京都・北野天満宮の梅 [写真、カメラ]
おとといになりますが、京都・北野天満宮に所用で行ってきました。天神さんといえば梅が定番、カメラも携えましたが、もうかなり散っていて、引いた絵はあまり撮れませんでした。でもまあ、そこそこ楽しませてもらいました。機材はすべてEOS5DとEF100mmF2.8USMです。
またもやキヤノンにがっかりさせられました。5D本体にUSBケーブルをつないで画像を取り込むためのソフトは、Vista64用には用意されておらず、今後もしないのではないかとのこと。カメラは十分使えるのに、早く買い換えろと言われるような、いやな感じを受けました。
もっとも、悪いことばかりではありませんで、やむを得ずカードリーダーを買ってきて、手動でコピーしたら、そのほうが何倍も早くて快適でした。方式の違いか、パソコンの性能の違いか、どちらのおかげが大きいかな?
そしてDPPでしばらくぶりにRAWデータを現像したのですが、こちらはバージョンアップで、傾き補正までできるとても便利なトリミングツールが使えるようになっていて良かったです。また、現像自体は擬似4コアの最新CPUのおかげで、それこそ「あっ」と言う間に終わってしまいました。
さ、次は桜だな。
またもやキヤノンにがっかりさせられました。5D本体にUSBケーブルをつないで画像を取り込むためのソフトは、Vista64用には用意されておらず、今後もしないのではないかとのこと。カメラは十分使えるのに、早く買い換えろと言われるような、いやな感じを受けました。
もっとも、悪いことばかりではありませんで、やむを得ずカードリーダーを買ってきて、手動でコピーしたら、そのほうが何倍も早くて快適でした。方式の違いか、パソコンの性能の違いか、どちらのおかげが大きいかな?
そしてDPPでしばらくぶりにRAWデータを現像したのですが、こちらはバージョンアップで、傾き補正までできるとても便利なトリミングツールが使えるようになっていて良かったです。また、現像自体は擬似4コアの最新CPUのおかげで、それこそ「あっ」と言う間に終わってしまいました。
さ、次は桜だな。
室生寺・五重塔の雪景 [写真、カメラ]
週末、奈良・室生寺の五重塔に収められた仏像が特別公開されているのを見に、寒さをおして出かけてきました。この五重塔は京都・奈良の数多い寺社の中で最も気に入っています。五重塔の屋根に雪が少々積もっていました。
祇王寺の紅葉 つややかな紅葉 [写真、カメラ]
祇王寺などに行ったときの画像の処理がようやく終わりました。デジカメのポスプロ作業は大変すぎます。撮る時によほど考えないと、無駄なカットや同じようなカットを撮りすぎるためです。
早朝のおかげで、引いた絵が撮れました。また、前にも記したとおり、濡れてつややかな紅葉と苔の美しいコントラストを堪能しました。
撮っているときはわからなかったのですが、紅葉にたっぷりと水滴がのっているのは、手水からはねたものかもしれません。
このときの画像は、もう2回くらいアップしたいと思います。
早朝のおかげで、引いた絵が撮れました。また、前にも記したとおり、濡れてつややかな紅葉と苔の美しいコントラストを堪能しました。
撮っているときはわからなかったのですが、紅葉にたっぷりと水滴がのっているのは、手水からはねたものかもしれません。
このときの画像は、もう2回くらいアップしたいと思います。
使うのが惜しいおみやげ クリムト展 [写真、カメラ]
サントリーミュージアムの「クリムト、シーレ展」に行ってきました。
シーレ他の絵は全然、面白くなくて、クリムトの数点のみがとても興味深かったです。あきれたことに、クリムトの代表作などはあまりない展示会でした。その代わり代表作はレプリカとか版画とかの即売コーナーで堪能しました。サントリーも苦しいのだなあ、ここを閉じるのもしょうがないなあと思ってしまいました。
