山手の洋館たち with DP2x(おまけ) [写真、カメラ]
シグマDP2xで撮ると、X3 Fill Lightで遊べるのも楽しみのひとつです。上は普通の画像、下はX3 Fill Lightをけっこう効かせた画像です。
シグマの現像ソフトには、新たにモノクロ専用モードが備わったそうなのですが、メリルか一眼レフしか対応しないとのことです。ケチ。それなら、とキャッシュバックキャンペーンを利用してメリルにいってしまいそうになります。うーむ。
このカットはテーブルの真ん中あたりにある飾りの上に手を伸ばして撮りました。DP2xだとこういう撮影スタイルはごく簡単にできますが、店頭で持ってみた印象では、メリルだと少々大きく重くなって、少し大変かなと思いました。あと、DP2xだとハンドストラップでずっと持っていても全然重くないけれど、メリルだとネックストラップの方が良いように思います。持っていないので正味はわかりませんが。
DP2xは最短撮影距離が28cm。41mmと同様の画角で28cmまで寄れるなら、かなりアップでも撮れるのかと思いましたが、そんなでもありません。純正の専用クローズアップレンズがありましたが、すでに終売。中古もけっこう高いのと、高画質を狙った2枚レンズのため、ちょっと重そうです。しかもケンコーやマルミで言う3番に相当し、撮影距離は20-33cmとなっています。作例を見ても、マクロ好きの私としてはもう少し寄りたいことが多いと考え、マルミの4番を購入しました。これだと撮影距離は17-25cmとなります。価格も安く、軽いのも良いです。
上はカメラ単体で、下はクローズアップレンズを付けて撮りました。
うさぎの置物なども確かクローズアップレンズを付けて撮ったと思います。この場合、オートフォーカスはなかなか合わないので、マニュアルフォーカスを多用しましたが、けっこうしっかりピントが合って使い物になります。画素数の少ないモニターなのにね。あと、マニュアルフォーカス時には拡大表示も使えるのですが、撮影の時には忘れていました。
マクロ大好き人間である私は、もうひとつ、マクロ系アイテムを入手してしまいました。それは、また。
シグマの現像ソフトには、新たにモノクロ専用モードが備わったそうなのですが、メリルか一眼レフしか対応しないとのことです。ケチ。それなら、とキャッシュバックキャンペーンを利用してメリルにいってしまいそうになります。うーむ。
このカットはテーブルの真ん中あたりにある飾りの上に手を伸ばして撮りました。DP2xだとこういう撮影スタイルはごく簡単にできますが、店頭で持ってみた印象では、メリルだと少々大きく重くなって、少し大変かなと思いました。あと、DP2xだとハンドストラップでずっと持っていても全然重くないけれど、メリルだとネックストラップの方が良いように思います。持っていないので正味はわかりませんが。
DP2xは最短撮影距離が28cm。41mmと同様の画角で28cmまで寄れるなら、かなりアップでも撮れるのかと思いましたが、そんなでもありません。純正の専用クローズアップレンズがありましたが、すでに終売。中古もけっこう高いのと、高画質を狙った2枚レンズのため、ちょっと重そうです。しかもケンコーやマルミで言う3番に相当し、撮影距離は20-33cmとなっています。作例を見ても、マクロ好きの私としてはもう少し寄りたいことが多いと考え、マルミの4番を購入しました。これだと撮影距離は17-25cmとなります。価格も安く、軽いのも良いです。
上はカメラ単体で、下はクローズアップレンズを付けて撮りました。
うさぎの置物なども確かクローズアップレンズを付けて撮ったと思います。この場合、オートフォーカスはなかなか合わないので、マニュアルフォーカスを多用しましたが、けっこうしっかりピントが合って使い物になります。画素数の少ないモニターなのにね。あと、マニュアルフォーカス時には拡大表示も使えるのですが、撮影の時には忘れていました。
マクロ大好き人間である私は、もうひとつ、マクロ系アイテムを入手してしまいました。それは、また。
山手の洋館たち with DP2x [写真、カメラ]
横浜・山手の洋館には、当然、シグマDP2xも伴いました。こちらも実質的にはデビュー戦みたいなものです。
EOS5D+サムヤン35mmF1.4と同じようなカットを撮るのですが、こちらの方が空気感をしっかり写しこんでいる印象を受けます。センサーの違いに加え、レンズ性能も効いているのではと感じます。
しかも歩留まりの良さというか、思ったイメージ通りのカットが撮れる確率も、こちらの方がかなり高く、驚かされます。撮影時に手間取ることもなく、快適に撮れました。その理由のひとつは、レンズシャッターにあると思います。手振れ防止機能もないのに、1/15秒なら十分に使い物になります。3、4回に1回程度なら、1/8秒も使えました。しかも高速域も1/2000秒まで使えます。フィルム時代のレンズシャッターはおおむね1/500秒までしかなかったのですが、イメージサークルが小さいおかげでしょうか。
ネット上ではDP2シリーズはISO200までしか使い物にならないとしばしば書かれていますが、私の印象ではISO400までは問題なく使えます。1600は、撮るだけ無駄なほど盛大にノイズが出ます。
画素数は今となっては少ないのですが、A4サイズにプリントする程度なら、十分でした。
コンパクトなので、テーブルの小物の上にカメラを持った手を突き出して撮る、といった一眼レフには難しい技も、とても簡単にできます。冒頭のカットなどはそうやって撮りました。多くなったので、続きはまた。
EOS5D+サムヤン35mmF1.4と同じようなカットを撮るのですが、こちらの方が空気感をしっかり写しこんでいる印象を受けます。センサーの違いに加え、レンズ性能も効いているのではと感じます。
しかも歩留まりの良さというか、思ったイメージ通りのカットが撮れる確率も、こちらの方がかなり高く、驚かされます。撮影時に手間取ることもなく、快適に撮れました。その理由のひとつは、レンズシャッターにあると思います。手振れ防止機能もないのに、1/15秒なら十分に使い物になります。3、4回に1回程度なら、1/8秒も使えました。しかも高速域も1/2000秒まで使えます。フィルム時代のレンズシャッターはおおむね1/500秒までしかなかったのですが、イメージサークルが小さいおかげでしょうか。
ネット上ではDP2シリーズはISO200までしか使い物にならないとしばしば書かれていますが、私の印象ではISO400までは問題なく使えます。1600は、撮るだけ無駄なほど盛大にノイズが出ます。
画素数は今となっては少ないのですが、A4サイズにプリントする程度なら、十分でした。
コンパクトなので、テーブルの小物の上にカメラを持った手を突き出して撮る、といった一眼レフには難しい技も、とても簡単にできます。冒頭のカットなどはそうやって撮りました。多くなったので、続きはまた。
山手の洋館たち [写真、カメラ]
きのうは横浜・山手の洋館に行ってきました。ささきさんのブログによく登場するので、一度、行ってみなくてはと思っていました。サムヤン35mmF1.4にとってはデビュー戦となりました。
洋館はいくつもあり、それぞれすてきなたたずまいの飾り付けがされています。入館は無料ですが、維持管理のための寄付を受け付けていました。ほとんどのカットをF1.4で撮ったと思いますが、画像データには記録されません。
このレンズを使っていると、露出がややオーバーになりやすいようです。測光方式も、こういうレンズの場合にどうなっているのかわかりません。だいたい、1段くらいアンダーにして撮りました。
このステンドグラスの戸はどなたかのカメラマンの作例で拝見したことがあります。
こういう、主題が景色から浮き立つ感じが35mmF1.4の醍醐味のひとつだと思います。
ハイライトが少しにじむのも、好きです。このレンズの描写性能は、一級品だと思います。
EOS Kiss X4と比べると、EOS 5Dの色は転びやすいと思います。旧型なりのウイークポイントでしょう。でも、RAWで撮っているので、ちゃんと調整すれば大丈夫です。
とてもすてきな撮影行を楽しむことができました。外国人墓地は、2月は閉まっているようで、入れませんでした。
洋館はいくつもあり、それぞれすてきなたたずまいの飾り付けがされています。入館は無料ですが、維持管理のための寄付を受け付けていました。ほとんどのカットをF1.4で撮ったと思いますが、画像データには記録されません。
このレンズを使っていると、露出がややオーバーになりやすいようです。測光方式も、こういうレンズの場合にどうなっているのかわかりません。だいたい、1段くらいアンダーにして撮りました。
このステンドグラスの戸はどなたかのカメラマンの作例で拝見したことがあります。
こういう、主題が景色から浮き立つ感じが35mmF1.4の醍醐味のひとつだと思います。
ハイライトが少しにじむのも、好きです。このレンズの描写性能は、一級品だと思います。
EOS Kiss X4と比べると、EOS 5Dの色は転びやすいと思います。旧型なりのウイークポイントでしょう。でも、RAWで撮っているので、ちゃんと調整すれば大丈夫です。
とてもすてきな撮影行を楽しむことができました。外国人墓地は、2月は閉まっているようで、入れませんでした。
SAMYANG 35mm F1.4 Aspherical IF、導入しました [写真、カメラ]
