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HM-801やColorflyを上回るプレーヤー? KORG MR-2を試聴 [オーディオ]

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KORGのMR-2は小型の録音機器ですが、スペックを見ると、24bit192kHzのWAVとDSDが録音・再生できるので、ハイレゾ音源のプレーヤーとしての要件を満たします。私はあまりFLACを重視していませんし、変換もできますので、これで良いわけです。もしかしてHM-801よりも軽くて信頼できる機械で、さらに録音までできるとすれば、すばらしいかも、と思いました。

ということで、某大型店の展示品で試聴させてもらいました。結論としては、けっこう良いかも、といったところです。
SDカードに入れたDSDや192kHzWAVのハイレゾ音源を当たり前に再生しますし、16bit44kHzも同様です。自分のSE535を持ち込んで聴いた印象では、ハイレゾ音源は音のゆとりやスムーズさが加わってとてもよく、これらを手軽に携帯できるのはすばらしいと思います。あちこちの書き込みを見ると、CDの音源もAudiogateでDSDディスクに焼いて聴くと良い、と書かれていますので、もしかするとCD音源もDSDに変換して持ち歩くのはありかもしれませんが、そこまでは試していません。
メニューの階層などの使い勝手も、一般的な再生専用機ほどとは言いませんが、じゅうぶんに使用に耐えます。HM-801より良いくらいです。
評価の分かれ目は、ヘッドホン出力の性格にあります。音量は十分にとれ、クラシックでも問題なく使えます。音の深み、沈み込みという点ではHM-801に負けます。一方、伸びやかさ、楽しさを感じさせる再生音という意味では、HM-801よりも良いと感じます。
これでデジタル出力やライン出力でもあれば、外付けアンプが使えるのですが、ヘッドホン出力しか備えておらず、残念です。

というわけで、ひとまずは結論が出ずにしまいました。でも録音機器というのはこれまで持っていないので、いろいろ楽しさが広がる気もします。そのうち導入するかもしれません。
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「世界初、5.6MHzでDSDサラウンド」、すごく期待したのになあ、、、、 [オーディオ]

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「Net Audio vol.2」という雑誌が出たのでパラパラめくっていたら、付録ディスクの紹介記事に「世界初、5.6MHzでDSDサラウンド あまりにリアルなアマゾンのフィールド録音」という見出しと、大きな風防をつけた4本のマイクの写真がありました。本文を斜め読みするとオノ・セイゲンさんがアマゾンで収録した自然音とのこと。
DSDは柔らかくて好ましい音がすると思っていましたが、そのマルチチャンネル音源は接したことがなかったので、これは面白そう、と即購入。
しかし、持ち帰って付録をダビングすると、2chしかありません。急いで前述の部分をちゃんと読んだら、この付録は2chバージョンだと、さらっと書いてありました。そりゃないでしょーよ、だったらこんな写真とか見出しはだめでしょーよ、と自分が早合点したことは棚に上げて、文句を言いたくなってしまいました。
ほかの付録音源や無料ダウンロードも中途半端な短いものが多かったり、私の好みとは違ったりして、結局、あまりお得な印象はありません。ついでに言えば記事の大半も、焼き直し風だったり詰めが甘かったりという感じを受けました。
これと比べるとオーディオベーシック誌とかPCオーディオfanとかの企画は本当によく考えられていると思い、改めて感心します。毎回、生みの苦しみがあるのだとは思いますが、がんばって下さいませ。

ところで気を取り直して聴いたオノさんの音源自体はとてもすばらしく、マルチチャンネル音源で発売されたら購入したいと思いました。
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Wavelab Elements7の使用手順ご紹介 [オーディオ]

その後、Wavelabについて、素人なりに使用手順が定まりましたので、どなたかの参考になるかとも思い、ご紹介します。

はじめに、入力や出力のデバイスを設定する必要があります。これは使う機器によって違うと思いますが、「オプション」の「オーディオストリーミングの設定」などで行います。その後、ファイルメニューの「開く」から「新規」を選び、24bit96kHzなどのフォーマットで「名称未設定」のデータ画面を立ち上げます。赤丸の「録音」ボタンを押すと、録音用の画面が出ます。

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ここでも24bit96kHzで取り込むことを選ぶなどした上で、この画面上の赤丸の「録音」ボタンを押すと、録音が始まりますので、LPプレーヤーをスタートさせます。演奏が終わって「停止」ボタンを押すと、画面に波形が現れて、ファイルが出来たらしいことがわかります。この画面を閉じます。

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これはごく片チャンネルの数秒ほどの波形を拡大したものです。こんな形で極端なピークが立つのは、傷とかほこりによる場合が多いです。この部分をさらに拡大してスペクトラム表示に切り替えてみます。

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こんな風に前後と違う周波数分布が現れています。これくらい激しい傷はDE-CLICKERでも取りきれませんので、手動で消してしまうことにします。範囲指定をして、この部分の音量を48db減らす処置をします。

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こんな風に、消えます。不思議なことにこのとき、範囲指定した前後にまた別の波形が現れて、少々ノイズになります。でももとの耳に刺さるような音ではなく、小さな違和感程度なので、私は許せます。

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同じ部分の波形をもう一度見ると、このように大きなピークは消えています。

その上で、こんどこそDE-CLICKERの登場です。
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傷に一番関係するのはDE-CLICKERの3つのノイズ除去機能のうちのDeclickです。これを95%くらいまで上げるとすごく変な音質になりますので、75%とか80%くらいにしています。この3つのパラメーターは、試行錯誤してもっとベストポイントを追い込む必要があると思います。
画面を拡大してみていただくとわかりますが、DE-CLICKERはマスターセクションというウインドウの中で、エフェクトのひとつとして選択して使います。私の場合、ほかのエフェクトは今のところ使っておらず、DE-CLICKERと、波形を見た上でマスターレベルを引き上げることを指定します。これで画面下の「実行」を押すと、取り込んだデータから傷音を取り除き、音量を数db引き上げた新しいファイルが出来上がります。