その即売コーナーで買ったおみやげは、しおりと絵葉書でした。これはせいぜい数百円でしたので、財布にも負担の少ない商品でした。でもしおりは文庫本の高さより長いのだよな。これは使うと痛んでしまうので、使うのが惜しいですね。
シーレ他の絵は全然、面白くなくて、クリムトの数点のみがとても興味深かったです。あきれたことに、クリムトの代表作などはあまりない展示会でした。その代わり代表作はレプリカとか版画とかの即売コーナーで堪能しました。サントリーも苦しいのだなあ、ここを閉じるのもしょうがないなあと思ってしまいました。
その即売コーナーで買ったおみやげは、しおりと絵葉書でした。これはせいぜい数百円でしたので、財布にも負担の少ない商品でした。でもしおりは文庫本の高さより長いのだよな。これは使うと痛んでしまうので、使うのが惜しいですね。
続・祇王寺の紅葉 [写真、カメラ]
先週末の早朝にもう一度、祇王寺に行きました。
くだんの手水は、今回は直射日光があたっていて、趣の良い画像はとりにくくなっていました。
その代わり、朝露か昨夜の雨か、落ち葉がしっとりと濡れて光っているのがなんともなまめかしいと感じました。画像のような水滴のついた葉もそこここにあり、先日とは違う風情を楽しませてもらいました。
次は雪の京都かな。
ベストショットを選ぶ眼力(の無さ?) [写真、カメラ]
先日、アップした祇王寺の手水の画像は、こんな場所でした。このカットも気に入っています。ほかにも気に入っているカットがいくつもあります。
どれをセレクトすべきか本当に迷います。先にこのブログにアップした画像は、シンプルな構図だったので小さなサムネイルでもアピール力があると思い選びました。大きくしてみるのがデフォルトなら、別の画像を選ぶとも思います。フィルムのときは、満足できるカットは少なかったのですが、デジタルだと露出も色温度もフレーミングもかなり自由になるので、かえって選ぶ眼力が問われるのは、ちょっぴり怖い話です。
ところで今回、久々にプリントしてみました。ヨドバシカメラのHPから六つ切り印画紙への印刷を発注したのですが、色が浅いというか、全然きれいでなくてがっかりしました。モニター上はきれいだけれど、実はあまりきれいでない画像なのかもと、自己嫌悪に陥るほどでした。
きょうは気を取り直してこれまた久々に、自宅でプリントしてみることにしました。わが家のプリンターはエプソンの数年前のヒット作、PM-4000PXです。顔料インクを使い、耐光性が高いのがウリですが、純正の光沢フォト用紙を使えないため地味めの発色が残念だったのです。きょうはフジフィルムの「写真仕上げPro」という用紙が顔料インクでも使用可と書いてあったので、試してみました。その結果、前述の印画紙よりも圧倒的にきれいに焼けました。モニター画面と比べてもずいぶん緻密できれいでした。満足満足。でもこれじゃあ、誰もDPEに出したくなくなるよね。写真産業の未来は暗いなあ。
京都・嵐山の紅葉 祇王寺の手水 [写真、カメラ]
この3連休が紅葉のピークとあって、嵐山はまたまた原宿並みの人出でした。常寂光寺、祇王寺、化野念仏寺とめぐりました。祇王寺の手水は去年も撮りましたが、ことしの方が楽しめました。マクロレンズを持っていって正解でした。
EOS5D、EF100mmF2.8マクロUSM、絞り開放、1/30秒、露出補正-2/3、ISO320。
そういえば去年、常寂光寺などでEOS5D+EF24-105mmF4Lを持っている人がとても多いのを見て、私も5Dが欲しくなったのでした。ことしは小型のデジタル一眼の数がずいぶん増えた気がしました。
中判コンパクトカメラGA645のレンズは最高だ! [写真、カメラ]
フジフィルムのGA645をまたまた入手してしまいました。以前、GA645、GA645i、GA645Ziと入手しては手放しましたが、今となっては、TC-1同様、なぜ手放したのか思い出せません。とても好きなカメラです。
