シグマDP3 Merrillの使い勝手 [写真、カメラ]
購入から約3週間、使い勝手などについてまとめてみます。
【レンズ】
50mmF2.8の描写はとてもシャープで線が細く、すばらしいです。ボケ味はとても素直ですが、マクロプラナー100mmのようなぐっとくる濃い味のポイントというのはないような気もします。もうそんな時代ではないのかな。
【画質】
画素数が多くなった分、DP2xクラスよりは高精細になったと思いますが、撮り切りで使うなら別に差は際立ちません。トリミングには優位でしょう。それよりも、何度も書きましたが、等倍表示でも十分に鑑賞に耐えるということは、各画素ごとの切れがとても良いのだと思います。これがフォビオンならではの特長です。
高感度はフィルム時代並みにとどまりますが、そのことを良く知って使う分にはまったく問題ないと思います。逆に言うと、今どきの高感度を使いたいなら別のカメラを用意するべきかと思います。
緑被りが出るという定評?もありますが、私は気になったことはありません。鈍感すぎるのかも。
【露出】
おおむね適切ですが、時々変になります。まあ少し散らして撮っておけばよいので、問題ありません。
【ホワイトバランス】
このシリーズの非常に大きな弱点です。日中ピーカンでオートで撮っても妙に転ぶときがあり、転ぶ色具合も不安定でした。現像ソフトで調整しきれないカットもありました。
【フォーカス】
オートフォーカスの精度は極めて高いです。フォーカスポイントを自分で動かせるのはとても便利です。
【サイズ】
DP2xよりもひとまわり大きくなった感じで、手のひらにすっぽり収まるコンパクトカメラ、という感覚にはなりません。
ただし、横幅が大きいので、右手の指を曲げずに持つことができます。DP2xでは指を曲げざるをえないため、リチャード・フラニエックのグリップがある方がずいぶん持ちやすいのですが、DP3Mではグリップがなくても大丈夫です。
【ボタン配置とコマンド体系】
ずいぶんと整理されてすっきり使えるようになりました。
【レンズシャッター】
コトリ、という感じで静かに切れるのは、フォーカルプレーンよりも快いです、やっぱり。手振れにも強いのでは。
【バッテリー】
噂どおり弱いです。最初、2つで120カットしか撮れず、使いはじめのためかと思いました。フル充電してシャッターを切り続けたら1つで266カット撮れたのですが、その後、やっぱり1つで50カットしか撮れませんでした。感覚としては、36枚撮りフィルムを撮り終えるごとにフィルム交換するのに近いです。そう考えて順応できる人も、クレイジーだと思う人もいると思いますが、私は前者です。
【現像ソフト】
最も不満なのは、現像ソフトがとてつもなく重いことです。DP3Mになって、1カットのファイルサイズは50MBにも達しました。そのせいもあってか、現像したい画像を開くのに何秒も待たされ、露出やコントラストのスライダーをいじっただけでまた待たされ、等倍表示するにもまた待たされ、その上時々エラーが出て操作不能になるので、ソフトをいったん落として立ち上げなおさざるを得ません。キヤノンのと比べると、角度修正機能とかトリミング機能がないなど、使い勝手もいまいちです。うちのパソコンはCore i5 3.33GHz、メモリも12GB積んでいるので、パソコンのスペックが駄目なわけではないと思うのですが。
全体としては、今後二度と現れないかもしれない面白スペックカメラとして、また本気で撮れる小さなカメラとして、とても気に入っています。問題は、DP2xでは操作体系が違って一緒には使いにくいことです。キャッシュバックはまだ続いているけど、さて、DP2MやDP1Mにも手を出そうかどうしようか、、、、。
【レンズ】
50mmF2.8の描写はとてもシャープで線が細く、すばらしいです。ボケ味はとても素直ですが、マクロプラナー100mmのようなぐっとくる濃い味のポイントというのはないような気もします。もうそんな時代ではないのかな。
【画質】
画素数が多くなった分、DP2xクラスよりは高精細になったと思いますが、撮り切りで使うなら別に差は際立ちません。トリミングには優位でしょう。それよりも、何度も書きましたが、等倍表示でも十分に鑑賞に耐えるということは、各画素ごとの切れがとても良いのだと思います。これがフォビオンならではの特長です。
高感度はフィルム時代並みにとどまりますが、そのことを良く知って使う分にはまったく問題ないと思います。逆に言うと、今どきの高感度を使いたいなら別のカメラを用意するべきかと思います。
緑被りが出るという定評?もありますが、私は気になったことはありません。鈍感すぎるのかも。
【露出】
おおむね適切ですが、時々変になります。まあ少し散らして撮っておけばよいので、問題ありません。
【ホワイトバランス】
このシリーズの非常に大きな弱点です。日中ピーカンでオートで撮っても妙に転ぶときがあり、転ぶ色具合も不安定でした。現像ソフトで調整しきれないカットもありました。
【フォーカス】
オートフォーカスの精度は極めて高いです。フォーカスポイントを自分で動かせるのはとても便利です。
【サイズ】
DP2xよりもひとまわり大きくなった感じで、手のひらにすっぽり収まるコンパクトカメラ、という感覚にはなりません。
ただし、横幅が大きいので、右手の指を曲げずに持つことができます。DP2xでは指を曲げざるをえないため、リチャード・フラニエックのグリップがある方がずいぶん持ちやすいのですが、DP3Mではグリップがなくても大丈夫です。
【ボタン配置とコマンド体系】
ずいぶんと整理されてすっきり使えるようになりました。
【レンズシャッター】
コトリ、という感じで静かに切れるのは、フォーカルプレーンよりも快いです、やっぱり。手振れにも強いのでは。
【バッテリー】
噂どおり弱いです。最初、2つで120カットしか撮れず、使いはじめのためかと思いました。フル充電してシャッターを切り続けたら1つで266カット撮れたのですが、その後、やっぱり1つで50カットしか撮れませんでした。感覚としては、36枚撮りフィルムを撮り終えるごとにフィルム交換するのに近いです。そう考えて順応できる人も、クレイジーだと思う人もいると思いますが、私は前者です。
【現像ソフト】
最も不満なのは、現像ソフトがとてつもなく重いことです。DP3Mになって、1カットのファイルサイズは50MBにも達しました。そのせいもあってか、現像したい画像を開くのに何秒も待たされ、露出やコントラストのスライダーをいじっただけでまた待たされ、等倍表示するにもまた待たされ、その上時々エラーが出て操作不能になるので、ソフトをいったん落として立ち上げなおさざるを得ません。キヤノンのと比べると、角度修正機能とかトリミング機能がないなど、使い勝手もいまいちです。うちのパソコンはCore i5 3.33GHz、メモリも12GB積んでいるので、パソコンのスペックが駄目なわけではないと思うのですが。
全体としては、今後二度と現れないかもしれない面白スペックカメラとして、また本気で撮れる小さなカメラとして、とても気に入っています。問題は、DP2xでは操作体系が違って一緒には使いにくいことです。キャッシュバックはまだ続いているけど、さて、DP2MやDP1Mにも手を出そうかどうしようか、、、、。
シグマDP3 Merrillと東京ジャーミイ [写真、カメラ]