こうやって書くとややこしいように見えますが、実際の作業はかなり簡単です。このソフトを立ち上げると、ほぼパソコンを占拠する状態になり、たとえばRAWの現像などの画像ソフトは極めて重くなりますし、ほかの音楽再生ソフトやDVDのプレーヤーなどを立ち上げると、排他モードでぶつかるのか、ハングアップしたりもします。でも慣れれば快適なのと、音質も良いと思われるのとで、けっこう気に入っています。プレーヤーソフトとしても悪くないかもしれません。
長岡さん推薦の名盤、「テネブレの詠誦」は、CDは抜粋の1枚ものしか知らないのですが、それより内容の多い3枚組LPを取り込んだりして喜んでいるところです。
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Wavelab Elements 7でLPレコードのダビング三昧 [オーディオ]

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先のオーディオベーシック誌で山本さんがご紹介なさっていたWavelab Elements 7を導入しました。SONNOXのDE-CLICKERというレコードの傷音を取り除く機能があるためです。少し使ってみたところでは、大きな傷音を完全に消すのはなかなか出来ません。それほどに強く効果をかけると、音質がとても落ちます。でもかなり音を小さくすることができるので、けっこう貴重なソフトだと思います。
はじめはLPレコードから取り込むときにリアルタイムでこの機能を使えるのかと思っていたのですが、どうやらいったん取り込んだ後で加工するのに使うようです。そのやり方がわかるまでにかなりの時間がかかりました。リアルタイムでやる方法も実はあるかもしれませんが。

LPレコードでしか持っていないグールドのハイドンのピアノソナタとか、ブラームスの無伴奏合唱曲集とか、いろいろダビングして楽しんでいます。
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ステレオ誌7月号、ことしは8cmユニットが付録に [オーディオ]

http://www.ongakunotomo.co.jp/magazine/stereo/

去年は6.5cmでしたが、ことしはフォステクスの8cmになるのですね。
5月号に予告が出てました。
10cmに届かなかったのは残念ですが、編集部さん、がんばりましたね。

さて、予約しておこうかな。
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今回こそ行けるかな 春のヘッドホン祭2011 [オーディオ]

フジヤエービックさんの春のヘッドホン祭が近づいてきました。

http://www.fujiya-avic.co.jp/d-style/1105_headphone_fes.html

これまで一度も行ったことがないので、今回は行きたいと思っています。
私自身のヘッドホン環境は、自宅用にスタックス、通勤用にシュアーを入手して、ひとまず足りています。なのでヘッドホンを物色するというより、ささきさんはじめ皆さんの最新情報を教えていただく場として期待しております。

どこかでAmarraをしっかり聴いてみたいような、聴くのは危険なような。
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Fireface400をマルチで使ってみると [オーディオ]

パイオニアのAVアンプ、VSA-LX52と3セットのスピーカーによるマルチチャンネル再生環境ができたので、FF400のアナログ出力の1~6chにそれぞれ5.1chの各チャンネルを割り当て、AVアンプのアナログマルチチャンネル入力につなぎました。これによって新たに再生可能になったソフトはタリス・スコラーズのダウンロードしたマルチ音源くらいしかないのですが、まあ、やってみたかったんです。

FF400の接続をつなぎ変えたついでに、フォノアンプの出力もFF400に入力しました。これでLPレコードからの録音が簡単にできるようになりました。
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画像はDigicheckという、Synthaxさんのソフトです。いろいろな画面があるのですが、この画面では8チャンネルのマルチトラックの録音が可能です。AN7とAN8にLPレコードからの左右の音が入力されていて、これを24bit96kHzのステレオwavにします。このフォーマットで録音すれば、もとの音との区別はほとんどできないくらい良い音質だと思います。
ただしあるLPレコードを録音していたら、突然、エラーが出た上、録音先のHDDがコンピュータ上から見えなくなるトラブルがありました。どうやら30分を超えたのがいけないらしいと想像しています。Cubaseを使って録音することもできるので、まあ、ゆっくり試してみます。

つなぎ変えに伴って使い勝手が特に変わったのが、パソコンからのステレオ音源の再生です。これまではFF400から2チャンネルで引き出してAVアンプのアナログ入力(CDポジションなど)に入れて聴いていました。この場合、リアチャンネルにも音を出すには、AVアンプの各種サラウンドモードを使っていました。しかし、このAVアンプのアナログマルチ入力は、そうしたデジタル上の操作が出来ない仕様になっていて、ステレオ音源はフロントスピーカーにしか出ないのです。私としては、ステレオ音源をリアにも回すのが、心地よく聞ける場合が多いので好きなのです。
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そこで登場するのが、FF400のドライバに含まれるFireface Matrixの画面です。上の方に緑色になった四角が6つ固まっている部分が、LPレコードからの入力を出力に出す選択をしている部分です。
In7とIn8がLPレコードのLとRの各チャンネルからの入力です。これをAN1とAN2でフロントに、AN5とAN6でリアに出しています。AN3のセンターにはLRの両方を出しています。
下の方にごちゃごちゃたくさん緑の四角があるのは、パソコンからの入出力の各種選択です。

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こちらはFireface Mixerの画面です。Matrixとセットで使います。1番上の段が入力で、In7とIn8にLPレコードの再生音が入ってきています。いちばん下の段の左側からAN1~AN6の出力が並びます。AN3のセンターにはMatrixでLRの両方を出力しましたが、そのままだとセンターの音量が大きくなるので、ボリュームを少し絞ってバランスをとっています。

FF400はこういう使い方の自由度がとても高いのが特長です。再生中にディスプレイ上にたくさんのウインドウを開く場合も多く、ややうっとうしい気もしますが、まあ許します。再生音がなかなか良いこと、録音も出来ることとあわせ、得がたい魅力を備えた製品ではないかと思います。カメラマンの山本さんがことあるごとに誉めておられますが、同感です。
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ニアフィールド・マルチチャンネル・リスニングひとまず完成 [オーディオ]

