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ゴルフ7は1.4よりも1.2が良い [クルマ]

もう一度、新型ゴルフのトレンドラインとハイラインに試乗しました。試乗する前に読んだCG最新号では、1.2の方を1.4よりも良いと評価していましたが、それはそれとして、自分で確かめてみました。

トレンドラインは、まず静粛性の高さと乗り心地の良さが印象的です。とても軽い操縦感覚が本当に快適です。エンジン音はスロットル開度が中くらいのときはやや重めのドイツらしい音で、あまり快適ではありません。踏み込んで高回転になると、小さいエンジンが快音を発します。ラテン系の能天気な楽しさとはもちろん違います。電動シートはオプションでもつきませんが、マニュアルシートもとても細かく調整できるので、かなり良いできだと思います。
唯一、残念なのは、動き出してすぐにスピードを上げたい時、ほんの少しパワーがついてくるのが遅いことです。ターボラグと言われるものかと思います。それも、ほとんどの場合は問題にはならないとは思います。というのは、シフトノブを一回手前にカクンとするだけでスポーツモードになるので、それで対応できるからです。(ターボラグ自体はスポーツモードでも残ります)
最初のターボラグの後は、踏み込めば踏み込むほどかっとばすことができ、1.2なんて小さいエンジンとは思えません。車体の軽さも効いていると思います。ただしそんなことをやっていた試乗の燃費は7km/lくらいにとどまりました。

ハイラインは、動き出した瞬間、もっと大きな高級車のような重厚な感じを受けます。重量、タイヤ、サスペンションの違いと思われます。1.2で感じたターボラグはこちらにもありますが、トルクが太いためかそれほどには気になりません。そしてターボラグの後の加速はとてもパワフルで、ストレスがありません。しかし、これほどのパワーは別に要らないとも思います。パワーが強いことの副作用か、クリープの力が強く、ちょっと気を使います。
エンジン音はさらに重めのドイツ車らしい音が大きくして、静粛性は若干劣ります。何か重いものを引きずっているような操縦感覚も、劣るところです。売り物の2気筒モードはシームレスに入りますが、エンジン回転数の針だけがぴょんと上がったり下がったりするのがおかしいです。アイドリングストップからの復帰は、こちらの方が不快な振動がさらに少なく優秀です。
最大の売り物のはずの乗り心地は、コンフォートだと確かに柔らかいのですが、何となく作りこんだわざとらしさを感じてどのモードもあまり快適とは思いませんでした。

というわけで、私の好みとしては1.2の方で、装備を考えると中位グレードのコンフォートラインかと思います。

ただし後部座席は、我が家のニーズとしてはゴルフよりももう少し広いと良いように思います。それでアテンザをもう一度見に行ったら、後部座席はやっぱりこれくらい欲しいと思いました。それと、改めて確認しましたが、アテンザのスマートキーなら、かばんにキーを入れたままで乗り降りとエンジン始動などの操作が全部できました。これもポイントは大きいです。ゴルフよりは値引きも期待できるのではないかと思うと、アテンザの2.5Gの方が良いような気もします。乗り心地や静粛性は、アテンザも絶対的には悪いわけではないと思うので、慣れてしまえばゴルフほど優秀でなくても問題ないのかも知れませんしね。なかなか心が決まらないなあ。
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