代々木上原の東京ジャーミイにDP3Mを伴って行ってきました。こちらもささきさんのブログで拝見して、いつか行きたいと思っていたところです。
イスラム教の礼拝場を備えた施設で、若干のルールを守れば気軽に見学させてもらえます。
中に入ると、丸屋根に描かれたさまざまな美しい文様などに魅了されます。
本当は広角レンズが欲しいところですが、複数のカメラをとっかえひっかえするのに夢中になりすぎて、場の雰囲気を壊してもいけないと思い、ひとつだけ持っていきました。
ステンドグラスの美しさも印象的です。
下の段は例によって等倍です。ノイズはありますが、シャープでリアルです。ステンドグラスの「ふち」が立体的になっていることで、深みのある色合いになっていることがよくわかると思います。こういう作りになっていることは、恥ずかしながら現場では気づくことができず、画像を見てようやくわかった次第です。
DP3Mにとって、薄暗い室内での使用は少々厳しいものがありましたが、何とかこなせたというところです。
イスラム教の礼拝場を備えた施設で、若干のルールを守れば気軽に見学させてもらえます。
中に入ると、丸屋根に描かれたさまざまな美しい文様などに魅了されます。
本当は広角レンズが欲しいところですが、複数のカメラをとっかえひっかえするのに夢中になりすぎて、場の雰囲気を壊してもいけないと思い、ひとつだけ持っていきました。
ステンドグラスの美しさも印象的です。
下の段は例によって等倍です。ノイズはありますが、シャープでリアルです。ステンドグラスの「ふち」が立体的になっていることで、深みのある色合いになっていることがよくわかると思います。こういう作りになっていることは、恥ずかしながら現場では気づくことができず、画像を見てようやくわかった次第です。
DP3Mにとって、薄暗い室内での使用は少々厳しいものがありましたが、何とかこなせたというところです。
シグマDP3 Merrillの絞り、感度、モノクローム [写真、カメラ]
シグマDP3 Merrillのちょっとしたテストをしてみました。被写体はチタン製の湯のみです。
まず、ISO100で各絞りで撮ってみたところ、この場合はF11が最もすばらしい画質になりました。非常にシャープで質感が高いです。開放からでも、十分に良い画質ではありました。
同じ画像から切り出した等倍です。すでに書いたことではありますが、等倍で見てもすばらしいのはこのカメラの特長だと思います。
次は絞りをF5.6に固定し、感度を変えてみました。画像脇の数字が感度です。
湯のみに映りこむ私の服の色合いが少し変化していますが、光の具合に変化はありませんでした。それなのに、次第に緑が強くなったり赤が強くなったりして、変です。5000と6400ではひどい縞模様まで登場しました。5000の方が縞模様がひどいのは、なぜかな?これは現像段階の色の調整をほとんどしていません。色で言うと、実用に耐えるのは私の感覚では1250までです。
一方、この小さな画像ではわからないですが、ノイズの具合で言うと、1000までは被写体によっては使えると思います。どんな被写体でもひとまず許せるのは、私の感覚では640までです。もちろん100や200が最も高画質で、ひとつ感度が上がるごとに劣化していきます。
メリルシリーズの魅力のひとつは現像で高精細なモノクロームを楽しめる点です。
一応やってみましたが、カチカチの画像になってしまいました。パラメーターが多いので、習熟しないといけないようです。
まず、ISO100で各絞りで撮ってみたところ、この場合はF11が最もすばらしい画質になりました。非常にシャープで質感が高いです。開放からでも、十分に良い画質ではありました。
同じ画像から切り出した等倍です。すでに書いたことではありますが、等倍で見てもすばらしいのはこのカメラの特長だと思います。
次は絞りをF5.6に固定し、感度を変えてみました。画像脇の数字が感度です。
湯のみに映りこむ私の服の色合いが少し変化していますが、光の具合に変化はありませんでした。それなのに、次第に緑が強くなったり赤が強くなったりして、変です。5000と6400ではひどい縞模様まで登場しました。5000の方が縞模様がひどいのは、なぜかな?これは現像段階の色の調整をほとんどしていません。色で言うと、実用に耐えるのは私の感覚では1250までです。
一方、この小さな画像ではわからないですが、ノイズの具合で言うと、1000までは被写体によっては使えると思います。どんな被写体でもひとまず許せるのは、私の感覚では640までです。もちろん100や200が最も高画質で、ひとつ感度が上がるごとに劣化していきます。
メリルシリーズの魅力のひとつは現像で高精細なモノクロームを楽しめる点です。
一応やってみましたが、カチカチの画像になってしまいました。パラメーターが多いので、習熟しないといけないようです。
シグマDP3 MerrillとDP2xで神代植物公園の花 [写真、カメラ]
シグマDP3MとDP2xを伴って神代植物公園に行ってきました。
解像力の高さや色のリアルさといったフォビオンセンサーの長所がはっきり感じられます。RAWで撮影して現像していますが、シャープネスや彩度はほとんどいじりたいと思いません。ホワイトバランスは時々ものすごく変になります。
レンズは評判通りとてもシャープで、ボケも素直でとても良いと思います。ただ、やはり50mmマクロですので、100mmマクロのようなトロトロにぼける楽しみは味わいにくいように思います。
上の画像は山野草の花畑の上に手を伸ばす形で撮影しました。一眼レフにはできない芸当です。画角、露出を含めヒット率は十分に高く、使い物になる撮影方法でした。下の画像は等倍で切り出しました。パソコン中で見るだけなら、十分な画質です。何ミリ望遠の換算になるのかしら。
DP3Mのバッテリーがなくなってしまったので、途中からはDP2xのみの撮影になりました。
41mm相当の画角ですが、花などを撮ることが可能です。十分にシャープですし、ボケ味も良いです。下の画像は等倍の切り出しです。これもシャープネスはほとんどいじっていません。
この花の赤は、ずいぶんとイメージと異なりましたが、ソフトでもあまりうまく調整できませんでした。これもセンサーの個性なのでしょうか。
使い勝手等は、また改めて。
解像力の高さや色のリアルさといったフォビオンセンサーの長所がはっきり感じられます。RAWで撮影して現像していますが、シャープネスや彩度はほとんどいじりたいと思いません。ホワイトバランスは時々ものすごく変になります。
レンズは評判通りとてもシャープで、ボケも素直でとても良いと思います。ただ、やはり50mmマクロですので、100mmマクロのようなトロトロにぼける楽しみは味わいにくいように思います。
上の画像は山野草の花畑の上に手を伸ばす形で撮影しました。一眼レフにはできない芸当です。画角、露出を含めヒット率は十分に高く、使い物になる撮影方法でした。下の画像は等倍で切り出しました。パソコン中で見るだけなら、十分な画質です。何ミリ望遠の換算になるのかしら。
DP3Mのバッテリーがなくなってしまったので、途中からはDP2xのみの撮影になりました。
41mm相当の画角ですが、花などを撮ることが可能です。十分にシャープですし、ボケ味も良いです。下の画像は等倍の切り出しです。これもシャープネスはほとんどいじっていません。