先にご紹介した「ヴァリアスクラフト」さんのページを見ているうちに、取り上げられているスピーカーが欲しくなり、中古を2セット入手してしまいました。今まで全く意識したことのない製品たちでしたが、それぞれ際立った特徴を備えています。
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ケンウッドのLSF-777は1997年頃発売。アルミダイキャストバッフル、それにわが愛機「MINIMA」に似せたような外観が気になってしまいました。長岡鉄男さんが「低能率スピーカーの最高傑作」と評価したとの書き込みがどこかのブログにあったのにも強く背中を押されました。ごらんのようにツイーターのソフトドームがベコベコしていますが、経年劣化でこうなるもののようです。音は普通に出ています。
最大の特長はとても含蓄のある魅力的な低音にあります。何とも表現しにくいのですが、複雑で気持ちのよい肌合いです。中高域も透明感が高く、魅力的です。国産中級機でよくある無個性な感じとは大きく異なり、これならではの表現を聴かせてくれます。やや軽い感じの音の出方をしますが、MINIMAより一回り大きいだけあって、低いほうもかなり出ているので、サブウーファーなしだったらMINIMAよりこっちの方が音源の対応範囲は広いと思います。MINIMAと比べると切れの良さは及ばず、かなりウオームトーンになります。MINIMAの方がクールに感じるほどです。でも以前持っていたダリのIKON6の方がさらにかったるいほど甘口だったのと比べると、まあ標準的な甘さの範囲かと思います。良い買い物だったと思います。
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もうひとつのデノンのSC-E727Rは1998年発売。オクで落札するまでSC-E727だと思い込んでいましたが、よく見たらRがついていました。材質が良いものに変更されて、値段が1万円高くなったようです。これはいわゆるタンデム方式といって、ウーファーの後ろのエンクロージャー内に反対向きにもうひとつウーファーがついていて、小さい割りにしっかり低音を出すものです。デノンのスピーカーは店頭での印象がまるでなく、これまで考えたこともなかったのですが、この独自性にやられて手を出してしまいました。メーカー製品でこういうの、珍しいのではないでしょうか。傷はありますが、外観はランバーコア材に高級そうな塗装がされていて、好ましいです。
低音ばかりドスドスでだめ、みたいな評価が散見されますが、少なくともうちに来た個体はそんなことはありませんでした。単体ではあまりゆっくり聴かなかったのですが、中低音がストレスなく出てくるのはタンデムのおかげと思います。全体としては、よく統一感のある、ヨーロッパ調の美しい音です。コンディションも良さそうです。

これらを使ってマルチチャンネルを組み上げました。
フロント・・・ソナスファベールMINIMA+フォステクスFW405サブウーファー
センター・・・デノンSC-E727R(ディスプレイの両側に置いて同じセンター信号を入力)
バック・・・ケンウッドLSF-777

狭い部屋のため、パイオニアのAVアンプの自動設定によると、最も遠いスピーカーでもリスニングポイントから1.6mしか離れていません。ニアフィールド・マルチチャンネル・リスニングと勝手ながら名づけました。

ちなみに大阪での単身時代のマルチチャンネルのスピーカーは以下の通りでした。
フロント・・・パイオニアS-1000TwinA
センター・・・パイオニアS-55TwinSD
バック・・・パイオニアS-99Twin

以前のパイオニア固めから今回はメーカーばらばら、性格もばらばら、そしてすべて小型になりました。以前が1990年前後のバブル絶頂期の製品ばかりだったのに対し、今回のは輸入品のMINIMAはちょっと別文脈として、新しい2組はバブル崩壊が深刻さを増し、日本経済の陰影が強まる時期の製品と言えるかもしれませんな。ハハハ。でもしっかりコストはかかっていると思います。
以前より今の方が統一感があって滑らかな音場ができ、良いようです。ニアフィールドのおかげがあるかも知れません。しばらくは久々のマルチチャンネルにひたることになりそうです。
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StealthAudioPlayerがアップデートされてました [オーディオ]

StealthAudioPlayer使いのmadoguchiさんからコメントをいただき、ついでにのぞいてみたら、SAPが先月末、アップデートされていました。
http://minima.blog.so-net.ne.jp/2010-05-27-1
http://andy-audioplayer.blogspot.com/

ちょっと今、手が回らないのでダウンロードにとどめ、インストールは改めてにします。
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スピーカー道楽 [オーディオ]

http://sakumo.kir.jp/V_kraft/AUDIO-3menteSP-000.html
スピーカーで遊ぶ、といっても「ダブルウーハーズ」さんとか、いろいろな方向性があると思うのですが、こちらの「ヴァリアスクラフト」さんのページは最近、初めて拝見し、あまりに面白くて見入ってしまいました。こんなメンテナンスのスキルが私にもあったらなあ。さらにいろいろインスパイアされております。。。
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Fidelizerの常駐は [オーディオ]

Fidelizer、引き続き使っています。メニュー画面を良く見たら、スタートアップに登録するチェックボックスがあったので、それで使っていました。とても便利なのですが、ブラウザの初期画面を勝手に自分のところに書き換えるときがあります。本当はこれも選択式になっているので、勝手になるのはおかしいのですが、なります。

それと、パソコンが突然、再起動する現象が3回くらい起きました。昨夜はなかなか回復せず、一時はOSの再インストールも覚悟しました。しかしかなり以前の復元ポイントに戻したら直りました。これによる変化はFidelizerのスタートアップがなくなったことくらいしかないはずなので、Fidelizerの仕業である可能性があると考えています。
そういうトラブルも含めて楽しめるくらいでないといけないようです。コンピューターオーディオという分野は。
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ブルーレイディスクの高音質再生ソフトはないかな? [オーディオ]

リビングにオーディオを置いていたのですが、家族がテレビを見ている等で好きなときに音が出せずストレスばかりになったため、物置として使っていた小部屋にすべて持ち込んで、一応、専用のオーディオルームとしました。4畳半ほどしかないのですが。
これに伴って、リビングのブルーレイ・レコーダーで収録したディスクを持ってきて視聴できるよう、パソコンにブルーレイドライブを付けました。御田さんもおすすめのパイオニアのBDR-S06Jです。約2万円でした。もう少し安い同社のバルク品でも、性能はほとんど変わらないと思いましたが、ピアノブラックパネルの見た目がうちのパソコンケースなどによく合うので選びました。
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使ってみると、とても静かです。ただ、付属ソフトのPowerDVD9でブルーレイディスクを再生しても音が出ず、あせりました。調べてみたら、外付けや後付けのサウンドデバイスでは音を出すことが出来ない旨の記述が見つかりました。パソコンのマザーボードについていた光デジタル出力からFF400に入れて、ようやく聴くことが出来ました。前のDVDドライブに付いていたPowerDVD8でDVDを観ているときには、こんなことはなかったように思うのですが、不思議です。
放送を録画したブルーレイをパソコンで視聴すると、DVDよりもずいぶん情報量が多く、よい録音のように思います。今も、武満徹の室内楽作品の演奏を聴いています。市販ソフトと肩を並べる品質で録音されているように思いますが、もう少しシャープな音質にならないかなと感じます。これは放送規格の制約なのかしら。まだ市販のブルーレイソフトを持っていないので、詳しく確かめることができずにいます。本当はオペラとか欲しいのですが、日本語字幕がないのを高い金出して買う気にならないんだよねえ。
付録のPowerDVDは音声は2チャンネルまでしか対応せず、5.1チャンネルを鳴らすにはアップグレードしなくてはなりません。AVアンプはあるわけだから、スピーカーをそろえたら、チャレンジしたいと思います。ただ、PowerDVDの音質はあまりよくないような気もして、なにかほかの再生ソフトがないか探すのですが、WinDVDくらいしか見当たらずにいます。どっちも似たようなものではないかな?著作権とかの関係で、フリーソフトは出てこないのかしら?

