代の珍品になること間違いなしです。中望遠レンズ固定のカメラというのは、私は中判カメラのテレローライくらいしか知りません。汎用性の高い広角側よりも確実に売れないはずなので、そんなの発売するメーカーはなかったのだと思います。リコーだってGRシリーズがヒットした後、GR21は出したけど、望遠側は出さなかったと思います。
こうしたカメラは一台で何でも撮れるはずがなく、ほかのDPシリーズや一眼レフと組み合わせて持ち出すことが前提になります。私の場合も、ひとまずはDP2xとのセットで使おうと考えて入手を決めました。
実際に手にしてみると、DP2xよりもかなり大きく感じます。2xは手のうちに収まるコンパクトカメラですが、DP3Mは手のうちには収まりきれません。買う前は、3Mが良ければ1Mも2Mも欲しいな、と思っていましたが、このサイズを3つも持ち歩くのは、あまりスマートでない気もします。
レンズは50mmF2.8で、35mm判換算で75mmと同等の画角です。最短撮影距離は22.6cmで、1/3倍まで拡大できますが、35mm判換算で言えば1/2倍マクロと同等と言えます。きのうはさっそく花を撮影してみたのですが、それはまた改めて。
コメント 0