この花の赤は、ずいぶんとイメージと異なりましたが、ソフトでもあまりうまく調整できませんでした。これもセンサーの個性なのでしょうか。
使い勝手等は、また改めて。
シグマDP3 Merrill、導入 [写真、カメラ]
DP2xでシグマのフォビオン素子のすごさを知り、DP Merrillシリーズ良いなあ、と思っていたら、DP3M発売に合わせてシグマがキャッシュバックセールをはじめました。これで思い切り背中を押され、買ってしまいましたDP3M。
このカメラ、稀代の珍品になること間違いなしです。中望遠レンズ固定のカメラというのは、私は中判カメラのテレローライくらいしか知りません。汎用性の高い広角側よりも確実に売れないはずなので、そんなの発売するメーカーはなかったのだと思います。リコーだってGRシリーズがヒットした後、GR21は出したけど、望遠側は出さなかったと思います。
こうしたカメラは一台で何でも撮れるはずがなく、ほかのDPシリーズや一眼レフと組み合わせて持ち出すことが前提になります。私の場合も、ひとまずはDP2xとのセットで使おうと考えて入手を決めました。
実際に手にしてみると、DP2xよりもかなり大きく感じます。2xは手のうちに収まるコンパクトカメラですが、DP3Mは手のうちには収まりきれません。買う前は、3Mが良ければ1Mも2Mも欲しいな、と思っていましたが、このサイズを3つも持ち歩くのは、あまりスマートでない気もします。
レンズは50mmF2.8で、35mm判換算で75mmと同等の画角です。最短撮影距離は22.6cmで、1/3倍まで拡大できますが、35mm判換算で言えば1/2倍マクロと同等と言えます。きのうはさっそく花を撮影してみたのですが、それはまた改めて。
千鳥ヶ淵の桜 [写真、カメラ]
東京の桜が満開になったきのうは、朝から千鳥ヶ淵の桜を撮りにいってきました。曇りがちの天気で、風はなく、、写真を撮るにはわりと良いコンディションでした。前日までは雨の天気予報が出ていたためか、見物客は少なめで、ゆったり撮ることができました。
久しぶりに訪れた千鳥ヶ淵は、整備されて道幅が広くなり、立派なボート乗り場の上には展望台ができていて、とても見やすくなっていました。宴会をする場所がないのも、写真を撮るには好適です。石垣とお堀の水の取り合わせが最高なのは、言うまでもありません。
大手私立大学の卒業式が武道館で行われるため、九段下の駅を降りたとたん、晴れ着姿の嵐。ただでさえ混雑する桜の時期に迷惑な、と一瞬思ったのですが、桜の方が早く咲きすぎたんですよね。大学も困ったでしょう。
桜を美しく保つための募金を集めるテントが出ていました。わずかな寄付をしたら、すてきなアメをもらいました。
それにしても、デジタルはいけません。700枚以上も撮ってしまって、後処理が苦痛です。続きは、またアップします。
久しぶりに訪れた千鳥ヶ淵は、整備されて道幅が広くなり、立派なボート乗り場の上には展望台ができていて、とても見やすくなっていました。宴会をする場所がないのも、写真を撮るには好適です。石垣とお堀の水の取り合わせが最高なのは、言うまでもありません。
大手私立大学の卒業式が武道館で行われるため、九段下の駅を降りたとたん、晴れ着姿の嵐。ただでさえ混雑する桜の時期に迷惑な、と一瞬思ったのですが、桜の方が早く咲きすぎたんですよね。大学も困ったでしょう。
桜を美しく保つための募金を集めるテントが出ていました。わずかな寄付をしたら、すてきなアメをもらいました。
それにしても、デジタルはいけません。700枚以上も撮ってしまって、後処理が苦痛です。続きは、またアップします。
成城の桜 [写真、カメラ]
先週は全然だった成城の桜が咲きました。DP2xの画像はとてもクリアで美しいです。ディスプレイ上で等倍にしても鑑賞できるのは、とてつもなく凄いことだと思います。
桜は日が差すとすぐに飛ぶし、細部の解像度が必要だし、色も意外と出にくいので、とても撮りにくい花だと思うのですが、フォビオンならうまく撮れそうな気がします。
成城の桜並木は風情豊かな古木が多いので、愛でるには最高なのですが、写真に収めようとしたとたん、電線の映り込みが激しくて苦労します。それより何より、周辺のお家が立派過ぎて、撮れば撮るほど気が滅入ってきます。もう写真を撮りには来ないかも。
あすは、大混雑を承知で、都内有数の名所に行ってみようかと思っているところです。
桜は日が差すとすぐに飛ぶし、細部の解像度が必要だし、色も意外と出にくいので、とても撮りにくい花だと思うのですが、フォビオンならうまく撮れそうな気がします。
成城の桜並木は風情豊かな古木が多いので、愛でるには最高なのですが、写真に収めようとしたとたん、電線の映り込みが激しくて苦労します。それより何より、周辺のお家が立派過ぎて、撮れば撮るほど気が滅入ってきます。もう写真を撮りには来ないかも。
あすは、大混雑を承知で、都内有数の名所に行ってみようかと思っているところです。
山手の洋館たち with DP2x(おまけ) [写真、カメラ]
シグマDP2xで撮ると、X3 Fill Lightで遊べるのも楽しみのひとつです。上は普通の画像、下はX3 Fill Lightをけっこう効かせた画像です。
シグマの現像ソフトには、新たにモノクロ専用モードが備わったそうなのですが、メリルか一眼レフしか対応しないとのことです。ケチ。それなら、とキャッシュバックキャンペーンを利用してメリルにいってしまいそうになります。うーむ。
このカットはテーブルの真ん中あたりにある飾りの上に手を伸ばして撮りました。DP2xだとこういう撮影スタイルはごく簡単にできますが、店頭で持ってみた印象では、メリルだと少々大きく重くなって、少し大変かなと思いました。あと、DP2xだとハンドストラップでずっと持っていても全然重くないけれど、メリルだとネックストラップの方が良いように思います。持っていないので正味はわかりませんが。
DP2xは最短撮影距離が28cm。41mmと同様の画角で28cmまで寄れるなら、かなりアップでも撮れるのかと思いましたが、そんなでもありません。純正の専用クローズアップレンズがありましたが、すでに終売。中古もけっこう高いのと、高画質を狙った2枚レンズのため、ちょっと重そうです。しかもケンコーやマルミで言う3番に相当し、撮影距離は20-33cmとなっています。作例を見ても、マクロ好きの私としてはもう少し寄りたいことが多いと考え、マルミの4番を購入しました。これだと撮影距離は17-25cmとなります。価格も安く、軽いのも良いです。
上はカメラ単体で、下はクローズアップレンズを付けて撮りました。
うさぎの置物なども確かクローズアップレンズを付けて撮ったと思います。この場合、オートフォーカスはなかなか合わないので、マニュアルフォーカスを多用しましたが、けっこうしっかりピントが合って使い物になります。画素数の少ないモニターなのにね。あと、マニュアルフォーカス時には拡大表示も使えるのですが、撮影の時には忘れていました。
マクロ大好き人間である私は、もうひとつ、マクロ系アイテムを入手してしまいました。それは、また。
シグマの現像ソフトには、新たにモノクロ専用モードが備わったそうなのですが、メリルか一眼レフしか対応しないとのことです。ケチ。それなら、とキャッシュバックキャンペーンを利用してメリルにいってしまいそうになります。うーむ。