軽く小さく、簡単操作で中判フィルムを使うことができるのが特長ですが、最大の魅力はスーパーEBCフジノンレンズの優秀さに尽きます。パンフレットに載っていた、フランスの市場らしきところを撮ったカットがとてもすばらしかったのを、よく覚えています。
中野のお店で買いましたが、新品同様といえるコンディションで、ショット数はわずか400台でした。いまやこの名機が2万円ちょっとで買えるのです。何ということでしょうか。
ベルビア100を仕入れ、今週末の紅葉に連れて行く準備を整えたところです。
京都の紅葉3 きっちり解像する楽しみ [写真、カメラ]
紅葉でも桜でも、ピントを合わせてとったのにボケボケで葉や花びらが全然、解像しない色のかたまりになってしまうことがありますが、この1枚は、とても好ましくくっきりと撮れました。今回、現像していて素晴らしくシャープだと思った画像は、EF100mmF2.8マクロUSMによるものがほとんどでした。これも、そのひとつです。
以前持っていたレンズで言うと、名玉といわれるEF135mmF2Lで、同じようにはっとさせられることが多かったです。コンタックスGシリーズのビオゴンとか、マクロプラナー、あるいはディスタゴン35mmF1.4の滋味深さとはまた別の魅力ですね。
欲張ってズームレンズをいくつも持っていき、画角をカバーしようなんてのは、煩悩の一種に過ぎないのかもしれません。
京都の紅葉 with ソフトン・フィルター [写真、カメラ]
先の京都行き、高雄の帰りに竜安寺にも初めて行きました。
案の定といいますか、石庭はどう撮っても観光パンフにしかなりません。こういうときは、小技で勝負。というより、実は、ソフトン・フィルターを持ってきていることを、ここで思い出したのでした。
有名写真サイトを拝見していると、ベス単とか、タンバールとかのソフトレンズで撮られた作品を拝見することができます。そこまでの装備は持っていませんが、このフィルター1枚でも、けっこう使いではあります。
案の定といいますか、石庭はどう撮っても観光パンフにしかなりません。こういうときは、小技で勝負。というより、実は、ソフトン・フィルターを持ってきていることを、ここで思い出したのでした。
有名写真サイトを拝見していると、ベス単とか、タンバールとかのソフトレンズで撮られた作品を拝見することができます。そこまでの装備は持っていませんが、このフィルター1枚でも、けっこう使いではあります。
京都の高雄・神護寺の紅葉 [写真、カメラ]
先週末、京都で最も早く紅葉が見ごろを迎えるという高雄・神護寺に行ってきました。紅葉はとてもきれいだったのですが、調子に乗って500カットも撮ってしまい、セレクトに疲れました。これもデジタルの一側面というか、道具に振り回されているというか。
続きを、また。
続きを、また。
ポジが上がってきて、考えたこと [写真、カメラ]
ミノルタTC-1で撮ったポジが上がってきました。このカメラには本当に裏切られることがないな、と痛感しました。ただスキャナで取り込んだら、ぜんぜん、その良さが反映されません。
わが家のスキャナはエプソンGT-9700Fという数年前のフラットベッドです。最新型なら、もう少しましなんでしょうか。F-3200に注目していたのですが、こんなに早く販売終了になるとは意外でした。
デジタルのほうが得意な被写体も、はっきりとあります。
前者はEF100mmF2.8マクロUSMのすてきな描写に改めて感心しました。
後者は、大阪湾を見下ろす何かと話題のWTCからの夕景です。レンズは100mmマクロのため、かなりトリミングしました。向こうに見えるのは淡路島かと。
ところで、復活を喜んだC-240、やっぱり完調ではありませんでした。残念。
わが家のスキャナはエプソンGT-9700Fという数年前のフラットベッドです。最新型なら、もう少しましなんでしょうか。F-3200に注目していたのですが、こんなに早く販売終了になるとは意外でした。