サムヤン(Samyang、三洋)のレンズを手に入れました。35mmF1.4というスペックで39800円程度で新品が売られているレンズは、これだけだと思います。もっとも、フォーカスはマニュアル、絞りも手動です。
先日も書いたように、同スペックにはたくさんの選択肢があります。遊ぶだけのためなら、一番安いので良いや、と思った次第ですが、ほかにも理由はあります。
・光学性能はかなり良いという評価が海外のサイトなどであること。
・非球面レンズに加えて、低分散ガラス?らしき高性能ガラスのレンズを2枚使っていること。
・開放のボケ味を楽しむにはマニュアルフォーカスの方が使い勝手が良い場合もあること。
・さらに、サイズがライバルよりも大きいことも、性能につながっているのではと思いました。
比べてみると、
キヤノンのLレンズは直径79mm、長さ88mm
シグマの最新型は直径77mm、長さ94mm
カール・ツァイスは直径78mm、長さ95.6mm(ニコン用)
対するサムヤンは直径83mm、長さ111.5mm。
サムヤンは太さもさることながら、明らかに長く、営業上は不利なはずです。光学性能を追求した結果でなければ、こんなサイズにはしないだろう、と勝手に思いました。
あとは、ネタとしてなかなか良いと思ったことも事実です。。。。。
実際に使ってみると、
・フォーカスリングの部分はモーター等がないせいか、けっこう細身で持ちやすい。
・フォーカスリングの操作感はとても良い。
・開放から数段くらいしか使う気がないので、手動絞りも駄目というほどのことではない。
・フードが大きくて良い。
など、なかなか良いです。きょうは撮影しに出かけました。結果は、また。
クルマは趣味の道具なのだから [クルマ]
趣味の道具として最大限楽しもうと思えば、古い車でも別に良いのです。
生まれ年のアルファとかジャガーといった手も、あるんだけどな、などという思いが頭をよぎったりもします。
画像は最近、某所にて拝見したすてきな一台です。再塗装されたそうですが、趣味の良さに感心しました。
生まれ年のアルファとかジャガーといった手も、あるんだけどな、などという思いが頭をよぎったりもします。
画像は最近、某所にて拝見したすてきな一台です。再塗装されたそうですが、趣味の良さに感心しました。
アルファ159セレスピードに試乗させてもらいました [クルマ]
ムルティプラの次のクルマの有力候補のひとつ、アルファロメオの159に初めて試乗しました。新車の頃はまったく眼中になかったので、試乗したことがなかったのです。
(CG誌を写してみました)
自宅からそう遠くないところに正規ディーラーや販売店が複数あるのですが、「保険をかけてないので試乗できない」「売り物である中古車のメーターの数字を増やすわけにいかない」など、ヘリクツとしか思えない理由で試乗させてもらえないのです。ハンコ持ってきて、付く寸前だったら乗っても良いです、なんてのたまう店では、絶対に買うものか、などと心の中で毒づいていましたが、何せ独自の操作感覚とされるセレスピードに触ったことすらないので、乗ってみないことには候補になりうるかどうかすらわからない状態でした。
今回は自宅から車で1時間以上も離れた中古車販売店で試乗させてもらいました。確かに事故のリスクはあるけれど、乗ってみないとわからないものだからね、と店の方。同感です。ありがとう。
試乗させてもらったのは、2.2Lのセレスピード、走行距離1.6万キロの状態の良い個体でした。上位の3.2Lよりもこちらが良いという、元パイロット・清水さんの論評を読んだためです。初めてのセレスピードにまごつかないよう、丁寧に教えていただいた上でハンドルをにぎりました。
(良い点)
・エンジンのアイドリング音は少しきこえるが、室内は極めて静か。アイドリング時の振動も伝わってこない。
・セレスピードは、ほんの少しなじめば、全然問題なく使える。うわさの1速→2速の変速ショックは、1速でほんの少し動いた後にアクセルを少しゆるめ、パドルかレバーでチェンジすればとてもスムーズに移行する。私程度の腕前なら、クラッチありのMTよりもむしろ滑らかかもしれない。
・身長178cmの私が前席の位置決めをしたうえでも、後部座席には何とかちゃんと座れるだけのスペースがある。窓の傾斜はジュリエッタでは非常にきつくて圧迫感があったが、159は私としては許容範囲。
・エンジンの音は、ふかしても小さめ。ファンからは「静かになった」と評判が悪いようだが、アルファ初心者からすれば、高回転域の音質はかなり良い。
・FFながら前に引っ張られるいやな感じがない点はアテンザと大きく異なる。ジャガーやBMWのように明確なFRともまた違う、独特の感覚。
・乗り心地は硬めといえば硬めだけれど、不愉快ではない。すごく良い、というわけでもない。
(悪い点)
・路面のわだちに前輪をとられやすい。これはジュリエッタでも感じたので、FFアルファの特徴なのかもしれない。路面の情報が多いといえば誉め言葉になるが、愉快とはいえない。
・後方視界悪すぎ。バックでの車庫入れにはとても気を使いそう。妻にはもしかすると無理かもしれない。
良い点は多く見つかったが、文句なしの魅力にあふれているというわけではなかった。一方、悪い点は多くないが、けっこうインパクトのある内容だ。ムルティプラを下取りしてもらうと、思っているよりもけっこう値段が付くこともわかった。家庭の事情が許せば、そう遠くなく新機種を導入する可能性もあるのですが、どうなりますやら。長文失礼。
(CG誌を写してみました)
自宅からそう遠くないところに正規ディーラーや販売店が複数あるのですが、「保険をかけてないので試乗できない」「売り物である中古車のメーターの数字を増やすわけにいかない」など、ヘリクツとしか思えない理由で試乗させてもらえないのです。ハンコ持ってきて、付く寸前だったら乗っても良いです、なんてのたまう店では、絶対に買うものか、などと心の中で毒づいていましたが、何せ独自の操作感覚とされるセレスピードに触ったことすらないので、乗ってみないことには候補になりうるかどうかすらわからない状態でした。
今回は自宅から車で1時間以上も離れた中古車販売店で試乗させてもらいました。確かに事故のリスクはあるけれど、乗ってみないとわからないものだからね、と店の方。同感です。ありがとう。
試乗させてもらったのは、2.2Lのセレスピード、走行距離1.6万キロの状態の良い個体でした。上位の3.2Lよりもこちらが良いという、元パイロット・清水さんの論評を読んだためです。初めてのセレスピードにまごつかないよう、丁寧に教えていただいた上でハンドルをにぎりました。
(良い点)
・エンジンのアイドリング音は少しきこえるが、室内は極めて静か。アイドリング時の振動も伝わってこない。
・セレスピードは、ほんの少しなじめば、全然問題なく使える。うわさの1速→2速の変速ショックは、1速でほんの少し動いた後にアクセルを少しゆるめ、パドルかレバーでチェンジすればとてもスムーズに移行する。私程度の腕前なら、クラッチありのMTよりもむしろ滑らかかもしれない。
・身長178cmの私が前席の位置決めをしたうえでも、後部座席には何とかちゃんと座れるだけのスペースがある。窓の傾斜はジュリエッタでは非常にきつくて圧迫感があったが、159は私としては許容範囲。
・エンジンの音は、ふかしても小さめ。ファンからは「静かになった」と評判が悪いようだが、アルファ初心者からすれば、高回転域の音質はかなり良い。
・FFながら前に引っ張られるいやな感じがない点はアテンザと大きく異なる。ジャガーやBMWのように明確なFRともまた違う、独特の感覚。
・乗り心地は硬めといえば硬めだけれど、不愉快ではない。すごく良い、というわけでもない。
(悪い点)
・路面のわだちに前輪をとられやすい。これはジュリエッタでも感じたので、FFアルファの特徴なのかもしれない。路面の情報が多いといえば誉め言葉になるが、愉快とはいえない。
・後方視界悪すぎ。バックでの車庫入れにはとても気を使いそう。妻にはもしかすると無理かもしれない。
良い点は多く見つかったが、文句なしの魅力にあふれているというわけではなかった。一方、悪い点は多くないが、けっこうインパクトのある内容だ。ムルティプラを下取りしてもらうと、思っているよりもけっこう値段が付くこともわかった。家庭の事情が許せば、そう遠くなく新機種を導入する可能性もあるのですが、どうなりますやら。長文失礼。
フルサイズの楽しみ EOS 5D再び [写真、カメラ]
カメラ熱が復活したら、フルサイズセンサーの一眼レフが再び欲しくなりました。ボディだけで言うとニコンD800が良いと思いましたが、高いし、レンズも持っていません。キヤノンなら5Dシリーズと軽量の6Dもあるのですが、結局、一番安くなっているEOS 5Dを再び入手しました。
16000回程度のショット数の外観のきれいな個体で、約5万円でした。入れ替わりでkiss X4とダブルズームを放出したのですが、画像の通し番号から見て、ショット数がわずか3000台だったのには驚きました。このブログでも、X4にして以降、ほとんど写真関係をアップしていません。写真熱、カメラ熱がさめていた時期ということに加え、やはり趣味で撮る道具ではなかったのではないかと思いました。
