惜しい! アルファロメオ・ジュリエッタ クラシカ [クルマ]
アルファロメオ・ジュリエッタにベージュの革内装を標準装備したクラシカを見てきました。
やはり伝統の楯、ドアハンドルなど、細部までデザインに満ちていて、美しいと思います。それなのに、全体としては何やら変顔になっているのが不思議です。
革内装は、159で言うチベット・レザーよりは上質で、ポルトローナ・フラウよりは落ちる感じです。でもゴルフよりもアテンザよりもずいぶん良いと思います。座った感じがしっとりして、好きです。
背中の部分などは、革を編んだようになっていて、独特です。
ほぼ全面を革で覆っているフロントシートですが、なぜか一部だけファブリックが残っています。なぜ?
後部座席の余裕は少なめですが、ゴルフと大差ないと言えば言えます。ただし窓が頭に迫ってくる感じがとても強いです。
見ているだけならとてもすばらしく、少々高くても欲しくなる魅力にあふれていたのです。しかし、同じ足回りというスプリントに試乗してみると、ステアリングは路面のわだちに振られ、エンジンはややボーボーという音がうるさく、乗り心地は、コンペティツィオーネよりはましながら、ゴロゴロごつごつしていて快適でないし、欲しくなりませんでした見た目はこのように色気たっぷりで性能はゴルフ、というクルマがあったら良いのだけれど、うまくいかないものです。本当に惜しいのですが、アルファはあきらめざるを得ないかも。
ところでアルファのお店でムルティプラの査定をしてもらいました。フォルクスワーゲンで38万円といわれたので、それを伝えたら「同じか、もう少しがんばりたい」とのことでした。専門店なのだから、当然、ワーゲンより高いと思っていたのですが、意外でした。
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