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府中の森芸術劇場の音響 [クラシック]

きょうは府中の森芸術劇場で行われている吹奏楽の大会をちょっとだけ聴いてきました。

一番大きいどりーむホールは2000席ほど、シンフォニックバンドやオケを聴くのにちょうど良い大きさです。しかし、このホールの音響は、実に不思議でした。
最初に1階中央前よりの通常は最も良い席とされるあたりで聴きましたが、いろんな楽器の音がだんごになって区別できず、その上、音のエネルギーは頭の上を通り過ぎていく感じ。残響が不思議に長く、一種のお風呂状態でした。これはたまらんなあ、審査員も苦労するだろうなあと思ったのですが、見渡しても審査員席がありません。どうなっているのだろう?

で、休憩時間に2階席に移りました。そしたら、審査員席が2階中央にあるではありませんか。演奏が始まると、各楽器の表情が手に取るようにわかり、とても良くなりました。これなら楽しめます。ただ、演奏が終わった後の残響の引き方は、周波数帯域によってずれて収束するような不思議な感じがちょっぴり残りました。
天井の波うちデザインが変わっているためか、それとも木材でないと思われる壁材のためか、などと考えていました。響きのない催し物会場でのコンサートもこまりものだけれど、こういうのも、ねえ。

でも、今後の公演予定を見ていたら、マーラーの巨人とチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲をやるというので、チケットを買ってしまいました。もちろん2階席です。
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