チェロのための工作 [チェロ]
家でチェロを壁などに立てかけていたのですが、弦を巻き上げている上部のペグが壁などに当たって動くとチューニングがずれそうで怖いので、置き台が必要だと思いました。パイプでできた折りたたみ式の製品が多く見受けられるのですが、何となく倒れたら大変なことになる気がしました。
楽器店では陳列用に分厚い発泡スチロールを斜めに切った台と、背中側にもたれかけさせるための板がついた道具が使われています。しかし市販しているサイトが見当たりません。楽器を購入した店の人によると、在庫はないけど、1万円くらいで販売できるとのことでした。そんなにするのはいやだと、自作することにしました。参考にしたのはバイオリンパレットさんのサイトで販売されている2万円以上もする製品でした。
まず、楽器の下部が納まる大きさの木箱みたいなのを作ります。そして楽器が送られてきた際の梱包材から、楽器の下部に合う曲面になっている発泡スチロールを取ってきて木箱の中に入れます。その上から8ミリほどの厚手のフェルト材を張ってできあがり。チェロをとんと置けば自然にちょっとだけ後ろに傾いて止まるように、下の発泡スチロールの角度を微妙に調整しました。見てくれはイマイチだけど、実用上はとても便利です。材料代などの費用はおよそ3000円ほどでした。あとは弓をかけておく縦棒を取り付けるかどうか思案中です。
チェロ工作はもうひとつ。エンドピンを突き刺す台です。(今度のチェロはちゃんとエンドピンがとがっていてほっとしました。)木切れの裏にメッシュのゴムを糊付けしただけのものです。エンドピンストッパーはもっと小さなゴム製の製品が多く市販されていますが、たいがい数千円します。自作品はたった300円ほどでした。音質からいってもゴムが大半を占める製品よりは木にぐさっと突き刺す方が良いのではないかと思っています。まだ実感したことはありませんが。この木の材質がどの程度音質に影響するか、ゆくゆく調べてみようと思います。
きょうは教室の先生にチェロを初めて見ていただきました。先生は、このメーカーは知らないとのことでしたが「明るい音で良く鳴るので良いのではないですか」とおっしゃっていただきました。教室にあるイーストマンよりも良いとのことでした。レッスンもきょうはけっこう順調に進みました。よかったよかった。
2011-10-02 18:47
nice!(1)
コメント(0)
コメント 0