玉虫色はベリリウムの色 1000M導入 [オーディオ]
中学生の頃、親がヤマハに積み立てていたお金でステレオを買ってやる、と言ってくれ、カタログには1000Mも載っていました。親は「これでも良いよ」と豪儀にも言ってくれたのですが、高過ぎて申し訳なく、普及価格帯のNS-590にしました。
しかしその後、オーディオにはまると何とも惜しい事をしたのに気づいたのでした。ヤマハ最大の売り物であるベリリウム振動板は、590ではツイーターのみ。どれだけ効いたいるのかよくわからなかったものでしたが、1000Mはスコーカーに巨大な振動板が付いていて、もの凄い押し出し。妖しげな玉虫色に引き込まれそうな気がしたものでした。
それ以来、約36年を経て、ついに、です。音はそこそこ良さげですが、うわさ通り低音のコントロールが成否を分ける製品のようです。ネットで見ると、吸音材を減らすと響きが豊かになって良いらしいです。長岡鉄男さんが考案したバスレフ化キットで低音を増強するのも面白そうです。
以前、単身赴任だったときには大きなスピーカーをとっかえひっかえしてほぼビョーキ状態でしたが、今はそれほどの暇も体力もなくなっているので、チマチマいじってみようかと思います。
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