このカットはテーブルの真ん中あたりにある飾りの上に手を伸ばして撮りました。DP2xだとこういう撮影スタイルはごく簡単にできますが、店頭で持ってみた印象では、メリルだと少々大きく重くなって、少し大変かなと思いました。あと、DP2xだとハンドストラップでずっと持っていても全然重くないけれど、メリルだとネックストラップの方が良いように思います。持っていないので正味はわかりませんが。
DP2xは最短撮影距離が28cm。41mmと同様の画角で28cmまで寄れるなら、かなりアップでも撮れるのかと思いましたが、そんなでもありません。純正の専用クローズアップレンズがありましたが、すでに終売。中古もけっこう高いのと、高画質を狙った2枚レンズのため、ちょっと重そうです。しかもケンコーやマルミで言う3番に相当し、撮影距離は20-33cmとなっています。作例を見ても、マクロ好きの私としてはもう少し寄りたいことが多いと考え、マルミの4番を購入しました。これだと撮影距離は17-25cmとなります。価格も安く、軽いのも良いです。
上はカメラ単体で、下はクローズアップレンズを付けて撮りました。
うさぎの置物なども確かクローズアップレンズを付けて撮ったと思います。この場合、オートフォーカスはなかなか合わないので、マニュアルフォーカスを多用しましたが、けっこうしっかりピントが合って使い物になります。画素数の少ないモニターなのにね。あと、マニュアルフォーカス時には拡大表示も使えるのですが、撮影の時には忘れていました。
マクロ大好き人間である私は、もうひとつ、マクロ系アイテムを入手してしまいました。それは、また。
山手の洋館たち with DP2x [写真、カメラ]
横浜・山手の洋館には、当然、シグマDP2xも伴いました。こちらも実質的にはデビュー戦みたいなものです。
EOS5D+サムヤン35mmF1.4と同じようなカットを撮るのですが、こちらの方が空気感をしっかり写しこんでいる印象を受けます。センサーの違いに加え、レンズ性能も効いているのではと感じます。
しかも歩留まりの良さというか、思ったイメージ通りのカットが撮れる確率も、こちらの方がかなり高く、驚かされます。撮影時に手間取ることもなく、快適に撮れました。その理由のひとつは、レンズシャッターにあると思います。手振れ防止機能もないのに、1/15秒なら十分に使い物になります。3、4回に1回程度なら、1/8秒も使えました。しかも高速域も1/2000秒まで使えます。フィルム時代のレンズシャッターはおおむね1/500秒までしかなかったのですが、イメージサークルが小さいおかげでしょうか。
ネット上ではDP2シリーズはISO200までしか使い物にならないとしばしば書かれていますが、私の印象ではISO400までは問題なく使えます。1600は、撮るだけ無駄なほど盛大にノイズが出ます。
画素数は今となっては少ないのですが、A4サイズにプリントする程度なら、十分でした。
コンパクトなので、テーブルの小物の上にカメラを持った手を突き出して撮る、といった一眼レフには難しい技も、とても簡単にできます。冒頭のカットなどはそうやって撮りました。多くなったので、続きはまた。
EOS5D+サムヤン35mmF1.4と同じようなカットを撮るのですが、こちらの方が空気感をしっかり写しこんでいる印象を受けます。センサーの違いに加え、レンズ性能も効いているのではと感じます。
しかも歩留まりの良さというか、思ったイメージ通りのカットが撮れる確率も、こちらの方がかなり高く、驚かされます。撮影時に手間取ることもなく、快適に撮れました。その理由のひとつは、レンズシャッターにあると思います。手振れ防止機能もないのに、1/15秒なら十分に使い物になります。3、4回に1回程度なら、1/8秒も使えました。しかも高速域も1/2000秒まで使えます。フィルム時代のレンズシャッターはおおむね1/500秒までしかなかったのですが、イメージサークルが小さいおかげでしょうか。
ネット上ではDP2シリーズはISO200までしか使い物にならないとしばしば書かれていますが、私の印象ではISO400までは問題なく使えます。1600は、撮るだけ無駄なほど盛大にノイズが出ます。
画素数は今となっては少ないのですが、A4サイズにプリントする程度なら、十分でした。
コンパクトなので、テーブルの小物の上にカメラを持った手を突き出して撮る、といった一眼レフには難しい技も、とても簡単にできます。冒頭のカットなどはそうやって撮りました。多くなったので、続きはまた。
山手の洋館たち [写真、カメラ]
きのうは横浜・山手の洋館に行ってきました。ささきさんのブログによく登場するので、一度、行ってみなくてはと思っていました。サムヤン35mmF1.4にとってはデビュー戦となりました。
洋館はいくつもあり、それぞれすてきなたたずまいの飾り付けがされています。入館は無料ですが、維持管理のための寄付を受け付けていました。ほとんどのカットをF1.4で撮ったと思いますが、画像データには記録されません。
このレンズを使っていると、露出がややオーバーになりやすいようです。測光方式も、こういうレンズの場合にどうなっているのかわかりません。だいたい、1段くらいアンダーにして撮りました。
このステンドグラスの戸はどなたかのカメラマンの作例で拝見したことがあります。
こういう、主題が景色から浮き立つ感じが35mmF1.4の醍醐味のひとつだと思います。
ハイライトが少しにじむのも、好きです。このレンズの描写性能は、一級品だと思います。
EOS Kiss X4と比べると、EOS 5Dの色は転びやすいと思います。旧型なりのウイークポイントでしょう。でも、RAWで撮っているので、ちゃんと調整すれば大丈夫です。
とてもすてきな撮影行を楽しむことができました。外国人墓地は、2月は閉まっているようで、入れませんでした。
洋館はいくつもあり、それぞれすてきなたたずまいの飾り付けがされています。入館は無料ですが、維持管理のための寄付を受け付けていました。ほとんどのカットをF1.4で撮ったと思いますが、画像データには記録されません。
このレンズを使っていると、露出がややオーバーになりやすいようです。測光方式も、こういうレンズの場合にどうなっているのかわかりません。だいたい、1段くらいアンダーにして撮りました。
このステンドグラスの戸はどなたかのカメラマンの作例で拝見したことがあります。
こういう、主題が景色から浮き立つ感じが35mmF1.4の醍醐味のひとつだと思います。
ハイライトが少しにじむのも、好きです。このレンズの描写性能は、一級品だと思います。
EOS Kiss X4と比べると、EOS 5Dの色は転びやすいと思います。旧型なりのウイークポイントでしょう。でも、RAWで撮っているので、ちゃんと調整すれば大丈夫です。
とてもすてきな撮影行を楽しむことができました。外国人墓地は、2月は閉まっているようで、入れませんでした。
SAMYANG 35mm F1.4 Aspherical IF、導入しました [写真、カメラ]
サムヤン(Samyang、三洋)のレンズを手に入れました。35mmF1.4というスペックで39800円程度で新品が売られているレンズは、これだけだと思います。もっとも、フォーカスはマニュアル、絞りも手動です。