以前から思っていることですが、カメラの醍醐味のひとつがマクロ撮影、もうひとつが大口径レンズのボケ味だと思います。中でも35mmF1.4(妥協してF2も)は、ファインダー像をのぞいているだけで至福を味わうことができます。一時期、何かに憑かれたように機材をとっかえひっかえしたことがあり、キヤノンのF1.4L、F2、ヤシカ・コンタックスのディスタゴンF1.4、ミノルタのF1.4などを使ったことがあります。いずれも名レンズだと思います。
またその世界を味わいたいと物色していますが、キヤノンの2本と新しいF2 IS、マウントアダプターでヤシコン、コシナ・ツァイスのF1.4とF2、シグマの新しいF1.4、さらにはMF・手動絞りながら光学性能は高いと言われる韓国サムヤンのF1.4まであって、どうしたものかと思っているところです。
とりあえず、評判が良く、思い切り安いEF50mmF1.8を買って付けました。ギコギコひどいモーター音ですが、50mmはあまり使わないので、これでひとまず十分です。それから新宿のサービスセンターにいってセンサー清掃をしてもらい、スクリーンをピントの山がわかりやすいEe-Sに交換しました。予備バッテリーもサードパーティー製なら1000円ほどで買えました。準備万端、さて、何を撮りにいこうか。
ちなみに画像はDP2xの等倍です。
X3 Fill Lightの効用 [写真、カメラ]
シグマの現像ソフト、SIGMA Photo Proには、X3 Fill Lightというパラメーターがあり、露出やコントラストなどと同様にスライダーでいじることができます。それをやると、こんな独特の画像ができあがります。これはけっこういじり甲斐があるかも。
ただし、この現像ソフトはときどきエラーが出て止まってしまうのが困りものです。
秀逸なマックのスクリーンセーバー [コンピューター]
マックのスクリーンセーバーは本当に秀逸だと思います。先日眺めていたら、iTunesに登録したアルバムジャケットが次々に表示されるものがあるのを知りました。これ、いつからあるのか知りませんが、とても楽しげで良いです。しかも画面に出てきたアルバムをクリックすると、再生できます。ユーザーの気持ちが良くわかっているなと思います。
ほかにも、指定した画像データを額縁に入れて美術館の回廊を歩くように見せてくれるのとかもあり、感心します。
ウインドウズにこういうのないかな、と少しフリーソフトなどを検索しましたが、わかりませんでした。
DP2xの色のり、切れ、ボケ味 [写真、カメラ]
DP2xはRAWで撮って現像するので、厳密に撮ったままのJpeg画像とはなりません。でも、あまり調整しなくても、とても色乗りの良い画像ができます。
レンズ描写はとても線が細く(ほめ言葉です)、シャープです。解像度も高いと思います。
ボケ味もとても素直で、好ましいと思います。何気ないものを、つい撮ってしまいます。
と、DP2x生活を始めたばかりなのですが、ほかにも導入したものが。。。それは、また。
レンズ描写はとても線が細く(ほめ言葉です)、シャープです。解像度も高いと思います。
ボケ味もとても素直で、好ましいと思います。何気ないものを、つい撮ってしまいます。
と、DP2x生活を始めたばかりなのですが、ほかにも導入したものが。。。それは、また。
Foveonと高性能レンズが生み出す画像にびっくり [写真、カメラ]
シグマDP2シリーズと言えば、Foveon X3センサーと専用設計の24.2mmF2.8レンズ(フルサイズ換算41mmほど)の素晴らしさに定評があるところです。実際に試してみて、噂通りの魅力的な画像に驚かされました。
上は多摩川で取った画像を見目良い感じに切り出したもの。下は同じ画像の一部の等倍画像です。
こちらは、上はノートリミング、下は同じ画像からの等倍画像です。いずれもRAWで撮って現像しました。
これまで、EOSなどの画像で等倍をそのまま出せると思ったことはありませんでした。しかしDP2xなら、ネット上であれば等倍が実用になります。センサー形式の勝利なのではないかと想像します。一方、レンズもとても繊細な描写をするなあと感心しますが、それはまた、別途。
上は多摩川で取った画像を見目良い感じに切り出したもの。下は同じ画像の一部の等倍画像です。
こちらは、上はノートリミング、下は同じ画像からの等倍画像です。いずれもRAWで撮って現像しました。
これまで、EOSなどの画像で等倍をそのまま出せると思ったことはありませんでした。しかしDP2xなら、ネット上であれば等倍が実用になります。センサー形式の勝利なのではないかと想像します。一方、レンズもとても繊細な描写をするなあと感心しますが、それはまた、別途。
今頃ですが、シグマDP2xを導入 [写真、カメラ]
しばらく収まっていた写真熱と写真機熱がむくむくと起きてきました。以前から気になっていたシグマのDP2シリーズが生産終了になっているのを知り、中古で入手してしまいました。
入手した個体にはフードアダプターが付属するのに加え、リチャード・フラニエックというブランドの後付けのグリップが付いています。おかげでとても持ちやすくて便利ですし、アルミ削りだしの感触も良いです。ただ、これももう新品は在庫切れになっているようです。フードアダプターはかさばるのですが、レンズをどこかにぶつけるリスクが減るので、常時つけています。このため、手前の46mmのレンズキャップを後から買いました。
本体で260gしかないので、ネックストラップでなくてハンドストラップにしました。非常に軽快に持ち歩け、すばらしいコンパクトカメラです。
詳しいインプレは、(知りたい人が今頃いるのかわかりませんが)また別途。
入手した個体にはフードアダプターが付属するのに加え、リチャード・フラニエックというブランドの後付けのグリップが付いています。おかげでとても持ちやすくて便利ですし、アルミ削りだしの感触も良いです。ただ、これももう新品は在庫切れになっているようです。フードアダプターはかさばるのですが、レンズをどこかにぶつけるリスクが減るので、常時つけています。このため、手前の46mmのレンズキャップを後から買いました。
本体で260gしかないので、ネックストラップでなくてハンドストラップにしました。非常に軽快に持ち歩け、すばらしいコンパクトカメラです。
詳しいインプレは、(知りたい人が今頃いるのかわかりませんが)また別途。
エヴァ・マリアさんの「ワルキューレ」は日曜早朝の放送です [クラシック]
去年11月に聴いてすばらしかったワーグナー「ワルキューレ」第1幕が、27日(日)午前6時からBSで放送されます。私が聴いたよりも1日前の演奏ですが、録画して聴く価値は大いにあると思いますよ。
改めて思い返しても、ジークリンデ役のエヴァ・マリア・ウェストブレークさんの歌が本当にすばらしかったと思います。N響の、でも、デ・ワールトの、でもなく、エヴァ・マリアさんの「ワルキューレ」でした。
改めて思い返しても、ジークリンデ役のエヴァ・マリア・ウェストブレークさんの歌が本当にすばらしかったと思います。N響の、でも、デ・ワールトの、でもなく、エヴァ・マリアさんの「ワルキューレ」でした。
チェロ、快調です [チェロ]
はがれを直してもらったチェロは10日ほど前に帰ってきました。しっかり直してもらいました。以前と比べて中低域の響きがしっかりして音量も大きくなったようです。あとは練習するばかり、なんですが、いろいろと雑事にかまけて練習のペースが落ちています。最近は先生から練習曲にマルをもらうのも、ほとんどおめこぼしいただいている感じで、情けないものがあります。
iPhone4S用アンプのGo-Dap4.0も修理してもらって帰ってきました。パワーがあるのと、中低音がしっかりするので、単体よりは良い音と思い、通勤時に使っています。ただ、ボリュームつまみが折れやすいのは欠点だとわかりました。それから、iphoneの電池が切れたらアンプ側から充電できるというのが売りのひとつになっている商品のはずですが、実際にやってみるとアンプ側が恐ろしく早く消耗してしまい、あくまでも緊急避難的な使い方と思いました。
一方、サンスイのパワーアンプB-2013が、2度目の修理から帰ってきました。右チャンネルのリレーを交換し、パワーアンプ回路のハンダ付けを補修し、ボリュームのクリーニングをしてもらったとのことで、右チャンネルがかすれる問題は完全に解決しました。ただ、以前サンスイを置いていた部屋にはすでに真空管アンプがあり、手狭な場所なので小さいほうが良いかなと思っています。つまりサンスイ君には活躍の場所がないんです。手放すには惜しいし、どうしたものやら。
iPhone4S用アンプのGo-Dap4.0も修理してもらって帰ってきました。パワーがあるのと、中低音がしっかりするので、単体よりは良い音と思い、通勤時に使っています。ただ、ボリュームつまみが折れやすいのは欠点だとわかりました。それから、iphoneの電池が切れたらアンプ側から充電できるというのが売りのひとつになっている商品のはずですが、実際にやってみるとアンプ側が恐ろしく早く消耗してしまい、あくまでも緊急避難的な使い方と思いました。
一方、サンスイのパワーアンプB-2013が、2度目の修理から帰ってきました。右チャンネルのリレーを交換し、パワーアンプ回路のハンダ付けを補修し、ボリュームのクリーニングをしてもらったとのことで、右チャンネルがかすれる問題は完全に解決しました。ただ、以前サンスイを置いていた部屋にはすでに真空管アンプがあり、手狭な場所なので小さいほうが良いかなと思っています。つまりサンスイ君には活躍の場所がないんです。手放すには惜しいし、どうしたものやら。