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配置換えにあわせて、FF400の出力ケーブルを換えました。これまではベルデンのケーブルにフォン端子をつけた自作品で、置き場所の関係から4メートルもの長さでした。これを作ったときは、ピン-フォン変換アダプターは音が悪い気がして試さなかったのですが、最近、山本さんのブログで、けっこう良いようなことが書いてあるのを拝見したり、サウンドハウスのホームページのユーザー評価でもよさげだったので、試してみることにしました。ピンケーブルはとりあえず以前から持っている、長さ1メートルの数千円のものです。
その結果、以前よりも色付けが減り、シャープになり、美しさが増しました。fidelizerを使ってWFPで再生すると、とてつもなくリアルで美しい音が出てきます。これだと、2チャンネルのSACDは不要に感じます。そのうち、ソフトも見つけてFF400からブルーレイの5.1チャンネルを取り出して、聴きたいものです。
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Fidelizerはとてつもなく良さげです [オーディオ]

まいどまいど、ささきさんの情報にお世話になりっぱなしです。
今度はウインドウズPCをオーディオ用に最適化するプログラム、Fidelizerです。

ソフトをダウンロードし、右クリックのメニューから「管理者として実行」で立ち上げると、しばらくウインドウズ(うちの場合は7の64bit)の不要なプログラムを外す作業をします。それからWFPを立ち上げてみると、ずいぶん音が良くなりました。Lilithに対するStudio Oneのように、2つか3つくらい格上の音になります。確かにこれは手放せなくなります。

こんなに良い音がするなら、マックに転向しなくてもすむなと思うくらいです。リブートのたびに元に戻ってしまうようですが、利かせっぱなしにはできないのかしら?まだよく理解しておりません。
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SACDマルチチャンネルに光明か マランツのユニバーサル・プレーヤー [オーディオ]

わが家ではパイオニアの激安DVDプレーヤー、DV-610AVのHDMI出力を使ってSACDやDVDオーディオのマルチチャンネルを再生でき、まあまあの音を聴かせてくれますが、プレーヤーとしてアナログのマルチ出力を備えた製品が少ないのが気がかりでした。だって製品がなければ、次第に規格もすたれていきそうですものね。DVDオーディオはfoobarでマルチ再生できるのですが、SACDは機械がなければどうしようもありません。エクストンレーベルも最近はマルチよりもステレオにシフトしているし、心細く思っていたのです。

そしたら、マランツがアナログマルチ出力にも注力したというユニバーサル・プレーヤー、UD7006を発売するとのこと。私にも、手の届きそうな価格です。それに、評判の旭化成のチップではありませんが、32bitのDACを5個搭載するのも、トレンドをしっかり押さえています。
http://www.marantz.jp/jp/Products/Pages/ProductDetails.aspx?CatId=HomeTheatre&SubCatId=BlurayPlayer&ProductId=UD7006
細かいことを言うと、売りにしているアナログ基板のコンデンサが、いまいちちゃちいサイズだな、とか、DLNA対応など私にとっては不要なところにも力を入れているな、とか、重量が5kg未満だとか、心もとない感じは残りますが、でも、とても気になります。ほかにも海外製でOPPOとかケンブリッジオーディオとかもあるのですが、見た目がとてもちゃちいので本気で考える対象にはなっていません。マランツのは、発売されたらまずはよく見てみたいものです。
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Wave File Playerいつの間にかアップデート、一方、Studio Oneは使用不能に! [オーディオ]

和田ラボさんのブログを見ていたら、WFPがいつの間にやら最新版にアップデートされていました。いろいろ数学的な説明が書いてありますが、私には集中力と理解力のどちらかないし両方が足りず、どう変更されたかよくわかりません。音も、あまり変わった印象がありません。次はGUIも変わるようなので、そのときによく確かめたいと思います。

その一方で、お試し版だったPresonusのStudio Oneが、期限が切れて起動できなくなりました。かなり気に入っていたので、購入しようかどうしようかと思案するのですが、英語ページのストアで見ると、pro版で42000円、機能限定のartistでも23000円とけっこう高いです。artistをバンドルした製品なら一番安いので15000円ほどですから、そっちを買おうかなあ。
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スピードと正確さ フォステクスGX250とCW250A [オーディオ]

