シグマの18-35F1.8、試写 [写真、カメラ]
新宿の大手量販店で、シグマが出した世界初のF1.8ズームを試してみました。持っていったKiss X7に付けてみたら、レンズにボディがついているような具合になりました。持った感じも、同じでした。
まず、いくら明るいレンズでも、APS-Cカメラでは本当のところ、どこまでボケが楽しめるのか、逆に、これだけ明るいレンズはペンタミラーではピントがわからないのは間違いないので、AFまかせで使い物になるのか、というのが気になっていました。
ボケ味については、APS-Cでも十分に楽しめると思いました。AFも、ほぼ大丈夫だと思いました。っていうか、5Dに暗めのスクリーンを付けても、そんなにヒット率は高くないですから。
ところがもうひとつ、気になるのは、何やら妙な色ずれが見られたことでした。
品番の「X20」という白い文字、「X」と「2」は青みがかり、「0」は暖色系になっています。何でこんなことになるかな?
一応、シグマのAPS-C向け単焦点、30mmF1.4も試してみました。上のふたつです。これも画像は良い感じですが、それなりに重みを感じるので、使う分には、いっそズームの方が良いかなと思いました。
飛び切りの高画質と評判の、シグマ35mmF1.4も試してみました。上が5D、下がX7です。どちらでも、すばらしいと思いました。
便利なズームがいいか、潔い単焦点か、選ぶならどちらかと考えましたが、結論はまだ出ません。それにしても、このところシグマの勢いはすさまじいです。キヤノンやニコンの純正レンズよりも数が出るから、冒険できるのかしら?楽しみと悩みを増やしてくれます。
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