先日も書いたように、同スペックにはたくさんの選択肢があります。遊ぶだけのためなら、一番安いので良いや、と思った次第ですが、ほかにも理由はあります。
・光学性能はかなり良いという評価が海外のサイトなどであること。
・非球面レンズに加えて、低分散ガラス?らしき高性能ガラスのレンズを2枚使っていること。
・開放のボケ味を楽しむにはマニュアルフォーカスの方が使い勝手が良い場合もあること。
・さらに、サイズがライバルよりも大きいことも、性能につながっているのではと思いました。
比べてみると、
キヤノンのLレンズは直径79mm、長さ88mm
シグマの最新型は直径77mm、長さ94mm
カール・ツァイスは直径78mm、長さ95.6mm(ニコン用)
対するサムヤンは直径83mm、長さ111.5mm。
サムヤンは太さもさることながら、明らかに長く、営業上は不利なはずです。光学性能を追求した結果でなければ、こんなサイズにはしないだろう、と勝手に思いました。
あとは、ネタとしてなかなか良いと思ったことも事実です。。。。。
実際に使ってみると、
・フォーカスリングの部分はモーター等がないせいか、けっこう細身で持ちやすい。
・フォーカスリングの操作感はとても良い。
・開放から数段くらいしか使う気がないので、手動絞りも駄目というほどのことではない。
・フードが大きくて良い。
など、なかなか良いです。きょうは撮影しに出かけました。結果は、また。
フルサイズの楽しみ EOS 5D再び [写真、カメラ]
カメラ熱が復活したら、フルサイズセンサーの一眼レフが再び欲しくなりました。ボディだけで言うとニコンD800が良いと思いましたが、高いし、レンズも持っていません。キヤノンなら5Dシリーズと軽量の6Dもあるのですが、結局、一番安くなっているEOS 5Dを再び入手しました。
16000回程度のショット数の外観のきれいな個体で、約5万円でした。入れ替わりでkiss X4とダブルズームを放出したのですが、画像の通し番号から見て、ショット数がわずか3000台だったのには驚きました。このブログでも、X4にして以降、ほとんど写真関係をアップしていません。写真熱、カメラ熱がさめていた時期ということに加え、やはり趣味で撮る道具ではなかったのではないかと思いました。
以前から思っていることですが、カメラの醍醐味のひとつがマクロ撮影、もうひとつが大口径レンズのボケ味だと思います。中でも35mmF1.4(妥協してF2も)は、ファインダー像をのぞいているだけで至福を味わうことができます。一時期、何かに憑かれたように機材をとっかえひっかえしたことがあり、キヤノンのF1.4L、F2、ヤシカ・コンタックスのディスタゴンF1.4、ミノルタのF1.4などを使ったことがあります。いずれも名レンズだと思います。
またその世界を味わいたいと物色していますが、キヤノンの2本と新しいF2 IS、マウントアダプターでヤシコン、コシナ・ツァイスのF1.4とF2、シグマの新しいF1.4、さらにはMF・手動絞りながら光学性能は高いと言われる韓国サムヤンのF1.4まであって、どうしたものかと思っているところです。
とりあえず、評判が良く、思い切り安いEF50mmF1.8を買って付けました。ギコギコひどいモーター音ですが、50mmはあまり使わないので、これでひとまず十分です。それから新宿のサービスセンターにいってセンサー清掃をしてもらい、スクリーンをピントの山がわかりやすいEe-Sに交換しました。予備バッテリーもサードパーティー製なら1000円ほどで買えました。準備万端、さて、何を撮りにいこうか。
ちなみに画像はDP2xの等倍です。
X3 Fill Lightの効用 [写真、カメラ]
シグマの現像ソフト、SIGMA Photo Proには、X3 Fill Lightというパラメーターがあり、露出やコントラストなどと同様にスライダーでいじることができます。それをやると、こんな独特の画像ができあがります。これはけっこういじり甲斐があるかも。
ただし、この現像ソフトはときどきエラーが出て止まってしまうのが困りものです。
DP2xの色のり、切れ、ボケ味 [写真、カメラ]
DP2xはRAWで撮って現像するので、厳密に撮ったままのJpeg画像とはなりません。でも、あまり調整しなくても、とても色乗りの良い画像ができます。
レンズ描写はとても線が細く(ほめ言葉です)、シャープです。解像度も高いと思います。
ボケ味もとても素直で、好ましいと思います。何気ないものを、つい撮ってしまいます。
と、DP2x生活を始めたばかりなのですが、ほかにも導入したものが。。。それは、また。
レンズ描写はとても線が細く(ほめ言葉です)、シャープです。解像度も高いと思います。
ボケ味もとても素直で、好ましいと思います。何気ないものを、つい撮ってしまいます。
と、DP2x生活を始めたばかりなのですが、ほかにも導入したものが。。。それは、また。
Foveonと高性能レンズが生み出す画像にびっくり [写真、カメラ]
シグマDP2シリーズと言えば、Foveon X3センサーと専用設計の24.2mmF2.8レンズ(フルサイズ換算41mmほど)の素晴らしさに定評があるところです。実際に試してみて、噂通りの魅力的な画像に驚かされました。
上は多摩川で取った画像を見目良い感じに切り出したもの。下は同じ画像の一部の等倍画像です。
こちらは、上はノートリミング、下は同じ画像からの等倍画像です。いずれもRAWで撮って現像しました。
これまで、EOSなどの画像で等倍をそのまま出せると思ったことはありませんでした。しかしDP2xなら、ネット上であれば等倍が実用になります。センサー形式の勝利なのではないかと想像します。一方、レンズもとても繊細な描写をするなあと感心しますが、それはまた、別途。
上は多摩川で取った画像を見目良い感じに切り出したもの。下は同じ画像の一部の等倍画像です。
こちらは、上はノートリミング、下は同じ画像からの等倍画像です。いずれもRAWで撮って現像しました。
これまで、EOSなどの画像で等倍をそのまま出せると思ったことはありませんでした。しかしDP2xなら、ネット上であれば等倍が実用になります。センサー形式の勝利なのではないかと想像します。一方、レンズもとても繊細な描写をするなあと感心しますが、それはまた、別途。
今頃ですが、シグマDP2xを導入 [写真、カメラ]
しばらく収まっていた写真熱と写真機熱がむくむくと起きてきました。以前から気になっていたシグマのDP2シリーズが生産終了になっているのを知り、中古で入手してしまいました。
入手した個体にはフードアダプターが付属するのに加え、リチャード・フラニエックというブランドの後付けのグリップが付いています。おかげでとても持ちやすくて便利ですし、アルミ削りだしの感触も良いです。ただ、これももう新品は在庫切れになっているようです。フードアダプターはかさばるのですが、レンズをどこかにぶつけるリスクが減るので、常時つけています。このため、手前の46mmのレンズキャップを後から買いました。
本体で260gしかないので、ネックストラップでなくてハンドストラップにしました。非常に軽快に持ち歩け、すばらしいコンパクトカメラです。
詳しいインプレは、(知りたい人が今頃いるのかわかりませんが)また別途。