プジョー208、かなり良かったんだけど [クルマ]
プジョーの新型、208に試乗してきました。このところ主に広くて大きいクルマ試乗してきたのですが、きびきび走るやつも良いのではと。
パッケージングは秀逸でした。4m未満のボディなのに、178cmの私が運転席のシートポジションを決めて後ろに移っても、しっかり座れました。特に前の座席の背中側をえぐったことで、後部座席の人のひざがきれいに収まるようになっていたのには感心しました。また、後部座席の真ん中も小柄な人ならちゃんと座れる作りで、この点はアテンザよりも良いと思いました。大柄な人も座れますが、横幅は当然苦しい上、ヘッドレストの高さが足りません。
走ると、乗り心地はよく、身のこなしは軽やかに思いました。話題の小径ハンドルはとても使い勝手が良く、気に入りました。試乗したのは1.6リットルのNAエンジンを積む4ドアのシエロでしたが、パワーは必要十分でした。
しかし、ATには納得できませんでした。キックダウンまでのタイムラグが大きい上、スピードが上がってアクセルを抜いたときになかなか上のギアに上がりません。このためにきびきび感が大幅に損なわれています。実は、ムルティプラを買ったときの競合相手はプジョー307SWだったのですが、このときもATがダメでした。とにかくぎくしゃくした動きでお話にならない不出来なATでした。この不満を乗り越えるほどのほかの魅力を208が備えているという印象はありませんでした。
208にはエコで話題の3気筒エンジンもありますが、現状は3ドアでMT仕様のみです。私はドアは4枚必要で、どちらかというと次はクラッチレスがいいのです。雑誌記事だとそのうち4ドアのATが新型に置き換わるという情報もありました。いつのことになるのでしょうか。
ジンマン・N響のマーラー交響曲第7番 [クラシック]
先週末、ジンマン指揮N響のマーラー交響曲第7番をNHKホールで聴きました。ジンマンの録音は好きなので、期待して行きましたが、複雑な印象の演奏会でした。
ネット上であちこちのブログに書かれているように、金管が大事なソロを次々と外した点は興ざめでした。でも、個々のシーンを思い返すと、金管だっておおむね良い音でがんばっていたし、木管はとても良く、弦セクションも打楽器もきっちり演奏していたように思います。ジンマンが時折第一ヴァイオリンの方を向いて、たっぷり歌ってね、みたいな指示を与えているのが見え、マロさんはじめよく応えていたと思います。
この曲の実演は初めて聴きましたが、けっこう聴きどころの多い面白い曲だと思いました。管によるリズムの刻み方やつなぎつなぎメロディを作っていく感じなど、さまざまな実験が行われ、成功していると思いました。
にもかかわらず、聴き終わった感想は、何だか良くわからんへんてこな曲・演奏だったなあ、てなもんでした。特に終楽章はどんちゃかどんちゃか激しい部分が続くのですが、それがいっこうに心地よくなく、終わった直後には多くの団員が肩で息をしていた気がしました。
それまでの暗めの曲調から一変するこの終楽章は、違和感の大きさから「闘争から勝利へという交響曲の歴史が終わったことをパロディ化したもの」なんていう解釈もあるそうです。マーラー自身がこれについて何か言ったことがあるかどうか知らないのですが、また、マーラーならそういうことをやりかねないとも思うのですが、聴く方がそんな難しいことを考えなくても良いのでは、と思います。確かに意味づけを理解しようと思うととても難解ですが、そんなこと言ったら、村上春樹さんの小説なんて、ねじまき鳥だって、1Q84だって、合理的な意味づけなんてできないというか、できないようにたくらまれていると思います。でも、面白い。それが大切なことでしょう。
で、何がいけなかったのだろうと考えながら、同じジンマンがチューリヒ・トーンハレ管を振ったSACDを聴いていると、最大の違いはホールの音響ではないかなあと思います。禁じ手の結論でしょうか。でも、マーラーの演奏で音響は極めて重要だと思います。弦も頑張っていたと書きましたが、藤森さんはじめチェロの音はほとんど埋もれて聴き取れないくらいでした。あれでは演奏するほうもつらいと思います。
ジンマンのSACDはマルチチャンネルで収録されており、これを聴いていると実演よりもはるかに心地よい音がし、終楽章の解釈なんぞ考えなくても浸りきることができます。しかし、高い金払って実演に行く意味が半減してしまいますな。N響、次はサントリーホールで聴こうかな。
ネット上であちこちのブログに書かれているように、金管が大事なソロを次々と外した点は興ざめでした。でも、個々のシーンを思い返すと、金管だっておおむね良い音でがんばっていたし、木管はとても良く、弦セクションも打楽器もきっちり演奏していたように思います。ジンマンが時折第一ヴァイオリンの方を向いて、たっぷり歌ってね、みたいな指示を与えているのが見え、マロさんはじめよく応えていたと思います。
この曲の実演は初めて聴きましたが、けっこう聴きどころの多い面白い曲だと思いました。管によるリズムの刻み方やつなぎつなぎメロディを作っていく感じなど、さまざまな実験が行われ、成功していると思いました。
にもかかわらず、聴き終わった感想は、何だか良くわからんへんてこな曲・演奏だったなあ、てなもんでした。特に終楽章はどんちゃかどんちゃか激しい部分が続くのですが、それがいっこうに心地よくなく、終わった直後には多くの団員が肩で息をしていた気がしました。
それまでの暗めの曲調から一変するこの終楽章は、違和感の大きさから「闘争から勝利へという交響曲の歴史が終わったことをパロディ化したもの」なんていう解釈もあるそうです。マーラー自身がこれについて何か言ったことがあるかどうか知らないのですが、また、マーラーならそういうことをやりかねないとも思うのですが、聴く方がそんな難しいことを考えなくても良いのでは、と思います。確かに意味づけを理解しようと思うととても難解ですが、そんなこと言ったら、村上春樹さんの小説なんて、ねじまき鳥だって、1Q84だって、合理的な意味づけなんてできないというか、できないようにたくらまれていると思います。でも、面白い。それが大切なことでしょう。
で、何がいけなかったのだろうと考えながら、同じジンマンがチューリヒ・トーンハレ管を振ったSACDを聴いていると、最大の違いはホールの音響ではないかなあと思います。禁じ手の結論でしょうか。でも、マーラーの演奏で音響は極めて重要だと思います。弦も頑張っていたと書きましたが、藤森さんはじめチェロの音はほとんど埋もれて聴き取れないくらいでした。あれでは演奏するほうもつらいと思います。
ジンマンのSACDはマルチチャンネルで収録されており、これを聴いていると実演よりもはるかに心地よい音がし、終楽章の解釈なんぞ考えなくても浸りきることができます。しかし、高い金払って実演に行く意味が半減してしまいますな。N響、次はサントリーホールで聴こうかな。
チェロは簡単に治るそうでほっとしました。 [チェロ]
チェロを近くの専門店に持っていって見てもらいました。
工房の方がしばらくあっちをコンコン、こっちをコンコンして調べた結果、やはりはがれていました。ただしチェロは数年に一度くらいははがれるそうで、別に珍しかったり深刻だったりという事態ではないそうです。なーんだ。できれば半年に一度くらい点検しておくと、ひどくはがれることなく済ませられるそうです。修理は半日ほどででき、費用も1500円ですむそうです。ひとまず良かった良かった。
私は以前に紹介した自作置き台にのせておいたのですが、別の楽器店の方によると、乾燥する冬場などは、ケースに入れておいた方が温度・湿度の変化がなくて良いそうです。これからはそうしようかな。
あと、チェロの先生によると、やはりはがれはよく起きることで、気にせず弾いている剛の者もいるそうです。症状が悪化しないか心配で、とてもそんなことはできませんでしたね、私には。
実は、ほかにも壊れたものがあります。iPhone4S用のアンプ、Go-Dap Unit4.0が届いたのですが、ボリュームつまみが根元からぽきっと折れてしまいました。別に力もかけていないので、驚きました。このままでは使いようがなく、修理せざるを得ません。
あと、サンスイのアンプも、年末のメンテナンス後にもう一度具合がおかしくなったので、修理に出しています。もうすぐ戻ってくるはずです。
新年から、いろいろあります。
工房の方がしばらくあっちをコンコン、こっちをコンコンして調べた結果、やはりはがれていました。ただしチェロは数年に一度くらいははがれるそうで、別に珍しかったり深刻だったりという事態ではないそうです。なーんだ。できれば半年に一度くらい点検しておくと、ひどくはがれることなく済ませられるそうです。修理は半日ほどででき、費用も1500円ですむそうです。ひとまず良かった良かった。
私は以前に紹介した自作置き台にのせておいたのですが、別の楽器店の方によると、乾燥する冬場などは、ケースに入れておいた方が温度・湿度の変化がなくて良いそうです。これからはそうしようかな。
あと、チェロの先生によると、やはりはがれはよく起きることで、気にせず弾いている剛の者もいるそうです。症状が悪化しないか心配で、とてもそんなことはできませんでしたね、私には。
