Fireface400をマルチで使ってみると [オーディオ]
パイオニアのAVアンプ、VSA-LX52と3セットのスピーカーによるマルチチャンネル再生環境ができたので、FF400のアナログ出力の1~6chにそれぞれ5.1chの各チャンネルを割り当て、AVアンプのアナログマルチチャンネル入力につなぎました。これによって新たに再生可能になったソフトはタリス・スコラーズのダウンロードしたマルチ音源くらいしかないのですが、まあ、やってみたかったんです。
FF400の接続をつなぎ変えたついでに、フォノアンプの出力もFF400に入力しました。これでLPレコードからの録音が簡単にできるようになりました。
画像はDigicheckという、Synthaxさんのソフトです。いろいろな画面があるのですが、この画面では8チャンネルのマルチトラックの録音が可能です。AN7とAN8にLPレコードからの左右の音が入力されていて、これを24bit96kHzのステレオwavにします。このフォーマットで録音すれば、もとの音との区別はほとんどできないくらい良い音質だと思います。
ただしあるLPレコードを録音していたら、突然、エラーが出た上、録音先のHDDがコンピュータ上から見えなくなるトラブルがありました。どうやら30分を超えたのがいけないらしいと想像しています。Cubaseを使って録音することもできるので、まあ、ゆっくり試してみます。
つなぎ変えに伴って使い勝手が特に変わったのが、パソコンからのステレオ音源の再生です。これまではFF400から2チャンネルで引き出してAVアンプのアナログ入力(CDポジションなど)に入れて聴いていました。この場合、リアチャンネルにも音を出すには、AVアンプの各種サラウンドモードを使っていました。しかし、このAVアンプのアナログマルチ入力は、そうしたデジタル上の操作が出来ない仕様になっていて、ステレオ音源はフロントスピーカーにしか出ないのです。私としては、ステレオ音源をリアにも回すのが、心地よく聞ける場合が多いので好きなのです。
そこで登場するのが、FF400のドライバに含まれるFireface Matrixの画面です。上の方に緑色になった四角が6つ固まっている部分が、LPレコードからの入力を出力に出す選択をしている部分です。
In7とIn8がLPレコードのLとRの各チャンネルからの入力です。これをAN1とAN2でフロントに、AN5とAN6でリアに出しています。AN3のセンターにはLRの両方を出しています。
下の方にごちゃごちゃたくさん緑の四角があるのは、パソコンからの入出力の各種選択です。
こちらはFireface Mixerの画面です。Matrixとセットで使います。1番上の段が入力で、In7とIn8にLPレコードの再生音が入ってきています。いちばん下の段の左側からAN1~AN6の出力が並びます。AN3のセンターにはMatrixでLRの両方を出力しましたが、そのままだとセンターの音量が大きくなるので、ボリュームを少し絞ってバランスをとっています。
FF400はこういう使い方の自由度がとても高いのが特長です。再生中にディスプレイ上にたくさんのウインドウを開く場合も多く、ややうっとうしい気もしますが、まあ許します。再生音がなかなか良いこと、録音も出来ることとあわせ、得がたい魅力を備えた製品ではないかと思います。カメラマンの山本さんがことあるごとに誉めておられますが、同感です。
FF400の接続をつなぎ変えたついでに、フォノアンプの出力もFF400に入力しました。これでLPレコードからの録音が簡単にできるようになりました。
画像はDigicheckという、Synthaxさんのソフトです。いろいろな画面があるのですが、この画面では8チャンネルのマルチトラックの録音が可能です。AN7とAN8にLPレコードからの左右の音が入力されていて、これを24bit96kHzのステレオwavにします。このフォーマットで録音すれば、もとの音との区別はほとんどできないくらい良い音質だと思います。
ただしあるLPレコードを録音していたら、突然、エラーが出た上、録音先のHDDがコンピュータ上から見えなくなるトラブルがありました。どうやら30分を超えたのがいけないらしいと想像しています。Cubaseを使って録音することもできるので、まあ、ゆっくり試してみます。
つなぎ変えに伴って使い勝手が特に変わったのが、パソコンからのステレオ音源の再生です。これまではFF400から2チャンネルで引き出してAVアンプのアナログ入力(CDポジションなど)に入れて聴いていました。この場合、リアチャンネルにも音を出すには、AVアンプの各種サラウンドモードを使っていました。しかし、このAVアンプのアナログマルチ入力は、そうしたデジタル上の操作が出来ない仕様になっていて、ステレオ音源はフロントスピーカーにしか出ないのです。私としては、ステレオ音源をリアにも回すのが、心地よく聞ける場合が多いので好きなのです。
そこで登場するのが、FF400のドライバに含まれるFireface Matrixの画面です。上の方に緑色になった四角が6つ固まっている部分が、LPレコードからの入力を出力に出す選択をしている部分です。
In7とIn8がLPレコードのLとRの各チャンネルからの入力です。これをAN1とAN2でフロントに、AN5とAN6でリアに出しています。AN3のセンターにはLRの両方を出しています。
下の方にごちゃごちゃたくさん緑の四角があるのは、パソコンからの入出力の各種選択です。
こちらはFireface Mixerの画面です。Matrixとセットで使います。1番上の段が入力で、In7とIn8にLPレコードの再生音が入ってきています。いちばん下の段の左側からAN1~AN6の出力が並びます。AN3のセンターにはMatrixでLRの両方を出力しましたが、そのままだとセンターの音量が大きくなるので、ボリュームを少し絞ってバランスをとっています。
FF400はこういう使い方の自由度がとても高いのが特長です。再生中にディスプレイ上にたくさんのウインドウを開く場合も多く、ややうっとうしい気もしますが、まあ許します。再生音がなかなか良いこと、録音も出来ることとあわせ、得がたい魅力を備えた製品ではないかと思います。カメラマンの山本さんがことあるごとに誉めておられますが、同感です。
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