入手した個体にはフードアダプターが付属するのに加え、リチャード・フラニエックというブランドの後付けのグリップが付いています。おかげでとても持ちやすくて便利ですし、アルミ削りだしの感触も良いです。ただ、これももう新品は在庫切れになっているようです。フードアダプターはかさばるのですが、レンズをどこかにぶつけるリスクが減るので、常時つけています。このため、手前の46mmのレンズキャップを後から買いました。
本体で260gしかないので、ネックストラップでなくてハンドストラップにしました。非常に軽快に持ち歩け、すばらしいコンパクトカメラです。
詳しいインプレは、(知りたい人が今頃いるのかわかりませんが)また別途。
上高地は文字通り別天地でした [写真、カメラ]
7月末に上高地に家族で行ってきました。水と緑に囲まれたまさに別天地でした。自家用車等での立ち入りは制限されていますが、タクシーやバスで簡単にハイキングのスタート地点までいけるので、とてもアクセスが容易なリゾートでした。さぼっていて今頃のアップになってしまいました。
知り合いのすすめに従って、上高地の中で1泊しました。ホテルは高いのですが、キャンプ場のロッジはわりと安く泊まれました。もっとも、天候が良ければテントで激安泊でもよかったかも。
朝はとても涼しく、もやにけむる梓川などの風情はとても素晴らしいものでした。わずか1日半のせわしない夏休みでしたが、リフレッシュできました。
出かける前に購入したFOTGAの激安サーキュラーPLフィルターが、ひとまずしっかり役割を果たしてくれたのは、画像からもおわかりいただけるのではないかと思います。こうなると高いフィルターは買えなくなります。うーむ、がんばれケンコー、マルミ。
FOTGAの激安フィルターはどうかな? [写真、カメラ]
久々に風景写真を撮る機会があるので、C-PLフィルターを買いました。58mmだから、ケンコーとかのでもそう高くはなかったのですが、アマゾンで検索したら、FOTGAというブランドのがたったの880円だったのでそれにしました。やや色が薄いような気がしますし、太陽の方向を示す矢印すらついていません。どこの国で作ったかも表示は見あたりませんでした。果たしてちゃんと使えるのか、ちょっと不安ではあります。
合わせて、EOS Kiss X4用のバッテリーもたったの990円で買えました。メーカーも儲からないんだろうけど、安いのが買えちゃうんなら、そっちにいくわなあ。
井の頭公園の桜 [写真、カメラ]
この週末、桜が満開になりました。きょうは井の頭公園に行ってきました。到着したのが午前10時だったので、すでに込み始めていて、池のボートも水上で大渋滞していました。桜の花びらほどでないにせよ、大変な人出でした。
毎年のことながら、ピーカンで桜を撮ってもろくな写真になりにくいです。花びらが輝いていて、いわば被写体自身が光源みたいになっているので、解像度とかコントラストとかのレンズ性能も落ちる気がします。
ささきさんが桜の写真をアップなさっていますが、あんな風にある程度の生活感も含めて撮るのも良いな、などと思います。
池のほとりの弁天様であま茶が振る舞われていましたが、写真を撮っていていただき損ねました。残念。
調布の「千年乃藤」見てきました [写真、カメラ]
調布市の国領神社に「千年乃藤」があります。実際の樹齢は500年ほどとのことですが、境内いっぱいにわたされた巨大な藤棚があり、神社脇の甲州街道を車で通るたび、いつか訪れなくてはと思っていました。ことし、初めて行きました。お供はKiss X4です。
藤棚のうちの半分くらいしか咲いておらず、絶好調とは言いがたかったものの、きれいでした。でも写真となると、普通に撮っても全然、うまくいきません。やはり太陽が昇らない間がよいようです。
で、レンズの効果に頼ることになります。
ひとつは思い切りボケさせるためにEF85mmF1.8を開放にしました。こうすると中判を使っているような感じになります。このレンズならでは、開放でもコントラストはじゅうぶんにあります。もうひとつは定番のEF100mmF2.8USMマクロです。マクロレンズだと、観光写真にならない構図を比較的見つけやすくて、ついそっちに行ってしまいます。1枚目も同様です。
1枚目はISO400で撮ったのを、RAW現像の段階で若干、増感しています。ボケの部分につぶつぶ感があるのがわかると思うのですが、5Dだともっと滑らかになります。花を撮って帰って現像するたび、見てきた本物と比べてあまりに写りが悪いのに自己嫌悪の繰り返しです。
EOS 5DとKiss X4の画質を比べる (注:今回の画像は重めです) [写真、カメラ]
EOS 5Dが重く感じてKiss X4を手に入れたのですが、比べてみると今さらながら5Dはすばらしい画質だと感心しました。画質への貢献では、5年の歳月よりも撮像素子の大きさの方が勝っているように思います。被写体がKiss X4なのはご容赦下さいませ。
モニターで等倍にして見ると、5Dの画像の方がノイズが少ないと思います。また、RAW現像で増感した場合、X4の画像はすぐにノイズが盛大に出てきますが、5Dのはかなり粘ります。X4は高感度に強いといいますが、ISO1600までなら5Dの方がノイズが少ない印象です。画素数はX4の方が多いので、等倍で比較する意味があるかどうかはよくわかりませんし、試していませんが、プリントならたぶんX4の方がよく見えるのではないかとは思います。あと、モニターで見ているだけで言えることかはわかりませんが、5Dの方が画面全体にゆとりが感じられます。
この画像はキヤノンの名レンズのひとつ、EF85mmF1.8でF22に絞り込んで撮りました。ピンと空気が張った感じがすばらしいと思います。
でも、5Dは重いのであまり持ち出さないのも事実です。うーむ。
で、ひまな連休、X4を持ち出してみました。
レンズはEF100mmF2.8USMです。1枚目は開放で手持ち、2枚目は三脚をすえ、おいしいF5.6、いずれも感度はISO200に抑えています。こういう画像を撮って遊ぶには、やはり一眼レフとマクロレンズが必要です。
フードつきのEF100mmF2.8USMをX4につけると、恐ろしくでかく感じます。でもマクロで花を撮るには100mmのボケ具合が必要だと思います。以前、出たばかりのEF-S60mmを入手したのですが、画質は飛び切り良いものの、ボケ味がつまらず、すぐに手放してしまいました。マクロプラナーの60mmでは、そう思わなかったのに不思議です。
最後は、ISO100、85mmをF11に絞り込んだサンプルです。きりっとしてすばらしい画像になりました。
X4など最近のデジタルカメラというと、高感度とか動画が売りになっていますが、画質の高い低感度で丁寧に撮るのが、写真の醍醐味だと改めて感じました。って、こういう撮影なら、あるいは三脚を持ち出すのなら、5Dの重さでもかまわないんだよなあ。
今さらながらEOS Kiss X4導入 [写真、カメラ]
先日書いたように、ネット上で値上がりしているKiss X4ですが、どうやら終売とのことです。新宿西口の老舗販売店の店頭ではポイントを差し引くと62000円ほどでダブルズームキットを売っていたので、買ってしまいました。レンズ分を差し引くと本体で4万円もしないことになり、かつてEOS D60(60Dに非ず)を26万円も出して入手したことを思うと、めまいがしそうです。