デジタルのほうが得意な被写体も、はっきりとあります。
前者はEF100mmF2.8マクロUSMのすてきな描写に改めて感心しました。
後者は、大阪湾を見下ろす何かと話題のWTCからの夕景です。レンズは100mmマクロのため、かなりトリミングしました。向こうに見えるのは淡路島かと。
ところで、復活を喜んだC-240、やっぱり完調ではありませんでした。残念。
デジタルに合うマクロレンズ ならまちにて(続き) [写真、カメラ]
マクロレンズを持ち歩くと、色モノや光モノに反応する目になります。広角系のスナップとはずいぶん、異なります。
このEF100mmF2.8マクロUSMは、2000年に発売されたようですが、EOS5Dで使っていると、デジタルとの相性がとても良いと思われます。
このEF100mmF2.8マクロUSMは、2000年に発売されたようですが、EOS5Dで使っていると、デジタルとの相性がとても良いと思われます。
ならまち格子の家 with Macro lens [写真、カメラ]
ならまち(奈良町)は、風情のある格子の町屋が連なりますが、そのひとつが無料で公開されています。
なかなか渋くて良い景色を楽しんだのですが、肝心の格子のカットを撮りそこねていました。もっとも、格子を印象的に撮るには、日差しの加減が重要だと思いますが、この日は曇っていて無理でした。
も少し、ならまちは続きます。
なかなか渋くて良い景色を楽しんだのですが、肝心の格子のカットを撮りそこねていました。もっとも、格子を印象的に撮るには、日差しの加減が重要だと思いますが、この日は曇っていて無理でした。
も少し、ならまちは続きます。
「お堂で見る阿修羅」展を見に、奈良へ [写真、カメラ]
奈良に帰ってきた阿修羅像を見に、興福寺に行ってきました。通常展示との違いは、まさに「お堂で見る」だけなのですが、1時間待ち。阿修羅像の人気ぶりを知りました。そっけない通常展示よりは、良く見ることができた気はします。
隣でやっていた正倉院展も見た後、ならまちを散策しました。マクロレンズはこういうときにもけっこう便利です。
これが50mmとか60mmだと、画角だけでなく、ボケ具合もあって、あまりうまくいきません。100mmが画角、ボケ具合、軽さから、ちょうど良いと思います。
「黄花(おうか)」という喫茶店で飲んだ紅茶がとてもおいしかったです。この店に入ってよくわかったのですが、奈良の町屋は一区画の奥行きが非常に長く、通りに面した建物の奥に、中庭があって、その奥にもひとつ建物がある、というケースが多いようです。紅茶ポットに映った木々を撮ってみたのですが、わかりにくいかも。
ならまちの続きは、また。
EF100mmF2.8マクロUSM、ISなくても素晴らしい性能 [写真、カメラ]
一眼レフを使う最大の理由のひとつは、マクロ撮影にあります。このところ手元にマクロレンズがなかったのですが、紅葉シーズンに備えてキヤノンEF100mmF2.8USMを入手しました。
出たばかりの頃、EOS-1nで短期間、使っていたことがありますが、あまり印象に残らず、手放してしまいました。
今回は、素晴らしい性能にうれしくなっています。大阪の咲くやこの花館に行ってきました。
EOS5Dのファインダースクリーンはピントのわかりやすい暗めのに変えてありますが。これが大正解で、非常にピントがしっかりしています。1枚だけ、EF35mmF2の画像も含んでいます。
なお、ブログのレイアウトを変更しました。また、ようやく画像をクリックすると大きめの画像が開くように設定しました。どうすればできるのか、何年もわからずにいたんです、実は。
出たばかりの頃、EOS-1nで短期間、使っていたことがありますが、あまり印象に残らず、手放してしまいました。
今回は、素晴らしい性能にうれしくなっています。大阪の咲くやこの花館に行ってきました。
