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SRの新たな系譜、導入 [オーディオ]

家族と暮らす自宅に戻って、家にもヘッドホンが必要と痛感したため、中野のお店に出かけました。SDカードに音源を入れて持っていき、HiFiMAN HM-801で試聴させてもらいました。

はじめにゼンハイザーHD650を聴いたら、これで十分と思える良い音。以前、HD600は持っていたことがあるのですが、それを上回るすばらしい性能と思いました。新品でも、円高差益還元セールなのか、かなり安かったのも魅力でした。
ついでにウルトラゾーネのうち、pro750を試しましたが、私がクラシックやら何やら聴いているのに気づいた店員さんが「たぶん会わないと思いますよ」と予言された通り、やや勝手な色づけというか強調感を感じ、パス。

HD650に決めかけたところで、試聴コーナーを見たら、スタックスのアダプター、SRM600LIMITEDが目に入りました。一応、スタックスも聴いて納得してから決めようと思い、試聴できるイヤースピーカーを聴かせて欲しいとお願いしたところ、気になっていたSR-507の試聴機はなく、SR-007AとSRM-007tAの最高峰コンビに、HM-801のラインアウト出力を入れて聴かせてもらいました。

そしたら、一聴、「やっぱスタックスにはかなわんなーーー。」って思ってしまい、勝負ありでした。コンデンサー型の自然な鳴りっぷりは、逆立ちしてもダイナミック型にはできない芸当なんだなあ。

SR-007Aは高すぎるのと、耳へのあたり具合が好きになれず、SR-507を試聴もせずに購入。アダプターは、SRM-007tAと600LIMITEDを聴き比べると、前者の方が押し出しが強くてすてきな上、見た目でも真空管が倍の4本と迫力があり、良いと思いました。ただ、直接比べなければわからない程度の違いと判断し、安い600LIMITEDにしました。
IMG_7198.jpg

自宅で聴いてみると、やっぱりすばらしく良いです。
実は学生の頃、身分不相応にもスタックスのSR-Λを持っていました。安いアダプターのせいか、ユニットのせいかはわかりませんが、当時は低音が薄めで、トーンコントロールで強めたりすると、今度はビビるという欠点がありました。507は低音を心地よく聞くことができ、グランカッサの強打を破綻なく再現します。中高域の抜けの良さや密度感も、今の方がずいぶん良いです。ま、当時はまだLPが音源の主流で、CDは出始めであまり持ってなかったので、レンタルショップの黎紅堂(れいこうどう)で借りてせっせとテープにダビングする、といった頃だったのですが。

今、シュアーの535のエージング中なのですが、507もエージングする必要がありそうです。
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