新チェロ到着 [チェロ]
先日購入した新チェロ、カルロ・ジョルダーノSC-240が調整を終えて到着しました。
とてもテカテカした外観ですが、悪くはありません。しばらく見ているうちにけっこう好きになってきました。
木目はかなりはっきりしています。ドイツ製の30万円台までだとこういう木目はあまり見られませんでした。
糸巻きの部分は細工の細かさをよく見ると品質がわかるのだそうですが、これまでいろいろ試奏してみても、わかったためしがありません。もっと高級レベルの話なのかも。これもまあ普通にちゃんとできていると思います。
駒はデスピオ社の最高級品とのこと。マークが3つ付いているのがそれを示しているそうです。また弦は最初からヤーガー・スピロコアの鳴らしやすい定番高級弦。たしかテールピースも定番のウィットナー社のものです。中国製のブランド力の弱さをこのあたりで補おうというのでしょうか。
ちょっと弾いてみた印象は試奏のときとかわらず、かなり良く響きます。前の激安チェロは2番線が鳴りにくかったのですが、これは2番線はとてもスッときれいに鳴ります。そのかわり3番線から金属的な響きが出るときがあります。これは腕の問題かもしれません。ちょっと硬めの音にも思いますが、1時間ほど練習しているだけで、やはり音の感じが変わってきますので、よく弾きこまないといけないなと思っているところです。
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