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きょうは新宿のオーディオショップで開かれたフォステクスGX250の試聴会に行きました。このスピーカーは秋のオーディオショウでも一瞬、聴いたのですが、濃い味のザ・ソナスファベールだの何だの合間に聴くと、無個性でつまらなく感じ、時間も限られていたのでしっかり聴き込みませんでした。しかし雑誌のオマケの自作6.5cmユニットがあまりに良い音で鳴っているのに驚いたので、ちゃんとメーカーが作ったらもっと良いだろうと思い直し、聴いてみることにしました。
予定よりも多くの人が来たのか、立ち見の方もいらっしゃいました。ソースとアンプはオールアキュフェーズ、16Hzの再生が可能とうたうCW250Aというサブウーファーも。
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パッと聴いた印象は、実は前回とあまり変わらず、特徴のない音が淡々と鳴っているようにも思いました。しかし、ちゃんと聴き込んで行くと、実に丁寧にソースの膨大な情報を音に変換しているな、と気づきます。特にツイーターとスコーカーは音のスピードが速く、正確な変換器だという印象を強く受けました。
知っている音源でいうと、長岡定番「カンターテ・ドミノ」のソプラノソロとオルガンの音色がとても様々に聴こえ、ひずみやすい合唱のフォルテが完璧に分離して輝かしく鳴ったのに感動。
また、ヒラリー・ハーンのパガニーニの協奏曲第3楽章では、ブチャッとつぶれて聴こえやすいパガニーニのオーケストレーションが前後左右上下にしっかり展開してクリアな音場が広がる、その前に、ハーンがすさまじいテンションの美音で屹立する様子に息をのみました。
上のふたつのユニットと比べるとウーファーはあまり美点を感じず、何とかついていっているな、という感じでした。このユニットは、可能な範囲で大きくしようと25cmになったのだそうです。フォステクスでは、16cmくらいのユニットのGシリーズを聴いたリスナーから「何だかつまらない」と言われたのだそうです。都市部以外でそういう声が多いことから、たぶんそういう人は、以前からちゃんとした広さのリスニングルームを確保していて、38cmウーファーのガツンと沈み込む低音に慣れているのではないか、ではできるだけ大口径にしよう、というコンセプトだったのだそうです。フォステクスさんの40cmを2発使っている私の意見としては、がんばっているけれど、オケのトゥッティなどの低域がダマになって平板で苦しげになるな、という印象でした。
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で、試聴会の後半に登場したのがサブウーファーでした。私としてはメインのスピーカー以上に関心があったのも事実です。前述のハーンの演奏を、サブウーファーなしのあと、カットオフ周波数40Hzのサブウーファーありで再生したところ、あれまあ、低域は深く沈みこんで歪感が減り、空間的な広がりが一段と自然になり、こいつはすばらしい。このスピーカーはこのサブウーファーとセットで使うべきだと思いました。セットのときの音は、以前に聴いたフォステクスのスタジオモニターの音を思い出させるものでした。
オケだけでなく、これまた低音の定番ジャズ、オスカー・ピーターソンの「We get request」は本当に心地よく響きました。
入力切替でメインスピーカーと同時に鳴らすことやマルチチャンネルのウーファーとすることもできるなど、使い勝手もとても良いと思いました。それから、1本でも使えるけれど、低音にも方向があるので、ホールの臨場感を出すには2本使いがお勧めとのことでした。

説明で面白かったのは、ウーファーのエッジの耐用年数についてでした。このスピーカーは子育てや住宅ローンの返済を終えた50代を主な購買層と見ており、それらの人が使える間はメンテナンスフリーになるよう、加速度試験なども行って、30年間持つように作ったとのことでした。メーカーもいろんなことを考えるんですねえ。

このほか、新発売のフルレンジユニットのことなども教えてもらうことができ、AVアンプの導入に伴ってさまざまな煩悩を抱える私にとって、かなり参考になった数時間でした。
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性懲りもなく、AVアンプ再び導入 [オーディオ]

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昨夏の単身解消の際にマルチチャンネルをあきらめてパイオニアのAVアンプを手放したのですが、またもや手に入れてしまいました。同じパイオニアの、前の機種の1年後で1グレード上のVSA-LX52です。安い中古を見つけて、衝動的に手を出してしまいました。
これまでのパッシブプリに置き換えてプリアンプとして使い、LRの2チャンネルをこれまでどおりサンスイのパワーアンプに入れています。DSPでややこしい処理をすると音質が落ちる、というのが前回経験したことなので、今のところはピュアダイレクトモードで使っています。パイオニアのサポートに聞いたところ、この場合のアナログ入力は、ボリューム調整のためだけにAD-DA変換をするのだそうです。

目先の動機は激安ユニバーサルディスクプレーヤー、DV-610AVのアナログ出力の音がどうにも弱々しいので、前と同じく、HDMIでアンプにDSD出力したくなったためです。また、ブルーレイレコーダーも、アナログ出力でなくてデジタル出力を使ってみたいと思いました。
導入の結果、DV-610AVのSACDの音は、アナログ出力よりはずいぶん良くなりました。2チャンネルでの評価ですが、情報量が多いことがよくわかり、特に空間表現が豊かで緻密になりました。ただ、同じ音源をコンピューターオーディオで再生するのと比べると、音の美しさではコンピューターの勝ちです。ただ、ブルーレイレコーダーからのデジタルアウトは、かなり良い音のように思います。ブルーレイディスクはトロンハイム・ソロイスツの1枚しか持っていないので、即断できませんが、アナログでつないでいたのよりはずいぶん良くなりました。
一方、コンピューターオーディオの出力をAVアンプに入れてみたところ、これまでのパッシブプリよりも良い音になりました。高温、低音ともに分解力が上がり、特に高域はさらさらきらきらした粒々が見えるような感じに変化しました。若干のつるんとした感触の色づけが加わったかわりに、プリアンプが入ったことによる勢いの改善が感じられます。前に使っていたAVアンプでは、パッシブプリよりも明らかにクオリティが悪くなったので、やはり上位機種に変わっただけはあるのかなと思います。

まあ、本当はマルチで使ってこその機材なんですよね。どうしようかなあ、、、、、。
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オマケスピーカー、ずいぶん良い音になりました [オーディオ]

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去年夏のステレオ誌の付録スピーカー、家族に貸していたのを久々に自分で鳴らしてみました。
そしたら、たった6.5cmのユニットに自作箱のちゃちい外観からは信じられないほど良い音で、お遊びでなく、実用になるオマケだったことを思い知りました。モーツァルトのヴァイオリン協奏曲の、カントロフのソロヴァイオリンがごきげんな音で鳴りました。サラウンド用ならじゅうぶん使えるな、これは。フフフフ。

昨秋のオーディオショウでステレオ誌関係らしき方から、この夏には10cmユニットをオマケにできないか検討していると聞きました。確か、付録のサイズに収めるのが大変なんです、などと聴いた記憶がありますが、ぜひ、付けて欲しいものです。付いたら私は必ず買います。もしかしたら、複数買うかも。

http://minima.blog.so-net.ne.jp/2010-07-25
http://minima.blog.so-net.ne.jp/2010-08-16
http://minima.blog.so-net.ne.jp/2010-11-06-1
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Studio One、とても良い音。お勧めです! [オーディオ]