で、撮ってみた第一印象は「めちゃめちゃ良い!!!」でした。まず、Kissならでは、とても小さくて軽いのが良いです。これも性能のうち。その上、絵もすばらしいです。
下北沢でのスナップで、レンズは18-55mm ISです。暗いレンズですが、ISOが自動で変わり、ISも約4段分効くので、絞りを安レンズでも無難なF8に固定し、ばしばし撮ってみた結果です。このときは主に絞り優先でしたが、マニュアルモードで絞りをF8、シャッターを1/15秒くらいにしておけば、全く問題なく良い画像が撮れます。これには驚きました。また、液晶モニターを見ながら撮るライブビュー機能も便利です。
動画も撮れるのですが、プロが使う機材と比べると、画質が極めて良いわりに、ズームやピントが不便すぎ、バランスがとても悪いと思います。撮った後もブルーレイディスクなどに焼きにくいといった問題があり、オマケ程度のものということに、ひとまずしておきます。
それでも、全体としては極めて高性能な一台だと思い、感心しています。
この試し撮りで見る限り、チープなレンズながらボケ味もちゃんと鑑賞に堪えるレベルのように思います。も少し使い込んでみたいところですが、時間が取れずにいます。
で、撮ってみた第一印象は「めちゃめちゃ良い!!!」でした。まず、Kissならでは、とても小さくて軽いのが良いです。これも性能のうち。その上、絵もすばらしいです。
下北沢でのスナップで、レンズは18-55mm ISです。暗いレンズですが、ISOが自動で変わり、ISも約4段分効くので、絞りを安レンズでも無難なF8に固定し、ばしばし撮ってみた結果です。このときは主に絞り優先でしたが、マニュアルモードで絞りをF8、シャッターを1/15秒くらいにしておけば、全く問題なく良い画像が撮れます。これには驚きました。また、液晶モニターを見ながら撮るライブビュー機能も便利です。
動画も撮れるのですが、プロが使う機材と比べると、画質が極めて良いわりに、ズームやピントが不便すぎ、バランスがとても悪いと思います。撮った後もブルーレイディスクなどに焼きにくいといった問題があり、オマケ程度のものということに、ひとまずしておきます。
それでも、全体としては極めて高性能な一台だと思い、感心しています。
この試し撮りで見る限り、チープなレンズながらボケ味もちゃんと鑑賞に堪えるレベルのように思います。も少し使い込んでみたいところですが、時間が取れずにいます。
値上がり [写真、カメラ]
EOS 5Dが大きく重く感じられるようになり、もいちどAPS-Cの一眼レフにしようかと思いはじめています。Kiss X5が出ましたが、バリアングル液晶はいらないので、より小さくて軽いX4のダブルズームセットでも買おうかと思ってみていました。
しかし、価格コムの最低価格が先月末まで6万4000円台だったのに、急に上昇して、今は7万3800円。ほぼ1万円の値上がりです。それでも内容からすれば安いとは思うものの、釈然とせず、手を出しかねています。終売に入ったためか、それとも震災の影響で供給が減ったのかも。
趣味で言えば、ソニーのNEXにマウントアダプターをつけてコンタックスGシリーズのプラナーとかビオゴンをつけるのに激しくひかれるのですが、画質や操作性は良くない気がして、控えています。それにしてもGシリーズのレンズ、高騰していますねえ。
しかし、価格コムの最低価格が先月末まで6万4000円台だったのに、急に上昇して、今は7万3800円。ほぼ1万円の値上がりです。それでも内容からすれば安いとは思うものの、釈然とせず、手を出しかねています。終売に入ったためか、それとも震災の影響で供給が減ったのかも。
趣味で言えば、ソニーのNEXにマウントアダプターをつけてコンタックスGシリーズのプラナーとかビオゴンをつけるのに激しくひかれるのですが、画質や操作性は良くない気がして、控えています。それにしてもGシリーズのレンズ、高騰していますねえ。
DP2って、良さそうだなあ [写真、カメラ]
シグマの大型撮像素子を備えたコンパクトデジタルカメラ・DP2が、気になっています。
以前からささきさんがお使いでしたが、その頃は必要なら一眼レフを使えばよいという考えで、興味がありませんでした。しかし最近になって、DP2のコクのある画像をWEB上で見ることが何度かありました。また、期せずしてmasakiさんが購入なさったのをブログで拝見し、さらに魅かれているこの頃です。
http://www.sigma-dp.com/DP2s/jp/sample-photo/index.html
http://www.flickr.com/photos/shinzofukui/
上段はシグマのサンプルギャラリー、下段はDP2のパンフレットの写真を撮られた方のページです。どちらも、とてもすばらしい画像の連続で、こんな風に撮れるなら、欲しいと思ってしまいます。もちろん、単焦点の上、今としては低感度しか使えない、制約の多いカメラなので腕が必要なわけですが。
DPシリーズが登場した頃と違うのは、ソニーからAPS-Cサイズの撮像素子を積んだレンズ交換式のコンパクトなデジタルカメラが出ていることです。EOS5Dを使っていて、撮像素子の大きさは最も重要だと実感していますので、フォーサーズ以下のカメラには興味がないです。
といっても私からすると、実はソニーには弱点がたくさんあります。
1、フォビオンでないこと
2、レンズがあまりいいのがないこと
3、ズームをつけて巨大になるなら、いっそ一眼レフの方がいいと思うこと
4、レンズ込みだと重量が増えること
5、デザインがあまり好きになれないこと
ソニーの影響でもう少しDP2sが値崩れしてくれると、背中を押されそうなのですが。
以前からささきさんがお使いでしたが、その頃は必要なら一眼レフを使えばよいという考えで、興味がありませんでした。しかし最近になって、DP2のコクのある画像をWEB上で見ることが何度かありました。また、期せずしてmasakiさんが購入なさったのをブログで拝見し、さらに魅かれているこの頃です。
http://www.sigma-dp.com/DP2s/jp/sample-photo/index.html
http://www.flickr.com/photos/shinzofukui/
上段はシグマのサンプルギャラリー、下段はDP2のパンフレットの写真を撮られた方のページです。どちらも、とてもすばらしい画像の連続で、こんな風に撮れるなら、欲しいと思ってしまいます。もちろん、単焦点の上、今としては低感度しか使えない、制約の多いカメラなので腕が必要なわけですが。
DPシリーズが登場した頃と違うのは、ソニーからAPS-Cサイズの撮像素子を積んだレンズ交換式のコンパクトなデジタルカメラが出ていることです。EOS5Dを使っていて、撮像素子の大きさは最も重要だと実感していますので、フォーサーズ以下のカメラには興味がないです。
といっても私からすると、実はソニーには弱点がたくさんあります。
1、フォビオンでないこと
2、レンズがあまりいいのがないこと
3、ズームをつけて巨大になるなら、いっそ一眼レフの方がいいと思うこと
4、レンズ込みだと重量が増えること
5、デザインがあまり好きになれないこと
ソニーの影響でもう少しDP2sが値崩れしてくれると、背中を押されそうなのですが。
あなたの航海に幸あれ [写真、カメラ]
