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アテンザは2.5Lガソリンが気に入った、のだけれど [クルマ]

アテンザの2.5Lガソリンエンジンを積んだセダンにじっくり試乗しました。ディーゼルは、アイドリングの音や加速時の音がいまひとつで、DPF再生などといううれしくないものもあり、価格も高いので新車検討の対象外とし、2.5Lガソリンが良いかどうかにしぼって考えることにしたのです。

鍵を借りてひとりで1時間半くらい乗りました。
まず、最も気になる乗り心地については、わりと残念な印象でした。普通に走っていると割と乗り心地は良く、特に高速道路で路面の状態が良い場合はこれぞフラットライドと言いたくなる感じですてきでした。しかし、40~50km/hくらいの中速で走っていて大きな段差にかかると、ガックンとショックが腰に来ます。高速道路でも来るのですが、中速の方がひどい感じを受けました。ネット上のインプレ記事だと、5000kmくらい走るとしなやかな乗り味に変化する、というのを見るのですが、試乗車はすでにけっこう走っていた個体なので、ここからさらに大きく変化するとも思いにくかったです。
もうひとつ少々がっかりしたのは、低速から中速で走っていてコトコト、コトコト細かい段差をひろってシートやハンドルに伝えてくることです。これはディーゼルでは気になりませんでしたので、フロントが軽くなった副作用かもしれません。
私にとってもうひとつの大きなチェックポイントであるロードノイズも、あまり感心しませんでした。一般道では、そこそこ聞こえるものの、ひどいというほどではなく、まあ許容範囲でした。しかし、高速道路で、路面の状態が悪いところにさしかかると、ゴーッというひどい騒音に満たされます。ちょっと勘弁して欲しいと思うレベルでした。

そのほかの点については、ほぼ高く評価できると思いました。エンジンは、2.5Lで十分なパワーがあり、反応が良く、回すと音も良く、ディーゼルはいらないと思いました。ミリ波レーダーによるオートクルーズを高速で試すと、これほど便利なものはないと言いたくなりました。前の車と適切な車間距離を保ちながら、必要な加減速を自動でしてくれます。高速道路で自分の意志を車に伝えるのには、もはや右足でなく、右手親指だけを動かすほうが適切になっていることを知りました。大柄なボディでもロードスターを操るように自在に動かすことができる操作性のよさも快感ですし、アイドリングストップからの復帰の際の振動も、まあ許せる範囲でした。革のシートは、特上の革の感触とはいきませんが、まず良いですし、シートのできも良く、リアシートは広々としてくつろげそうです。ほかにも良い点はいっぱいあり、上記2点を除けば、この価格でこれだけのできで、とても良いクルマだと思います。はてさて。
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