ショルティのワーグナー、アバドのヴェルディ [クラシック]
ショルティの金字塔、「指環」を含むワーグナー主要作品の36CDが発売されました。「限定ボックス用に新たにリマスターされた音源が使用されています」という但し書きがありました。かなりすっきりした、現代録音に近い音調に振った感じがしますが、魅力的な音がしています。同時期にブルーレイディスクのセットも発売されているので、それと共通のリマスター音源ではないかと思います。ハイレゾには興味があるのですが、ブルーレイは少なくとも私の環境では使い勝手が悪いため、魅力を感じませんでした。値段もブルーレイは指環だけで20000円ほどするのに対し、36CDの方は7000円を下回るセール価格でした。デッカさん、ありがとう。
もっとも、DGのワーグナーオペラ全集43CDは6000円台まで下がっています。クライバーの「トリスタン」まで含んでいるにも関わらず、です。本当に旧録音は安くなりました。
もうひとつ、アバドの振ったヴェルディの作品集14CDも入手しました。最近BSで放送されたメトのヴェルディ「ドン・カルロ」を観て、とても素晴らしい作品と知り、ドン・カルロなどまだ持っていなかったヴェルディのCDが欲しくなったためです。ちょっと聴いた感じでは、ドン・カルロ、シモン・ボッカネグラ、仮面舞踏会など、けっこう素晴らしい音楽だと思います。こちらもショルティほどではありませんが、6000円弱と安かったです。
ついでにホグウッドのモーツァルト交響曲全集も入手する典型的な大人買いをしてしまいました。
>大人買い
私も昔はかなり買いましたが・・・最近は買っても聞けないのでほとんど買いません・・・。
「どこに置くの??!!」と叱られますし・・・。(笑)
>ドン・カルロ、シモン・ボッカネグラ
どちらも名曲・・・特にシモンは味わい深い作品でお奨めです。演奏が良いと海風が感じられます。
by ユキタロウ (2012-10-15 22:33)
ユキタロウさん、どうもです。
そうですか、海風ね。楽しみに聞き込みたいと思います。
ただ、ドン・カルロは映像作品を先に見たので何となくわかるのですが、シモンはストーリーがわからないので、どうしたものやら。
by minima (2012-10-16 08:08)