先日も書いたPresonusのDAWソフト、Studio Oneはとても良い音がします。この1週間ほど、CDをリッピングした16bit44.1kHzのデータは、これを中心に聴いています。タダのデモ版を試してみることをお勧めします。デモ版は30日しか使えないので、製品版を買ってもいいかな、とも思ったりします。

http://www.presonus.com/demo-studioone/

とても品格の高さを感じさせ、落ち着いて安定感のある、美しくて彫りの深い音がします。XXHighEndほどではありませんが、ウォームトーンです。音像の定位や空間表現は自然で緻密です。
XXHighEndやfoobar2000、それにWave File Playerなどは、ノーマルで再生するとやや密度の低い粗めの音になる気がして、アップサンプリングなどをして心地よくなる感じです。しかしStudio Oneはノーマルのままでそれらよりもちょっぴり好ましく思えます。
Cubaseと比較しようと思ったのですが、セッティングがおかしくなっていて直し方が思い出せず、できずにいます。記憶の中のCubaseは、Studio Oneと比べると少しクールでそっけない音だったように思います。ちょっと聴き比べた印象では、Samplitude10SEはかなり似ていますが、こちらの方がぐっとくる気がします。

HPには、新開発のエンジンが使われている、という趣旨のことが書かれていますが、どういう技術なのかなど、詳細はわかりません。デバイスの接続はASIOです。

ハイレゾ音源も扱えるようですが、192kHzのデータを再生していたら、途中でバグってノイズになってしまいましたので、このあたりは弱いのかもしれません。

実は最近、Mac+Amarraに移行しようかと思い、Mac miniやらコントロールに使うiPod touchやらのことを調べていたのですが、このソフトの音の良さに、Windowsの世界にもうしばらくとどまろうかと思い直しています。
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Studio One も良さそうです [オーディオ]

久々に更新されたSynthax Japanさんのブログで、Studio OneというDAWソフトのデモ版が紹介されていたので、ダウンロードしてみました。ウインドウズ用の32ビット版と64ビット版、それにマック用があり、64ビット版を使ってみました。デモ版といっても、再生には制約はない模様です。
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聴いた印象はかなり安定感のあるしっかりくっきりした音の傾向で、なかなか良さそうです。といっても、すでにインストールしているCubase Essential4やSamplitude10SEよりも良いのか、となると、わかりません。、WFPなどで気になっているブチ音がしないのは良いです。しばらく遠ざかっていましたが、DAW系、もう一度聴き込んでみるかな。
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Windows7で禁断の88.2kHzと176kHzが再生可能に? [オーディオ]

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まだ今ひとつ事態が飲み込めないのですが、FF400のドライバを最新版にアップデートした後、サウンドのプロパティに24bit88.2kHzとか176kHzが登場するようになりました。PCオーディオfanでも指摘されていたWindowsのバグで選べないはずのやつです。どうもFF400のドライバ「Fireface Settings」の周波数を切り替えると、それに応じてサウンドのプロパティの方の選択肢が切り替わります。

面倒なのは、たとえばWFPの再生周波数が176kHzで、Fireface Settingsとサウンドのプロパティの設定の方が44.1kHzだったりすると、音が出ません。なのでこの3つを一致させるか、またはWFPの再生周波数の整数倍にFireface Settingsとサウンドのプロパティをセットしておかなくてはならないようです。

排他モードのソフトの場合、foobar2000では、ソフト側の設定がFireface Settingsと一致しないとアラートのウインドウが開いて止まり、デバイスの設定自体が飛んでしまいます。一方、AudioGateを立ち上げてみたら、ソフトが設定していた値である192kHzにFireface Settingsが変更されるという、別の展開を見せてくれました。

これだと、ハイレゾ音源などを扱うたびに設定を3ついじらなくてはならなくなりそうで、とてつもなく面倒なのですが、どうしたものやら。

Macでamarraだとこういう悩みは何もないのでしょうか?だとしたらMacに逃避したくなってきました。でも、あちらはあちらでいろんな悩みがありそうですよねえ。
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HM-801、その後 [オーディオ]

HM-801を導入してから2ヶ月あまり経ち、SE535とともに通勤の友として定着しています。使い勝手や気のついた点など。

使い始めるときは電源ボタンを3秒ぐらい長押しすると、画面にHifiManの文字が現れて起動します。ブチッというノイズが出るときがあるので、ヘッドフォンをつなぐのはその後にしています。
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本体の2GBメモリと、32GBまでのSDHCカードのどちらかからファイルを指定して再生します。その際、SDHCカードでは「ファイルがありません!」というアラートが出る場合が多いです。カードをいったん抜き差しすると正常に読み込めます。
いったん電源を落とすと、前のところからのレジューム再生なんて器用なことはまったくできず、もう一度ルートからファイルを指定して聴くほかありません。このためバッハの教会カンタータ全集から次々に聴いている今のようなときだと、BWV番号何番の何曲目を聴いていたか覚えているはずもないので、あてずっぽうでファイルを指定するか、あきらめて別の曲を聴くかするしかありません。

パワーがあるためか、ほとんどのクラシックの曲目でもボリュームダイヤルは半分以下のところで使います。フルボリュームにしても音量不足に困ることの多かったひとつ前の世代のiPod nanoなどとはえらい違いです。

音質は、繊細さよりは元気のよさが勝った感じを受けることが多いですが、nanoよりはずいぶん良いです。ソニーのほうがもしかすると高音域の繊細さなどは上なのかな?なかなか煩悩が尽きません。以前にも書いたとおり、空間表現が極めて豊かなのは、これならではの特長です。SE535とは相性が悪い、と書いてあるブログも見かけましたが、特にそのような印象はありません。

FLACはハイレゾ音源が使える場合もありますが、なぜか使えないときもあります。使えないときというのは、再生しているような画面表示になるのに、音が出ず、止めようとしても操作を受け付けなくなります。暴走ってやつです。そんなときは落ち着いて電源を落とし、また立ち上げるか、SDHCカードを抜き差しすれば解決します。
WAVはどうも16bit44kHzしかだめみたいです。

ファームウエアは0.19betaからアップデートされた形跡がありません。今のところ、ファイルの連続再生は出来ない状態が続いていますが、だんだん気にならなくなってきました。気になるオペラなどの場合はwavezというソフトで巨大につなげたファイルを作って使えばよいので、致命的な欠陥ではありません。