EOS5Dのファインダースクリーンはピントのわかりやすい暗めのに変えてありますが。これが大正解で、非常にピントがしっかりしています。1枚だけ、EF35mmF2の画像も含んでいます。
なお、ブログのレイアウトを変更しました。また、ようやく画像をクリックすると大きめの画像が開くように設定しました。どうすればできるのか、何年もわからずにいたんです、実は。
G-ROKKORの切れ、ボケ味、空気感 TC-1の魅力 Part2 [写真、カメラ]
TC-1、2連発です。
ボケ具合を見るため、開放です。東寺で撮ったリアラのプリントをスキャンしました。ほぼ最短距離の45cmくらいに丸い突起の先端があると思います。
小さくてわかりづらいかもしれませんが、とても素直な後ボケです。ピントの合ったところは、カリカリにシャープです。色も鮮烈に再現しますので、曇りでも安心して撮れます。
東本願寺の門にいた獅子です。プリントの一部を拡大しました。左目にきりっとピントがきています。広角マクロっぽい、ちょっと珍しい画像になったように思います。
周辺光量落ちがはっきり見えますが、私は気になりません。水のひんやりした感じ、場の雰囲気をとても忠実に再現してくれていると思います。まあ、好きなカメラですから、あばたもえくぼみたいなことを書いております。
ボケ具合を見るため、開放です。東寺で撮ったリアラのプリントをスキャンしました。ほぼ最短距離の45cmくらいに丸い突起の先端があると思います。
小さくてわかりづらいかもしれませんが、とても素直な後ボケです。ピントの合ったところは、カリカリにシャープです。色も鮮烈に再現しますので、曇りでも安心して撮れます。
東本願寺の門にいた獅子です。プリントの一部を拡大しました。左目にきりっとピントがきています。広角マクロっぽい、ちょっと珍しい画像になったように思います。
周辺光量落ちがはっきり見えますが、私は気になりません。水のひんやりした感じ、場の雰囲気をとても忠実に再現してくれていると思います。まあ、好きなカメラですから、あばたもえくぼみたいなことを書いております。
メカニカルな宝石箱 TC-1の魅力 Part1 [写真、カメラ]
うれしさついでに、ちょっとつぶやきを。
TC-1の素晴らしさは、写り以前に所有欲を完璧に満たしてくれることです。いつまでもずっと手の中に入れておきたくなります。
愛玩物に終わらないのは、とてつもなく良く考えて作られているためです。レバーひとつ、ダイヤルひとつのシンプルな操作体系に、多機能がぎっしり詰め込まれています。手が覚えれば、思い通りに操ることができる点は一眼レフ以上かと。
最大の魅力は、切れまくるレンズです。真円絞りという、ほかに聞いたこともないようなギミックに、ビョーキの人は間違いなくノックアウトされます。ギミックと言うのは不正確で、この真円絞り、写りにも絶大な貢献をします。上がりを見て、素直なボケ味に、も一度ノックアウトされます。
TC-1の素晴らしさは、写り以前に所有欲を完璧に満たしてくれることです。いつまでもずっと手の中に入れておきたくなります。
愛玩物に終わらないのは、とてつもなく良く考えて作られているためです。レバーひとつ、ダイヤルひとつのシンプルな操作体系に、多機能がぎっしり詰め込まれています。手が覚えれば、思い通りに操ることができる点は一眼レフ以上かと。
最大の魅力は、切れまくるレンズです。真円絞りという、ほかに聞いたこともないようなギミックに、ビョーキの人は間違いなくノックアウトされます。ギミックと言うのは不正確で、この真円絞り、写りにも絶大な貢献をします。上がりを見て、素直なボケ味に、も一度ノックアウトされます。
GA645iに見るフィルムの力 [写真、カメラ]
6年ほど前、チリの街角で撮った写真です。カメラはGA645i、フィルムはベルビアでした。写真を撮ってもいいですか、と話しかけたときのお母さんの恥ずかしげで少しうれしげな様子と、子どもの好奇心一杯のまなざしがとても印象に残っています。こってりした色合いも好きです。