実は、ほかにも壊れたものがあります。iPhone4S用のアンプ、Go-Dap Unit4.0が届いたのですが、ボリュームつまみが根元からぽきっと折れてしまいました。別に力もかけていないので、驚きました。このままでは使いようがなく、修理せざるを得ません。
あと、サンスイのアンプも、年末のメンテナンス後にもう一度具合がおかしくなったので、修理に出しています。もうすぐ戻ってくるはずです。
新年から、いろいろあります。
チェロの具合が悪いです [チェロ]
練習しようと、きのう、チェロの音合わせをしていたら、高弦2つのときにビリビリ変な音がしました。よく見てみたら、下の方の、表板と横板のつなぎ目がはがれているようです。板自体が割れていると、さらに重症ですが、そうは見えません。
寒さや乾燥のせいでなったのでしょうか。去年の冬は大丈夫だったのですが、ことしの方がも少し寒いところに置いていたせいかもしれません。ケースにしまっておいたほうが良かったのかな、とか、後悔しきりです。
正月とあって近所の専門店も休みで、まだ修理に出せていません。いったいいくらくらいかかるものかしら。「はがれ」の修理はネットで見ると、安くて1500円、とか、最低でも7350円とかになっています。うーむ。新年最初の書き込みがこれになるとは。練習もできないし、早く直してあげなくては。ごめんな、カルロスくん。(いま、適当に命名)
寒さや乾燥のせいでなったのでしょうか。去年の冬は大丈夫だったのですが、ことしの方がも少し寒いところに置いていたせいかもしれません。ケースにしまっておいたほうが良かったのかな、とか、後悔しきりです。
正月とあって近所の専門店も休みで、まだ修理に出せていません。いったいいくらくらいかかるものかしら。「はがれ」の修理はネットで見ると、安くて1500円、とか、最低でも7350円とかになっています。うーむ。新年最初の書き込みがこれになるとは。練習もできないし、早く直してあげなくては。ごめんな、カルロスくん。(いま、適当に命名)
レンジローバー2nd、新型アテンザ、チンクエチェント、ジャガーXJ3.5 [クルマ]
わが家のフィアット・ムルティプラは来年春で10年になります。相変わらず良い車で5人家族にはとても便利なのですが、そろそろ飽きてきたのも確かです。で、いろいろと次期機種を物色し続けています。以前、BMW328i、カムリハイブリッド、ジャガーXJ、アルファロメオ・ジュリエッタに試乗したことを書きました。その後乗ってみた車について。
フィアット・チンクエチェントは、移動時の助手席のみでハンドルは握りませんでしたが、2ペダルMTがセレスピードよりも良くなっていることがわかりました。ただしわが家向けには小さ過ぎます。
プラスチックに囲まれているよりは木と革の内装が良いなあ、革も暗いビジネスチックな色よりは明るめの色が良いなあと考えているのですが、そうなると選択肢はかなり少ないのが実情です。そのひとつ、レンジローバーの2ndに試乗したところ、確かに内装は良く、レンジらしいゆったりとした乗り味も良かったです。しかしちょっと上下左右に大きすぎる気がして、好みとは言えず、妻に至ってはとても運転できないと思いました。燃費も悪いようですし、圏外。
マツダ・アテンザはとても良くできた車でした。ディーゼルは評判通り力強く、おおむね静かでしたが、アイドリング時のみディーゼルらしい音が気になりました。外観のデザインはとても流麗ですてきだと思う反面、無駄に大きい印象を受けました。全長4.8mもあるのですから当然かもしれませんが、何か芸がない気がしました。車内も無駄に広い感じは同じで、付加価値とは感じませんでした。
ジャガーXJは、以前とは別の中古車屋さんでも試乗させてもらいました。以前は4.2リットルエンジンでしたが、今度はちょっとだけ小さい3.5リットルでした。実際のボディは5メートル超の全長に1900ミリの横幅で極めて大きいのですが、運転するととてもきびきびと動き、ふた回りくらい小さい車を操っているように感じます。軽いアルミボディのおかげでしょうか。エアサスによる乗り心地も最高に良いです。エンジンパワーは十分にあるので、動作は滑らかかつスムーズで、ジェントルな運転を心がけてもイライラさせられることはありません。この操縦感覚はほかの車では全く感じたことのない独特なもので、大変に魅力的です。エンジンはトルクがしっかりしている4.2の方が好みに思いましたが、個体差かも知れません。ネックは大き過ぎて妻の説得が大変そうなことと、ダッシュボードのモニターでエアコンなどを制御しているため、社外オーディオを取り付けにくいことです。
ほかの候補で言うと、アルファロメオ159か、そのスポーツワゴンなのですが、まだ試乗する機会がありません。聞くところでは車重が重くてスポーティでないそうです。また、後部座席がわりと狭いのもちょっと残念です。もっともこれは、今のムルティプラと比べるとどんな車もそうですが。
来年の今頃は、11年目のムルティプラと一緒にいるのか、それとも交代しているのかしら、などと思う年の瀬です。
フィアット・チンクエチェントは、移動時の助手席のみでハンドルは握りませんでしたが、2ペダルMTがセレスピードよりも良くなっていることがわかりました。ただしわが家向けには小さ過ぎます。
プラスチックに囲まれているよりは木と革の内装が良いなあ、革も暗いビジネスチックな色よりは明るめの色が良いなあと考えているのですが、そうなると選択肢はかなり少ないのが実情です。そのひとつ、レンジローバーの2ndに試乗したところ、確かに内装は良く、レンジらしいゆったりとした乗り味も良かったです。しかしちょっと上下左右に大きすぎる気がして、好みとは言えず、妻に至ってはとても運転できないと思いました。燃費も悪いようですし、圏外。
マツダ・アテンザはとても良くできた車でした。ディーゼルは評判通り力強く、おおむね静かでしたが、アイドリング時のみディーゼルらしい音が気になりました。外観のデザインはとても流麗ですてきだと思う反面、無駄に大きい印象を受けました。全長4.8mもあるのですから当然かもしれませんが、何か芸がない気がしました。車内も無駄に広い感じは同じで、付加価値とは感じませんでした。
ジャガーXJは、以前とは別の中古車屋さんでも試乗させてもらいました。以前は4.2リットルエンジンでしたが、今度はちょっとだけ小さい3.5リットルでした。実際のボディは5メートル超の全長に1900ミリの横幅で極めて大きいのですが、運転するととてもきびきびと動き、ふた回りくらい小さい車を操っているように感じます。軽いアルミボディのおかげでしょうか。エアサスによる乗り心地も最高に良いです。エンジンパワーは十分にあるので、動作は滑らかかつスムーズで、ジェントルな運転を心がけてもイライラさせられることはありません。この操縦感覚はほかの車では全く感じたことのない独特なもので、大変に魅力的です。エンジンはトルクがしっかりしている4.2の方が好みに思いましたが、個体差かも知れません。ネックは大き過ぎて妻の説得が大変そうなことと、ダッシュボードのモニターでエアコンなどを制御しているため、社外オーディオを取り付けにくいことです。
ほかの候補で言うと、アルファロメオ159か、そのスポーツワゴンなのですが、まだ試乗する機会がありません。聞くところでは車重が重くてスポーティでないそうです。また、後部座席がわりと狭いのもちょっと残念です。もっともこれは、今のムルティプラと比べるとどんな車もそうですが。
来年の今頃は、11年目のムルティプラと一緒にいるのか、それとも交代しているのかしら、などと思う年の瀬です。
真空管アンプのMP5、さらに良くなってます [オーディオ]
先に真空管をムラードに交換した真空管・トランジスタのハイブリッドアンプ、daredのMP5は、さらに音が良くなってきました。音像が低く沈み込むような感じになり、美音が一段とさえわたり、本当に素晴らしい状態です。
録音が良いソースはもちろんのこと、リパッティとか、クライスラー(の演奏)とか、グリュミオーとハスキルとかの、古めであまり良い音ではないと思っていた録音がぐっと魅力的に実在感を伴って聴こえます。フルトヴェングラーの第九も良かったです。
べたぼめですが、安いなりの短所もあります。それはボリュームです。通常の9時くらいの位置では全く寸詰まりな残念な音がします。12時でも、まだ駄目です。それに気づいてからは、Audirvana側で音量調整をし、アンプのボリュームはできるだけ全開にするようにしています。デジタルでのボリューム調節はあまり良くないと言われますが、聴く限りではこの方がはるかに良いです。
ネットで調べても、ささきさんの記事以外にはMP5という製品の記述はほとんど出てこないのですが、良く似た製品を2つ見かけました。
ひとつはアール・ダブリュー・シーという会社のRM-VA1Sというもので、アンプに、iPod接続用のユニットとスピーカーがセットになっています。
もうひとつはパソコン屋さんのPC DEPOTオリジナルのO'ZZIOブランドの製品と思われる、DSP-S1という型番です。
どちらもMP5からUSB DACが取り除かれ、かわりにRCA入力が2系統に増やされているように見えます。OEM品ではないかと想像します。いずれも国内販売は終了しているようですが、なかなか良い製品なので惜しい気もします。とりあえず、私はしばらく楽しませてもらうことにします。