きのう、千葉県浦安市のホテルで開かれた知人の結婚式に行ってきました。何事にも一生懸命取り組む方だけに、とても良く考えられ、手間をかけて準備されたすばらしい式と披露宴でした。ホテルのロビーにあった船は、どんな荒波でも軽やかに乗りこなしていきそうに見えました。ほかにも、ここならではの飾りものなどがあり、たくさんパチパチ撮りました。
EOS5DとEF24-70mmF2.8Lは、開放のボケ味など期待通りで、ほぼ万能だと思いました。ただ、光の少ないシーンが多いこういう場合には、もう少し高感度ノイズが少ないといいなと思いました。5Dmark2?いやいや、5Dは気に入っているので、それはまだないと思います。・・・たぶん。
SAKURA Valley in YOSHINO [写真、カメラ]
吉野山に行ってきました。桜はきのうあたりまでがピークだったようですが、そのおかげで桜吹雪をたくさんたくさん浴びて、シアワセな1日でした。
山のそこここに桜があり、谷ごと桜だらけだったりします。下千本、中千本、上千本、奥千本などと呼ばれるように、見所がたくさんあるのですが、最も良い撮影ポイントは意外なことにシャトルバスだと通り過ぎてしまう道の途中でした。見てない人、たくさんいるんだよなあ。歩いて降りてよかったよかった。朝5時おきで出かけたので、余裕を持って移動できたおかげです。
吉野のすばらしさは、360度をぐるっと桜で囲まれる独特の景色にあります。こればかりは千鳥ケ淵にもありません。この至福を味わうと、また来たくなることうけあいです。ただ、写真にこの感じをおさめるのは少なくとも私の腕では不可能ですね。
きょうは吉野に古くから伝わる大名行列が行われました。行列はうまく撮れず、かわいらしいお稚児さんを撮らせていただきました。
実はきょうは、新鋭機種を導入しました。EF24-70mmF2.8Lです。世間的には世代交代直前のロートルという位置づけになっているようですが、画質の良いズームが欲しくなった次第です。アップした画像のほとんどを24-70で撮りました。
24-105ISとどっちにしようかずいぶん迷ったあげく、明るさをとりました。シグマの24-70/2.8も良いと思いましたが、DPPで周辺光量が補正できる純正にしました。900g超もの重さがこたえるかと心配していましたが、何とか大丈夫でした。
等倍近辺とまで言わなければかなり寄ることができるのも、とても便利です。画質はスナップでは切れが良いと思いましたが、桜の遠景はピントがやや甘い感じでしたので、調整が必要かもしれません。もっとも桜の遠景は他のレンズでとっても同様の傾向が現れます。ほかの被写体ではこうした経験がないのですが、どうしてかしら?
さ、これで、ことしの桜も終わりですな。
山のそこここに桜があり、谷ごと桜だらけだったりします。下千本、中千本、上千本、奥千本などと呼ばれるように、見所がたくさんあるのですが、最も良い撮影ポイントは意外なことにシャトルバスだと通り過ぎてしまう道の途中でした。見てない人、たくさんいるんだよなあ。歩いて降りてよかったよかった。朝5時おきで出かけたので、余裕を持って移動できたおかげです。
吉野のすばらしさは、360度をぐるっと桜で囲まれる独特の景色にあります。こればかりは千鳥ケ淵にもありません。この至福を味わうと、また来たくなることうけあいです。ただ、写真にこの感じをおさめるのは少なくとも私の腕では不可能ですね。
きょうは吉野に古くから伝わる大名行列が行われました。行列はうまく撮れず、かわいらしいお稚児さんを撮らせていただきました。
実はきょうは、新鋭機種を導入しました。EF24-70mmF2.8Lです。世間的には世代交代直前のロートルという位置づけになっているようですが、画質の良いズームが欲しくなった次第です。アップした画像のほとんどを24-70で撮りました。
24-105ISとどっちにしようかずいぶん迷ったあげく、明るさをとりました。シグマの24-70/2.8も良いと思いましたが、DPPで周辺光量が補正できる純正にしました。900g超もの重さがこたえるかと心配していましたが、何とか大丈夫でした。
等倍近辺とまで言わなければかなり寄ることができるのも、とても便利です。画質はスナップでは切れが良いと思いましたが、桜の遠景はピントがやや甘い感じでしたので、調整が必要かもしれません。もっとも桜の遠景は他のレンズでとっても同様の傾向が現れます。ほかの被写体ではこうした経験がないのですが、どうしてかしら?
さ、これで、ことしの桜も終わりですな。
京都の桜 [写真、カメラ]
この週末は京都のいくつかの観光地に行ってきました。平安神宮はしだれ桜がまだあまり咲いておらず、残念でした。岩清水八幡宮は趣のある場所でしたが、桜はそこそこでした。京都府立植物園はとてもすてきな桜がたくさんありました。しかし、桜の美しさを写真に収めるのは本当にむずかしいです。チューリップも、つい撮ってしまいました。
祇園白川はあまりに人が多く、ほぼ原宿のようでした。風情もなにもあったものではないという中に、なぜだか舞妓さんがいました。
一番良かったのは、鴨川(高野川)沿いでしょうか。ゆったり広々の川原に桜が満開になり、散歩したりご飯を食べたりする人たちは、みな楽しそうでした。ああ、京都はいいなあ、と思ってしまいました。
ソメイヨシノはそこここで散り始めていましたので、もしかするとこの週末がピークだったかもしれません。元気があれば、来週は吉野山かな?
祇園白川はあまりに人が多く、ほぼ原宿のようでした。風情もなにもあったものではないという中に、なぜだか舞妓さんがいました。
一番良かったのは、鴨川(高野川)沿いでしょうか。ゆったり広々の川原に桜が満開になり、散歩したりご飯を食べたりする人たちは、みな楽しそうでした。ああ、京都はいいなあ、と思ってしまいました。
ソメイヨシノはそこここで散り始めていましたので、もしかするとこの週末がピークだったかもしれません。元気があれば、来週は吉野山かな?
もひとつソフトをダウンロードしました [写真、カメラ]
Adobe Photoshop Lightroom 3ベータ版2です。ベータ版でも、日本語対応しています。パソコンの検討中にたいへんにお世話になった「伝道師日記」さんのブログで知りました。ありがたいことです。機能限定などがあるのかは、まだ把握しておりません。
http://labs.adobe.com/technologies/lightroom3/
先日、foobar君が調子悪くなっていた原因は、「Fireface Settings」をいじったためでした。「Limit bandwidth」設定でできるだけ要らないものははずそうと思って「Analog」を選んだら、チャンネル数が足りないという表示が出たのでした。「Analog+SPDIF」にかえたら解決しました。理屈はよくわからんのですが、直ったので良いです。
http://labs.adobe.com/technologies/lightroom3/
先日、foobar君が調子悪くなっていた原因は、「Fireface Settings」をいじったためでした。「Limit bandwidth」設定でできるだけ要らないものははずそうと思って「Analog」を選んだら、チャンネル数が足りないという表示が出たのでした。「Analog+SPDIF」にかえたら解決しました。理屈はよくわからんのですが、直ったので良いです。