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マイスター・ミュージックとオノ・セイゲンのハイレゾ音源 [オーディオ]

最近、入手したハイレゾ音源についてご紹介します。

マイスター・ミュージックと言えば、 デットリック・デ・ゲアール手作りの真空管マイクを使ったニュアンス豊かな録音が魅力です。けっこうCDも買っていますが、ハイレゾで販売していなかったのが不思議でした。それがようやくHQMストアで2496のflacなどを出すようになりました。

http://www.hqm-store.com/index.php

で、さっそく購入したのはチェロとコントラバスの二重奏による「バッソ・ドルチェ~チェロとコントラバスのための作品集~」です。わりと珍しい組み合わせですが、聴いてみると、すてき極まりないんです、これが。CDよりはたぶん、こちらのほうが良いな、と思わせてくれ、コントラバスの低音、チェロの中音と倍音の、いずれも目の詰まった感じの響きに浸ることができ、お勧めです。
できたら、ザ・クラリネット・アンサンブルのニュアンスあふれるすばらしい音源を出して欲しいものです。


もうひとつは、オノ・セイゲンさんがアマゾンで録ってきた音源をDSDや24192などで聴ける「アマゾン・フォレスト」です。以前に雑誌の付録で一部ついていたものを紹介したことがありますが、今回もマルチでなくて2chでの販売で、「モーニング」と「イブニング」の2種類の音源を3種類のフォーマットで販売しています。

http://music.e-onkyo.com/artist/m110902_R.asp

すべて、基本的には密林に暮らす鳥たちの声をずーーーっと聴いているのが楽しい、という音源で、普通の音楽では全くないのは、もちろんです。私は24192のWAVの「モーニング」と、DSDの「イブニング」を購入しました。比較すると、DSDの方が少し音がまろやかな気がして、フォーマットとしてはより上位だと思いました。ただ、WAVによるテンションの高い音も魅力的ではあります。一方、音源については「モーニング」の方が朝のさわやかな雰囲気に包まれて幸せになれる点で、お勧めです。

ハイレゾ音源をいろいろ物色していて残念なのは、マーラーなどの大規模な交響曲とかオペラとかの、演奏も録音もよい音源があまりないことです。グラモフォンがHDTracksに出したりしているのだから、もうちょっとすると、改善されてくるのかしら。
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