録音が良いソースはもちろんのこと、リパッティとか、クライスラー(の演奏)とか、グリュミオーとハスキルとかの、古めであまり良い音ではないと思っていた録音がぐっと魅力的に実在感を伴って聴こえます。フルトヴェングラーの第九も良かったです。
べたぼめですが、安いなりの短所もあります。それはボリュームです。通常の9時くらいの位置では全く寸詰まりな残念な音がします。12時でも、まだ駄目です。それに気づいてからは、Audirvana側で音量調整をし、アンプのボリュームはできるだけ全開にするようにしています。デジタルでのボリューム調節はあまり良くないと言われますが、聴く限りではこの方がはるかに良いです。
ネットで調べても、ささきさんの記事以外にはMP5という製品の記述はほとんど出てこないのですが、良く似た製品を2つ見かけました。
ひとつはアール・ダブリュー・シーという会社のRM-VA1Sというもので、アンプに、iPod接続用のユニットとスピーカーがセットになっています。
もうひとつはパソコン屋さんのPC DEPOTオリジナルのO'ZZIOブランドの製品と思われる、DSP-S1という型番です。
どちらもMP5からUSB DACが取り除かれ、かわりにRCA入力が2系統に増やされているように見えます。OEM品ではないかと想像します。いずれも国内販売は終了しているようですが、なかなか良い製品なので惜しい気もします。とりあえず、私はしばらく楽しませてもらうことにします。
ことしの買い納めかな?Go-Dap Unit4.0再び [オーディオ]
iPhone4S用の高音質なポータブルDACとして以前、紹介したことのあるベンチャークラフト社のGo-Dap Unit4.0という製品が、とても安くなっています。
http://item.rakuten.co.jp/japanshop/2012bonussalewtp10/?s-id=pc_srecommend_01#2012bonussalewtp10
私自身、去年購入して、音質や使い勝手は気に入ったものの、iPhoneが分厚くなってしまうのが好きになれなくて手放した経緯がありました。しかし、業務用の電話もスマホになったこともあり、もう、iPhoneは分厚くなってもいいかな、と思うようになりました。
それで、Go-Dap Unit4.0は安くなっているかな、などと検索していたら、ヤフオクだと中古が10000円あまりで落札できそうな感じでした。念のためアマゾンを見たら新品で13000円台。メーカー自身が楽天に出している上記サイトではさらに安く、黒は12000円、白は13000円。それぞれ10台ほどの在庫ありとのこと。迷わず黒を注文してしまいました。
iPhone5が現れて、旧製品向けは在庫処分せざるを得ないのでしょうね。せっかく意欲的な商品を開発したのに、メーカーも大変だなあと思いますが、買う方としては安いのはありがたいです。最初の製品と比べてファームウエアのアップデートなどで音質アップも図られているようです。
iPhone4や4Sユーザーの方、購入を検討されてはいかがですか?
http://item.rakuten.co.jp/japanshop/2012bonussalewtp10/?s-id=pc_srecommend_01#2012bonussalewtp10
私自身、去年購入して、音質や使い勝手は気に入ったものの、iPhoneが分厚くなってしまうのが好きになれなくて手放した経緯がありました。しかし、業務用の電話もスマホになったこともあり、もう、iPhoneは分厚くなってもいいかな、と思うようになりました。
それで、Go-Dap Unit4.0は安くなっているかな、などと検索していたら、ヤフオクだと中古が10000円あまりで落札できそうな感じでした。念のためアマゾンを見たら新品で13000円台。メーカー自身が楽天に出している上記サイトではさらに安く、黒は12000円、白は13000円。それぞれ10台ほどの在庫ありとのこと。迷わず黒を注文してしまいました。
iPhone5が現れて、旧製品向けは在庫処分せざるを得ないのでしょうね。せっかく意欲的な商品を開発したのに、メーカーも大変だなあと思いますが、買う方としては安いのはありがたいです。最初の製品と比べてファームウエアのアップデートなどで音質アップも図られているようです。
iPhone4や4Sユーザーの方、購入を検討されてはいかがですか?
クリスマスを前に、良きものども [オーディオ]
クリスマスを前に、色々と良きものを手に入れました。
真ん中はスペインのスパークリングワイン、カヴァです。
赤ワインはコノスルの20Barrels、カベルネです。2000円あまりですが、家庭で飲むフルボディとしてはこれ以上は不要と思える素晴らしさです。
同じコノスルの貴腐ワイン(風)です。最近、日本に入るようになったとのこと。一般に貴腐ワインはとても高いのですが、これはわずか800円でした。
もうひとつ、こんなものもきょう届きました。
ユニバーサルが、100% Pure LPと銘打って、黒い着色をしていないビニール素材を初めて使って作った新譜LPです。DSD音源を使ってカッティングしたそうで、当然、高音質をうたっています。聴いた印象は、改めて。
真ん中はスペインのスパークリングワイン、カヴァです。
赤ワインはコノスルの20Barrels、カベルネです。2000円あまりですが、家庭で飲むフルボディとしてはこれ以上は不要と思える素晴らしさです。
同じコノスルの貴腐ワイン(風)です。最近、日本に入るようになったとのこと。一般に貴腐ワインはとても高いのですが、これはわずか800円でした。
もうひとつ、こんなものもきょう届きました。
ユニバーサルが、100% Pure LPと銘打って、黒い着色をしていないビニール素材を初めて使って作った新譜LPです。DSD音源を使ってカッティングしたそうで、当然、高音質をうたっています。聴いた印象は、改めて。
MP5の真空管をムラードに交換 [オーディオ]
ささきさんのブログによると、MP5にもともと付いている真空管は中国製で、そう悪くはないものの、ジーメンスのものに換えたら一変、『「む、こっ、これは」と海原雄山が士郎にしてやられたときのような声を上げて』しまうほど良くなったとのこと。これはやってみるしかありません。
ジーメンスかテレフンケン、ムラード(マラード)あたりを狙うことにして、またオークションを見た結果、ムラードの未使用デッドストック品を2本合わせて6000円ほどで入手しました。
真空管交換は初めてでしたが、YouTube上の解説動画などを参考にしたら、簡単にできました。パワー部の真空管交換はバイアス調整という作業が必要になることが多いとのことですが、プリ部は自動的に調整されるらしく、保護カバーのネジを外して差し替えるだけでした。
音は、実に良くなりました。透明度が上がって、レンジが拡大し、音像がシャープになり、それでいて美音は変わらず、と良いこと尽くめ。大編成オケの際の息苦しさも後退し、別物の世界に突入しました。トランジスタアンプではこういう変化を楽しむことはできません。真空管に惚れる人の気持ちが少しわかりました。ささきさんは真空管交換でアンプが10万円高くなった気がするとのことでしたが、私もそれくらいの感じです。って、合計10万6000円?いえ、新品価格ならもう少し良い品物かと。
またもお買い得だったと悦に入っていましたが、よく見ると交換した真空管、Foreign madeとの刻印が。イギリス製じゃなかったのね。たぶん、ファンの評価ではこの違いは天と地ほどもあるのではないでしょうか。オクの説明文もよく見るとその辺は功名に書かれていました。ちょっとがっかりしましたが、でもまあ、音が良いので良しとします。
サンスイB-2013を使っているときは、コクのある音のAmarra Hifiを多用していました。しかしこのアンプで聴くと、ちょっと味付けが濃すぎる気がします。かつおダシが薄いからと鶏ガラスープまで入れてしまって失敗したような感じですな。
一方、Audirvana plusは、ちょっと眠たい感じがしてあまり使っていなかったのですが、このアンプでは素晴らしくシャープでフォーカスのびしっとした良い音を出してくれるようになり、こちらばかり使っています。最近のバージョンアップでダイレクトモードが使えるようになったのも効いているのかも。良く知りませんが。iTunesとの連携モードも使い勝手が良いです。
オーディオ、不思議なものです。
ジーメンスかテレフンケン、ムラード(マラード)あたりを狙うことにして、またオークションを見た結果、ムラードの未使用デッドストック品を2本合わせて6000円ほどで入手しました。
真空管交換は初めてでしたが、YouTube上の解説動画などを参考にしたら、簡単にできました。パワー部の真空管交換はバイアス調整という作業が必要になることが多いとのことですが、プリ部は自動的に調整されるらしく、保護カバーのネジを外して差し替えるだけでした。
音は、実に良くなりました。透明度が上がって、レンジが拡大し、音像がシャープになり、それでいて美音は変わらず、と良いこと尽くめ。大編成オケの際の息苦しさも後退し、別物の世界に突入しました。トランジスタアンプではこういう変化を楽しむことはできません。真空管に惚れる人の気持ちが少しわかりました。ささきさんは真空管交換でアンプが10万円高くなった気がするとのことでしたが、私もそれくらいの感じです。って、合計10万6000円?いえ、新品価格ならもう少し良い品物かと。