デジタルよりもフィルムのほうがワンカットにかける集中力が高かったと思うのは、だめカメラマンだからなのでしょう。でもデジタルになって、このカットを撮った瞬間のことは忘れない、というのが、あんまりないんですよね。だったらも一度フィルム、やりたい気持ちが強まっています。
たとえばキヤノンの一眼レフにしても、どうかするとEOS-1nは福沢さんでお釣りがくるのが中古市場の現状ですから、よっぽど人気はなくなっているのでしょうけど。
アサヒカメラ最新号の診断室で、フジのGF670が取り上げられていました。短時間に立ち読みしただけですが、作例写真がデジタルと違って切れよく、色よく、素晴らしかったのは、ドクターも触発されたのだろうと思います。
それからメーカーが問い合わせに応えた中で、興味深かったひとつは、「このままだとフィルムカメラが新品で買えなくなるかもしれない」という問題意識から、このカメラを発売することにした、という点。つまり、まだしばらくはフィルムを供給する気でいるわけだね、フジ君は。
もうひとつは、35mmフィルムや645では、デジタルに画質の点で追いつかれるかもしれないので、66ないし67のカメラを作ることにした、という回答。ふーん、そうなんだ。額面どおり受け取っていいのかは判断材料がないです。
受注が予想を上回って多いとのことです。スクエアが好きで、フジのレンズが好きな私も、もちろん欲しいカメラではあるのだけれど、値段が18万円もしては、ねえ。現実的にはGA645かな、やっぱ。
3度目のTC-1 [写真、カメラ]
けさ届いたのは、ミノルタTC-1。前に銀色のと、黒いリミテッドモデルと持っていた時期があり、これが3度目の入手となります。何で以前に手放したかは忘れてしまいましたが、持ち運びが負担にならないフィルムカメラなら、まずこれでしょう、やっぱ。
試し撮りがてら、リアラを詰め込んで京都の東寺と東本願寺に行ってきました。夕方、梅田のヨドバシで待つこと1時間、プリントを見たとたん、やっぱすごい写りだと絶句してしまいました。スキャナが故障してしまい、アップできず残念です。
きょうは曇りでしたが、色のりはこれ以上ないほど良く、線が細く、とてつもなくシャープで、歪みが少なく、最短距離の撮影ではボケ味も良い。以前もリアラとTC-1の組み合わせは感動した記憶がありますので、相性もあるにせよ、これは素晴らしいです。プリントを裏返してみると、正確な意味はわからないのですが、プリント時に調整してくれたらしい記号もありましたので、プリント技術のおかげもあるのかもしれません。
フィルムは金と手間がかかるからと、いったん全部手放したのですが、自分でRAW現像に格闘しなくてもほぼ満足できるプリントをしてもらえるという点は、実はけっこうなメリットなのかもしれません。デジタルカメラで良い画像が撮れても、インクも高いし手間がおっくうでなかなかプリントしませんからね。
次は、ベルビア100を入れました。しばらく持ち歩こうかな。
あじさい寺(三室戸寺)のライトアップ [写真、カメラ]
フジヤカメラの価格表 [写真、カメラ]
「PICTURE DIARIES」のmasaki0607さんが「あまり読むところがなかった」と書かれていたアサヒカメラ。もともと写真はつまらない、機材記事はニコン偏重気味で、パラパラめくる程度でした。正直言って、最も役立っていたのは、巻末のフジヤカメラの価格表でしたが、アサカメ最新号には、価格表が載ってません。ほかの雑誌は見てないけど、ついにやめちゃったのかしら。だとすると、ショックです。
ヤフオクとフジヤカメラと、その他を見比べて安いところで中古カメラを買うのが最近の私のスタイルでした。アイテムによって、傾向が違うんですよね。ちなみにEOS5Dはフジヤカメラで買いました。見比べる際のスタンダードがフジヤカメラの価格表だったのに、なくなってしまったら、どうすればいいのでしょう。