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私の場合、通勤の往復で1日に1時間強使うと思いますが、バッテリーの持ちは1回のフル充電で3日くらいが限度かな、という印象です。発熱がすごいのはうわさ通りですが、冬場なのでカイロがわりになっています。夏場は、つらいでしょうなあ。充電器はとても大きいのですが、旅行バッグに忍ばせるのも不可能ではない、といったところです。

一度、妙なノイズが乗ったことがあり、故障かと不安になりました。しばらくいじっていたら直り、ダイヤル式のボリュームで軽いガリでも出たかな、などと考えています。比較的安く入手できたとはいえ、やっぱり故障の際の修理についてのリスクなどは大きいです。

今どきは携帯電話にさまざまな機能がてんこ盛りされたりしていますので、時計機能すらそなえないHM-801の割り切りはすがすがしさすら覚えます。でも時計くらいは、あると助かるかなあ。

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HM-801も今どきの携帯型音楽プレーヤーとしては大きいのですが、以前はクリエイティヴメディアのNomad Jukebox3なんていう、もっと大きく重い機種を使っていたこともありますので、いっこうに気になりません。この機種も電源がめちゃ強力で、良い音がしていました。昔、書いていたHPでも紹介していました。
http://www006.upp.so-net.ne.jp/minima/jukebox.htm
やや取り留めなくなってしまいました。まだ購入を検討している方がいらっしゃれば、参考になるかな。
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久々にXXHighEndが更新されましたが、、、 [オーディオ]

XXHighEnd、久々に更新されました。何ヶ月ぶりだろう?でも初心者はやめておけ、みたいなことが書いてあります。
http://www.xxhighend.nl/

やってみましたけど、やっぱりうまく立ち上がりません。motoさん、せっかくコメントでいろいろご指導いただいていますのに、申し訳ありません。で、試みにmotoさんもお気に入りとおっしゃる0.9-y8をトライしてみたら、こちらは問題なく立ち上がりました。音も、このソフトならではの美点を十分に感じさせてくれます。私も当分、こちらに戻ってみるかな。。。。
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メモリ増強と再生ソフト [オーディオ]

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WFPとPlayPcmWinがはじめに音楽ファイルをメモリに読み込む仕様になっていて、今後もこうした流れが強まりそうだと思い、パソコンのメモリを4GBから12GBに増設しました。これで7000円あまりなんですから、ずいぶん値下がりしました。
ためしにショルティのワルキューレを各幕1つのWAVファイルに統合したものをPlayPcmWinで読み込んでみたところ、使用メモリは6GBあまりまで上昇しました。ワルキューレは2GBあまりのデータサイズですが、まだ大きくても大丈夫そうです。
ちなみにこのファイルは、携帯プレーヤー?のHM-801がギャップレス再生に対応していないため、ブツ切れになると興ざめするオペラなどについて、wavez164というソフトで統合して使っているものです。

相変わらずWFPはリサンプリングの設定がうまくいきません。やむをえずP44のアップサンプリングで176kHzにして聴いているのですが、これはこれで緻密な美音がして良いです。周波数というよりはビット数が増える効果が大きいような気がするのですが、根拠はありません。

PlayPcmWinは中低域が力強い感じがして、わりと好きな音色なのですが、アップサンプリングしているWFPと比べると少し緻密さで勝てない感じがしています。しかしこちらもソフトのアップデートを頻繁になさっているので、目が離せません。

XXHighEndは、motoさんからいただいたコメントに基づいて設定しなおそうとしましたがうまくいかず、起動すらままならなくなりました。もう一度きれいにしてやり直すか、あきらめるか。今のパソコンを組むきっかけになったソフトなので、まだまだ使いたいのですが。

ささきさんが紹介なさっていたPS Audioのソフトをダウンロードしてみたのですが、再生ボタンが見当たらないですね。これはブラウズソフトなのでしょうか。
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(ようやく)ブルーレイ導入 [オーディオ]

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3年半使った東芝のDVDレコーダーの調子が悪くなったことや、DVD-R DLとブルーレイディスクの価格差があまりなくなってきたことから、ブルーレイレコーダーを初めて買いました。パナソニックのDMR-BW690という機種です。
画質は、当然ながら圧倒的によくなりました。前のDVDレコーダーで録画したディスクも、こっちで再生するほうがきれいにみえます。
音質は、アナログアウトについてうんぬんするほどの機種ではないのですが、それでもかなり良いような気がします。購入してから一度も使ったことのなかった2Lレーベル「ディヴェルティメンティ」のブルーレイディスクを聴いたり、先日録画した「リゴレット・イン・マントヴァ」というの番組を視聴しての印象です。

驚いたのは、ひとつひとつの動作がきびきびするなど、さまざまな操作がとても快適になったことです。とろかったデジタル放送のチャンネル切り替えがアナログ放送並みにすばやくなりました。また、この機種の場合だと、ダブルチューナーで同時録画しながらディスクを再生したり、HDDからブルーレイにダビングしながら別の録画を見たりというマルチタスクも可能です。まだ詳細は理解できていませんので、いろいろ試してみなくてはなりません。もっと早く導入すればよかった。
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Wave File Playerの最新版! PlayPcmWinもアップデート [オーディオ]

http://www.wadatokki.co.jp/WP/?p=2227
和田さんのブログで、雑誌の付録よりも少し進んだ最新版がダウンロード可能になりましたね。さっそくいただきました。和田さん、ありがとうございます。私もようやくアップサンプリングのための「_P40」とかの設定がわかり、さっきやってみたところです。音質評価は、また。
それからfurujiさんやyamameさんのコメントを拝見して、私もコントロールパネルでの設定を24bit48kHzにしてみようと思ったのですが、デバイス(FF400)が対応していないと出てはじかれました。ですのでとりあえず、24bit192kHzにしています。