またもお買い得だったと悦に入っていましたが、よく見ると交換した真空管、Foreign madeとの刻印が。イギリス製じゃなかったのね。たぶん、ファンの評価ではこの違いは天と地ほどもあるのではないでしょうか。オクの説明文もよく見るとその辺は功名に書かれていました。ちょっとがっかりしましたが、でもまあ、音が良いので良しとします。
サンスイB-2013を使っているときは、コクのある音のAmarra Hifiを多用していました。しかしこのアンプで聴くと、ちょっと味付けが濃すぎる気がします。かつおダシが薄いからと鶏ガラスープまで入れてしまって失敗したような感じですな。
一方、Audirvana plusは、ちょっと眠たい感じがしてあまり使っていなかったのですが、このアンプでは素晴らしくシャープでフォーカスのびしっとした良い音を出してくれるようになり、こちらばかり使っています。最近のバージョンアップでダイレクトモードが使えるようになったのも効いているのかも。良く知りませんが。iTunesとの連携モードも使い勝手が良いです。
オーディオ、不思議なものです。
真空管とMOS-FETのハイブリッドアンプ Dared MP5 [オーディオ]
真空管アンプには以前から興味はあったのですが、知識と技術がなく、ほとんど接点がないままにいました。先日、オークションを眺めていたら、DaredというメーカーのMP5という中古美品が格安で出ていました。ネットで検索したら、何と、あのMusic To Go!のささきさんが入手されてしばらく楽しんでおられたという過去記事が出てきたので入手してみることにしました。ささきさんによると、希望価格は本来は69800円だけれど当時(6年ほど前です)はにっきゅっぱで売られていたとのこと。オクではわずか6000円ほどで落札できました。実物は新品同様、というより、ほぼ使われていないミントコンディションでした。
プリ部にECC85互換の真空管を使い、パワー部にはMOS-FETを使ったハイブリッドとのことで、小ぶりで重量も4kgほどしかないのですが、13Wを確保しています。こうした構成の製品は、以前、ユニゾンリサーチのユニコ Pというアンプをほんの短期間使ったことがあります。ノイズがのったためすぐに返品せざるをえなかったのですが、音色は良かった記憶があります。
USB入力のDACも内蔵し、48kHzの音源まで対応しますが、音質はFF400に及ぶべくもなかったので、FF400からRCA入力とし、愛機Minimaにつなぎました。実はこれまでリスニングルームにしていたところが寝室になってしまい、ベッドサイド用途に小さなアンプが欲しかったのです。
一聴して、とても柔らかく優しい癒しの音がします。レンジはそこそこ広く、小〜中音量で聴くならサンスイB-2013よりも心地よく聴けます。とても濃い音で、弦楽器や女声ボーカルは大得意です。ただ、よく聴き込むとやや透明感が足りないほか、複雑なオケ曲とか大音量が続く場合はエネルギーが切れてしまったような息苦しい感じになって、聴くのが辛くなります。このあたりは真空管の限界か、電源回路の余裕が不足しているためでしょうか。とはいえ、上記のような部屋での用途にはまったく問題ありません。かなり気に入りました。
ささきさんのブログを拝見して、さらに少しトライアルをしてみましたが、それは続編にて。
プリ部にECC85互換の真空管を使い、パワー部にはMOS-FETを使ったハイブリッドとのことで、小ぶりで重量も4kgほどしかないのですが、13Wを確保しています。こうした構成の製品は、以前、ユニゾンリサーチのユニコ Pというアンプをほんの短期間使ったことがあります。ノイズがのったためすぐに返品せざるをえなかったのですが、音色は良かった記憶があります。
USB入力のDACも内蔵し、48kHzの音源まで対応しますが、音質はFF400に及ぶべくもなかったので、FF400からRCA入力とし、愛機Minimaにつなぎました。実はこれまでリスニングルームにしていたところが寝室になってしまい、ベッドサイド用途に小さなアンプが欲しかったのです。
一聴して、とても柔らかく優しい癒しの音がします。レンジはそこそこ広く、小〜中音量で聴くならサンスイB-2013よりも心地よく聴けます。とても濃い音で、弦楽器や女声ボーカルは大得意です。ただ、よく聴き込むとやや透明感が足りないほか、複雑なオケ曲とか大音量が続く場合はエネルギーが切れてしまったような息苦しい感じになって、聴くのが辛くなります。このあたりは真空管の限界か、電源回路の余裕が不足しているためでしょうか。とはいえ、上記のような部屋での用途にはまったく問題ありません。かなり気に入りました。
ささきさんのブログを拝見して、さらに少しトライアルをしてみましたが、それは続編にて。
いろいろ不具合 [オーディオ]
サンスイのパワーアンプB-2103MOSの持病、セレクターの接触不良がまたも現れ、右チャンネルの音がかすれたり途切れたりするようになりました。2007年秋、2010年秋に続いて3度目の修理です。サンスイは先日、会社更生法を申請しましたが、メンテナンス会社は今も業務をしていて、2年前と同じ担当の方に自宅に来てもらってセレクター部品交換の出張修理をしてもらいました。料金もそのときと同じでした。
それで良い音がするようになったと思ったら、今度はFF400がMac miniと接続できません。ドライバーが飛んだかと思い、再インストールするなどいろいろやってみましたが、どうやらカテゴリー7のFirewireケーブルの接触不良のようです。強めにねじったりしたのが悪かったかな。作ってもらった平方電気さんに電話すると、「修理しますよ」とのこと。さっそく郵送しました。
さてそれで、別のFirewireケーブルで聴いていたら、また、右チャンネルの音がかすれます。えー、B-2103が治ってないの?とあせりまくって、とりあえず別のアンプにつなぎ換えてみたら、やっぱりかすれます。どうやらプロケーブルさんに作ってもらったピンケーブルの接触不良が原因のようです。別のにつなぎ換えたら大丈夫。B-2103は濡れ衣だったかも。もう一度チェックし直さなくては。
ただ、別のアンプというのがきれいな音がして、良いんですよ意外に。Daredというメーカーの真空管と石を組み合わせた小さなアンプで、最近、手に入れたばかりです。これについては、改めて詳しく書きます。
それで良い音がするようになったと思ったら、今度はFF400がMac miniと接続できません。ドライバーが飛んだかと思い、再インストールするなどいろいろやってみましたが、どうやらカテゴリー7のFirewireケーブルの接触不良のようです。強めにねじったりしたのが悪かったかな。作ってもらった平方電気さんに電話すると、「修理しますよ」とのこと。さっそく郵送しました。
さてそれで、別のFirewireケーブルで聴いていたら、また、右チャンネルの音がかすれます。えー、B-2103が治ってないの?とあせりまくって、とりあえず別のアンプにつなぎ換えてみたら、やっぱりかすれます。どうやらプロケーブルさんに作ってもらったピンケーブルの接触不良が原因のようです。別のにつなぎ換えたら大丈夫。B-2103は濡れ衣だったかも。もう一度チェックし直さなくては。
ただ、別のアンプというのがきれいな音がして、良いんですよ意外に。Daredというメーカーの真空管と石を組み合わせた小さなアンプで、最近、手に入れたばかりです。これについては、改めて詳しく書きます。
Gaudioの付録ハイレゾ音源は最高に素敵です [オーディオ]
PCオーディオfanなどの後継、Gaudio誌が発売され、購入しました。
雑誌の内容はオーディオベーシック誌をほぼ引き継ぎ、いくつもの連載が継続されています。「特別付録 Book in Book」と銘打ってPCオーディオfanパートも収められています。正直なところこれまでのオーディオベーシック誌ではいけなかったのか、よくわかりません。
それでも購入したのは「オリジナル音源データDVD ハイレゾ音の玉手箱 145分収録!」と書かれた付録にひかれたためです。ネットで検索してもよくわからなかったのですが、実物を手に取ってみると、要はこれまでにオーディオベーシック誌に添付されていたCDのハイレゾ音源がいくつか収められていました。音源は24bit96kHzのものと24bit44.1kHzのものがあります。前者では、41号「華麗なるブラスサウンド」、53号「エバーグリーンスリーブス」、57号「聖グレゴリオの家で聴くクリスマス音楽集」、59号「室内楽の楽しみ」、62号「室内楽で楽しむモーツァルト ピアノ協奏曲」があります。後者は37号「国際基督教大学礼拝堂パイプオルガンの壮麗な響き」、44号「バイオリンとオルガンのための隠れた名曲」があります。(それらの一部が収録されています。)44.1kHzのものは、当時の機材の制約があったためとのことです。特に44号、53号、57号は素晴らしい音質で好きだったので、リストを見た時点で購入即決でした。聴いていると、本当に至福の音源たちです。文句なしに広くお勧めできる音源です。