も少しお店で買うようにするから、頼むから、復活してね。
ヤフオクとフジヤカメラと、その他を見比べて安いところで中古カメラを買うのが最近の私のスタイルでした。アイテムによって、傾向が違うんですよね。ちなみにEOS5Dはフジヤカメラで買いました。見比べる際のスタンダードがフジヤカメラの価格表だったのに、なくなってしまったら、どうすればいいのでしょう。
も少しお店で買うようにするから、頼むから、復活してね。
哲学の道 [写真、カメラ]
醍醐の桜、祇園白川の桜 [写真、カメラ]
きのうは京都・醍醐寺と祇園白川にいき、桜を楽しんできました。醍醐寺は巨大なシダレザクラがあちこちにあり、豪壮でした。人も多かった。それと比べると祇園白川はいかにも京都らしい繊細な風情があって、これもすてきでした。ただ、祇園の石畳って、もう少し影のある場所という感じがしていたのですが、あっけらかんとした観光地と化していました。
EOS5Dをはじめて全開で使いましたが、良いです。
来週は、吉野山に行ってきたいと思っています。
Cubaseは、当初、周波数の設定などで若干苦労しましたが、快調です。ただの16bit・44kHzで十分に心地よい音がします。たとえばカラヤンのブルックナー交響曲全集とか、ベームのバイロイトの「指環」とか、少し音が眠たげだと思ったり、荒いと思ったりしていた音源が、力強い美音になり、ききほれてしまいました。購入しようかどうか迷っている方、買うのが一番ですよ。
テレテッサー(改)マウントアダプターつきをEOS5Dに取り付ける [写真、カメラ]
年末に入手していたテレテッサー300mmF4ですが、EOS5Dに傷をつけないで取り付けるには、マウント側に突き出しているピンを少々削る必要があるとのこと。
意を決して、ヤスリで削りました。すごく簡単に出来て拍子抜けするほどでしたが、たぶん、削りすぎましたので、この個体はコンタックスのボディではうまく使えないかも知れません。遠くの花を撮りたいことが多いハスなど、花の撮影に活躍してくれるのではないかと楽しみです。
意を決して、ヤスリで削りました。すごく簡単に出来て拍子抜けするほどでしたが、たぶん、削りすぎましたので、この個体はコンタックスのボディではうまく使えないかも知れません。遠くの花を撮りたいことが多いハスなど、花の撮影に活躍してくれるのではないかと楽しみです。
EOS 5D(旧型)はお買い得です! [写真、カメラ]
まだ少し使ってみただけですが、旧型のEOS 5Dは、万人に進めることの出来る良いカメラ、かつ、今が買い時だと思います。画質は非常に良く、満足しています。たぶん豊かなボケとのかねあいだと思いますが、これまで使ってきたデジカメと比べて画面全体にきりっとし空気が漂う感じがします。少なくともISO800が完全に実用になるので、単焦点を使えば室内で子どもを撮る(けっこう難しいものです)こともこなせます。ボケ味で遊べる楽しさはまことに得がたいものです。
今はこの中古の程度良好品が10万円余で手に入るのですから、最新のAPSサイズ機よりもお勧めだと思います。ただ、中古を購入するには注意点があります。旧型の欠点のうち、購入前に私が気になっていた1つめはシャッターボタンを深く押さないと切れず、上位機種と違って調整ができないことでした。確かにカメラ店の店頭やキヤノンのサービスセンターのデモ機はそういう機種がありました。また、液晶の色が悪く、特に初期の液晶は緑がかっていたというのも避けたいところでした。発売後にある程度は対策がなされているようだったので、私はシリアルナンバーが比較的新しいものを探して購入しました。結果は大正解で、シャッターボタンは適切な深さで切れ、液晶も気にならない程度の個体でした。というわけで、中古購入にはシリアルナンバーが新しいものをお勧めします。