一方、madoguchiさんに教えていただいたPlayPcmWinもアップデートされました。

いろいろと試してみたいところです。

と思っていたら、バッハ大全集172CDが到着しました。これはこれで、しばらくリッピングにいそしまなくては。
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PlayPcmWinという再生ソフトも良さそうです [オーディオ]

madoguchiさんからいただいたコメントで初めてPlayPcmWinという再生ソフトを知りました。雑誌などでもまだあまり取り上げられてないのかしら?検索してみるとけっこう評判が良いので、ダウンロードしてみました。
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ほんのちょっと聴いただけですが、音の傾向はWFPに近く、すっきりした感じです。中低域が力強く出てくる感じが好ましい気がしました。リストに載っているデータをいったんすべてメモリに取り込むため、ハイレゾデータを再生しようとするとうちの4GBメモリでは足りなくなります。増設するかな。
再生するデータファイルはドラッグ&ドロップでリストに加えるのですが、ファイル名順にならないので、ちょっと面倒です。解決策が何かあるかもしれませんが、それはもう少し調べてみないとわかりません。
http://code.google.com/p/bitspersampleconv2/wiki/PlayPcmWin
それにしてもこういうソフトを開発してただで提供してくださる方がたくさんいらっしゃるのは、コンピューターオーディオライフを充実させてくれます。本当に驚き、ありがたいことだと思います。感謝感謝。
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AudioGateで聴くタッドさんのDSD音源に感心してしまいました [オーディオ]

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注文していたタッドさんのDVD-ROMが届きました。今回は日本語のライナーノートのファイルが入っていて、「llama」がスペイン語で炎を意味し、「ヤマ」と読むことをはじめて知りました。何度も書いて恐縮ですが、この「ハング」という楽器の音は本当に魅力的で、ご存じない方には聴いてみることを強くお勧めします。もうひとつのバッハの無伴奏チェロ組曲もなかなか良い演奏、録音と思います。

今回のディスクのうち、ヤマの方にはほぼ全曲、チェロ組曲の方には1番が、DSD音源でも収録されています。オーディオ・ベーシック誌の山本さんの記事を拝見してDSD音源を再生するKORGのAudioGateというソフトをダウンロードし、使ってみました。そうしたらとても優しい奥行きのあるニュアンスのある情報量のある音がして、大変に気に入りました。やはりPCMに対するSACDのような感触です。同じ演奏のハイレゾWAVと比べても、DSDのほうが好みでした。この音源はもともとPCMで録音されているはずなのに、不思議です。DSDの再生ソフトはほかに持っていないので、どこまでがフォーマットのおかげかソフトのおかげかもわかりません。
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ハイレゾ音源再生でちょっぴり悩ましいこと [オーディオ]

ハイレゾ音源がいろいろ出てきて楽しいのですが、悩ましいこともあります。

私が使っているFireFace400のドライバを最新のものにアップデートしたところ、周波数の切り替えが自動ではできなくなったのです。これまでのバージョンでは、再生する音源の周波数はドライバのセッティング画面に表示されるだけで、音源を変えると自動的に表示も切り替わっていました。ところが新しいのでは、周波数を選択する小窓がセッティング画面に登場し、それで指定した周波数でないと再生できなくなりました。
これは主にfoobar2000とかXXHighEndのような排他モードで動作させているソフトの場合だと思います。共有モードではコントロールパネルの「サウンド」でセットした周波数でのみ出力されると思われるので、共有モードのソフトのみを使っている分には、問題は生じないのですが、排他モードのソフトにも魅力的なものが多いので、そういうわけにもいきません。(このあたりの話はPCオーディオfan2の200ページあたりの記事を読んで、わかった気になっている程度で、実は自信がありません。)
とりあえずドライバを旧バージョンに戻し、シンタックスさんに対処策がないか問い合わせのメールを出しました。

もうひとつ悩ましいのは、和田さんのWFPの使い方です。fan3の付録から最新版のエクスペリメンタルをインストールして使っています。先日も記したように、アップサンプリングが可能になりました。つらつら聴いている印象で言いますと、一段と透明度が高まりました。リファレンスの方がその名のとおりあまり味つけされていないのに対し、かなり味つけが濃くなって、好みの音を出してくれるようになってきました。
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悩ましいというのは、アップサンプリングの扱いです。WFPは、音源の周波数を切り替えても、前述のドライバのセッティング画面の表示は一定です。そこから考えると、ウインドウズの共有モードで動作するので、もとの音源のビット数と周波数にかかわらず、コントロールパネルの「サウンド」のドライバの「プロパティ」の「詳細」の「規定の形式」で選んだビット数と周波数でDACに出力されるためと理解しています。
ソフト側でアップサンプリングしないでいたときには、ほとんどの場合はCDからリッピングした16bit44.1kHzの音源なわけですから、「規定の形式」の設定も16bit44.1kHzにしておいて、ハイレゾ音源を再生するときだけ(かつ、手間をかける意欲があるときだけ)設定を変えたりしていました。ところが「規定の形式」では44.1kHzを2倍にした88.2kHzを選択することが出来ません。176kHzも同様です。前述のfan2の記事でマイクロソフトの方が認めたように、バグなのだそうです。なので、アップサンプリングした場合は、「規定の形式」で何を選ぶのが一番良い音になるのかがわかりません。2つ下の記事へのyamaneさんのコメントですと、和田さんのところのブログに対処策のヒントがあるそうなのですが、私にはいまひとつ理解できないでいます。
とりあえず一番高規格の24bit192kHzにセットして聴いていますと、十分に高音質だと思うのですが、整数倍でない対応は和田さんが最もいけないことと厳しく指摘されていることなので、気持ちの問題として、やめたいのです。yamaneさん、わかりやすく解説していただけると助かるのですが?

アップサンプリングについていうと、foobarのアップサンプリング用のコンポーネントも自動切換えしてくれず、面倒になってきたのでコンポーネントの使用をやめてしまいました。

こんな風にああでもないこうでもないとやっているうちにコンピューターがうっとうしくなり、LPレコードに手を伸ばしてみると、こちらのほうが理屈も何もなく心地よい音を出してくれたりするのですよね。はあ。
すいません、今回はとても難しかったですね。書いてるほうも良くわかっていません。
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Wave File Player for Experimental、アップサンプリング可能に!!! [オーディオ]

http://www.wadatokki.co.jp/WP/

少し前からアナウンスされていました和田さんのところの高音質再生ソフトがアップサンプリング可能になりました。とりあえずやってみたら、24bit88kHzに表示が変わって、正常に音が出ていました。といっても早朝なので、音質を含めてちゃんと確かめるのは、また後で。

封印解除の方法で出てくるレジストリエディタって何だっけ、と一瞬思いましたが、スタートメニューを開くと一番下に出てくる小窓にregedit、とコマンドを打ち込むと出てくるやつでした。それにしても粋な解除の呪文だこと。さ、試してみましょ。
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