もっとも、録音をしてこられた小川洋さんに長濱貞治さんがわざわざインタビューしている記事を載せているのを見ると、これが最後で、次号にはもうこうした音源は添付されないのだろうかと心配になります。でも、よく見ると「クラシック編」という文字もあるので、次はその他編もあるのかしら。いずれにしても、ハイレゾ音源のオマケはこれからも続けてほしいと思います。そうでなかったら、たぶん、買わないもんね。小川さん、頑張ってくださいませ、ね。
子どもの成長に伴って部屋の用途変更があり、先日はその一環としてリビングに設置したリアスピーカーに付いて書きました。そのほかにも色々と変更があるのですが、近いうちに改めて。
雑誌の内容はオーディオベーシック誌をほぼ引き継ぎ、いくつもの連載が継続されています。「特別付録 Book in Book」と銘打ってPCオーディオfanパートも収められています。正直なところこれまでのオーディオベーシック誌ではいけなかったのか、よくわかりません。
それでも購入したのは「オリジナル音源データDVD ハイレゾ音の玉手箱 145分収録!」と書かれた付録にひかれたためです。ネットで検索してもよくわからなかったのですが、実物を手に取ってみると、要はこれまでにオーディオベーシック誌に添付されていたCDのハイレゾ音源がいくつか収められていました。音源は24bit96kHzのものと24bit44.1kHzのものがあります。前者では、41号「華麗なるブラスサウンド」、53号「エバーグリーンスリーブス」、57号「聖グレゴリオの家で聴くクリスマス音楽集」、59号「室内楽の楽しみ」、62号「室内楽で楽しむモーツァルト ピアノ協奏曲」があります。後者は37号「国際基督教大学礼拝堂パイプオルガンの壮麗な響き」、44号「バイオリンとオルガンのための隠れた名曲」があります。(それらの一部が収録されています。)44.1kHzのものは、当時の機材の制約があったためとのことです。特に44号、53号、57号は素晴らしい音質で好きだったので、リストを見た時点で購入即決でした。聴いていると、本当に至福の音源たちです。文句なしに広くお勧めできる音源です。
もっとも、録音をしてこられた小川洋さんに長濱貞治さんがわざわざインタビューしている記事を載せているのを見ると、これが最後で、次号にはもうこうした音源は添付されないのだろうかと心配になります。でも、よく見ると「クラシック編」という文字もあるので、次はその他編もあるのかしら。いずれにしても、ハイレゾ音源のオマケはこれからも続けてほしいと思います。そうでなかったら、たぶん、買わないもんね。小川さん、頑張ってくださいませ、ね。
子どもの成長に伴って部屋の用途変更があり、先日はその一環としてリビングに設置したリアスピーカーに付いて書きました。そのほかにも色々と変更があるのですが、近いうちに改めて。
スキャンスピークでリアスピーカーを作る [オーディオ]
夏に買ってとっておいたステレオ誌のオマケのScanspeakユニットを使って、5.1chサラウンドのリアスピーカーを作りました。わが家の模様替えでパイオニアのAVアンプ他をリビングに移すことになり、これまで持っていたケンウッドとかデンオンの奥行きの大きなスピーカーをリアに置くことができなくなったため、自作することにしたというわけです。
ステレオ誌に出ていた作例を参考に、容積およそ7リットルの細長いボックスを作り、天井から吊るす形にしました。まだ使い始めたばかりで鳴らし込んでおらず、リアだけを鳴らしてもいないので確かではありませんが、リアスピーカーとしては十分に役割を果たしているように思います。2本の材料代は板関係で約3000円、激安ケーブル等で3000円ほど、それにユニット代がほぼ2000円でした。
これまでよりも広いスペースできちんと調整してAVアンプを鳴らすと、かなり素晴らしい音がでます。映画は最高。SACDマルチも奥行きが極めてしっかり描かれます。改めて、AVアンプ恐るべし、サラウンド恐るべし。
「Mac Audio」をめくってみると [オーディオ]
新刊のMac Audio誌を店頭でパラパラめくってみたら、ささきさんと山本耕司さんがかなりのボリュームを書いておられました。内容的にはふだんブログで拝見していることを整理して詳しく書いておられる部分が多かったように思います。パソコンでオーディオを始めたい人には適度に高度で、良く読むとわかりやすくできているという印象でした。
記事の中でもっとも興味深かったのは各種マックでどれが音が良いか、そして複数並んでいるUSB端子のどこにDACをつなぐと最も良いか、を調べた記事でした。優れてオーディオ的なアプローチです。それだと私のMac miniは最悪となっていました。
また、山本さんのブログだったかでマウンテンライオンは音が悪いとおっしゃる方が紹介されており、ネットのどこかで見たのはウエスタンデジタルのハードディスクは音が悪いというのもありました。
って、全部わが家の構成ではないですか。手軽に楽しむためにパソコンを使っているのに、そこまで比較などに自分で手間ひまをかける気にはなれませんけどね。
ちなみにうちのDACは今や古くなったFirewire400接続なので、アダプターでMac miniのFF800端子につないでいます。そのせいか、特に悪いとは感じていません。
雑誌は、買おうかどうしようか、ちょっと思案中です。付録のケーブルはいらないしなあ。
記事の中でもっとも興味深かったのは各種マックでどれが音が良いか、そして複数並んでいるUSB端子のどこにDACをつなぐと最も良いか、を調べた記事でした。優れてオーディオ的なアプローチです。それだと私のMac miniは最悪となっていました。
また、山本さんのブログだったかでマウンテンライオンは音が悪いとおっしゃる方が紹介されており、ネットのどこかで見たのはウエスタンデジタルのハードディスクは音が悪いというのもありました。
って、全部わが家の構成ではないですか。手軽に楽しむためにパソコンを使っているのに、そこまで比較などに自分で手間ひまをかける気にはなれませんけどね。
ちなみにうちのDACは今や古くなったFirewire400接続なので、アダプターでMac miniのFF800端子につないでいます。そのせいか、特に悪いとは感じていません。
雑誌は、買おうかどうしようか、ちょっと思案中です。付録のケーブルはいらないしなあ。
ブルックナー第8番はチェロが大活躍! [クラシック]
ワーグナーに続いて、デ・ワールトとN響のブルックナー交響曲第8番を聴いてきました。今回は、値段の割には音が良いらしいNHKホール3階下手席でした。まあまあ良い演奏だったようにも思いますが、ワーグナーほどではなかったかな。聴いた直後はなかなか良かった、と思っていましたが、自宅に戻ってヴァントやらチェリビダッケやらの録音を聴き直すと、ずっと曲の構成がしっかりして聴こえました。
ブルックナーというのは不思議な作曲家だと思います。ブルックナーが大好きという友人などは、この8番と、7番などを大傑作だと言いますが、私は5番と9番が好きで、7、8は何だか深刻ぶって冗長な気がするときがあります。人気曲と言われる4番も全然面白いと思いません。
N響の演奏はどこが悪かったということもないのですが、全体として印象が薄いものでした。たぶん、良くも悪くも曲に負うところが大きかったのではないかと私としては思います。
そんな中、良かったのは、第3楽章でした。ブルックナーと言えばアダージョ楽章とも言われるそうですが、曲としてのまとまりも美しさも素晴らしいものがありました。特にチェロパートがホルンなどと並んで非常に重要な役割を担うのですが、非常に良い仕事をしていると、また感じました。今回は藤森さんでなくて木越さんがトップでした。N響の中でもチェロパートは図抜けて素晴らしいと思います。あんな風に弾けたらなあ。(無理)
NHKホールの3階下手席はそんなに悪い音ではなく、値段なりと思いました。でもこのホール、残響が足りず、高弦の美しさが乏しく、強奏はダマになりやすく、楽器間の溶け合いが悪く、演奏の良さを生かせないのは本当に残念です。なのに、1月のチケットも入手してしまいました。何せ、ジンマンがマーラー7番を振るのですから。
ブルックナーというのは不思議な作曲家だと思います。ブルックナーが大好きという友人などは、この8番と、7番などを大傑作だと言いますが、私は5番と9番が好きで、7、8は何だか深刻ぶって冗長な気がするときがあります。人気曲と言われる4番も全然面白いと思いません。
N響の演奏はどこが悪かったということもないのですが、全体として印象が薄いものでした。たぶん、良くも悪くも曲に負うところが大きかったのではないかと私としては思います。
そんな中、良かったのは、第3楽章でした。ブルックナーと言えばアダージョ楽章とも言われるそうですが、曲としてのまとまりも美しさも素晴らしいものがありました。特にチェロパートがホルンなどと並んで非常に重要な役割を担うのですが、非常に良い仕事をしていると、また感じました。今回は藤森さんでなくて木越さんがトップでした。N響の中でもチェロパートは図抜けて素晴らしいと思います。あんな風に弾けたらなあ。(無理)
NHKホールの3階下手席はそんなに悪い音ではなく、値段なりと思いました。でもこのホール、残響が足りず、高弦の美しさが乏しく、強奏はダマになりやすく、楽器間の溶け合いが悪く、演奏の良さを生かせないのは本当に残念です。なのに、1月のチケットも入手してしまいました。何せ、ジンマンがマーラー7番を振るのですから。