センサークリーニングのときに確認してもらったところ、総シャッター数が4500と少ない良品でしたが、それよりもびっくりしたのは、3年くらい使っているkissDNの総シャッター数が6400にとどまることでした。ほとんど使っていないことに我ながら愕然としました。
「写真はボケ味で決まる」 フルサイズEOS-5D導入 [写真、カメラ]
嵯峨野で紅葉を撮った。
↓
いまいち写真を撮る楽しさが足りない。
↓
デジカメの撮像サイズが小さく、ボケないためではないか。
写真はボケ味で決まるものだ。
↓
やっぱりフルサイズのデジカメが必要だ。
というわけで、マーク2が出て激安になった初代のEOS-5Dを入手しました。3年前に30万円以上した機種が、今は10万円前後まで値崩れしています。ヤフオクには1日に10件以上も出品され、某中野の店には10台以上並ぶことも多いようです。当座の軍資金が乏しい上、急激な値崩れも耐えられない私としては唯一の選択肢でした。といっても、すごく程度の良い品物を手に入れることができ、喜んでいます。
kissDNと比べて重く大きく、何やら大学時代に買ったNewF-1を思い出しました。マニュアルフォーカスを大事にしたいと思い、そのためのスクリーンも付けました。F2.8より暗いレンズだと、ファインダーがすごく暗くなるらしいですが、なに、NewF-1にズームをつけると、暗かったものです。たいした問題ではありません。
少しいじってみた感想は、3年前の型とは思えない良い出来だということです。新型ならではのメリットは、高感度に強いことくらいで、単焦点でのスナップや、三脚をすえて花や風景を撮りたい私には、決定的な差ではありません。
それとRAWファイルの現像ソフトDPPで、純正レンズの歪曲収差や周辺光量不足の補正もできるようになり、とても便利だなあと驚いています。レベル低いかしら?
子どもが増えた頃からカメラから遠ざかってほとんどを売却し、オーディオにはしっていました。そのため、まだ、レンズが余りありませんが、すでにいくつか激安で落札しました。大振りのテレテッサーとか、、、、、、
↓
いまいち写真を撮る楽しさが足りない。
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デジカメの撮像サイズが小さく、ボケないためではないか。
写真はボケ味で決まるものだ。
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やっぱりフルサイズのデジカメが必要だ。
というわけで、マーク2が出て激安になった初代のEOS-5Dを入手しました。3年前に30万円以上した機種が、今は10万円前後まで値崩れしています。ヤフオクには1日に10件以上も出品され、某中野の店には10台以上並ぶことも多いようです。当座の軍資金が乏しい上、急激な値崩れも耐えられない私としては唯一の選択肢でした。といっても、すごく程度の良い品物を手に入れることができ、喜んでいます。
kissDNと比べて重く大きく、何やら大学時代に買ったNewF-1を思い出しました。マニュアルフォーカスを大事にしたいと思い、そのためのスクリーンも付けました。F2.8より暗いレンズだと、ファインダーがすごく暗くなるらしいですが、なに、NewF-1にズームをつけると、暗かったものです。たいした問題ではありません。
少しいじってみた感想は、3年前の型とは思えない良い出来だということです。新型ならではのメリットは、高感度に強いことくらいで、単焦点でのスナップや、三脚をすえて花や風景を撮りたい私には、決定的な差ではありません。
それとRAWファイルの現像ソフトDPPで、純正レンズの歪曲収差や周辺光量不足の補正もできるようになり、とても便利だなあと驚いています。レベル低いかしら?
子どもが増えた頃からカメラから遠ざかってほとんどを売却し、オーディオにはしっていました。そのため、まだ、レンズが余りありませんが、すでにいくつか激安で落札しました。大振りのテレテッサーとか、、、、、、