HifiMAN HM-801を導入しました [オーディオ]
ハイファイマンの長兄、HM-801を導入しました。
夏に東京での電車通勤に戻るとiPodでは我慢できなくなり、高音質プレーヤーの導入を検討していました。いろいろ見てみると、ソニーはSDカードなどが使えず選択外、COWONはイコライザが良くて素の音はイマイチといった評価なので見送り。801に決めかけたところで602も発表され、どちらがいいのかわからずにいました。
先日、さるところで801と602を聴き比べることができました。801は中古、602は時折ノイズがのる状態でしたので、フェアな比較になったかはわかりませんが、801の方が私の好みに合うという結論に達した次第です。
もともとわかっていたことですが、使い心地の良さとか付加機能は、一切考えられておらず、潔さすら感じます。(誉めているわけではありません。)でも、良い音を聴きたいだけなので、気になりません。
私が入手したのは海外から直接輸入された新古品で、アンプカードの高音質改造ずみのものでした。ファームウエアは最初、0.11が入っていました。ネットで調べた限りでは0.19betaが最新のようでしたので、バージョンアップしたところ、ゲインが小さくなり、びっくりしました。
画像のとおり、日本語の表示もちゃんとしています。一部に文字化けがあるのですが、これはリッピング時点で化けたものでした。以前にも書きましたが、flacは24bit96kHzのファイルをちゃんと再生しますが、24bit96kHzのWAVファイルは読み込まず、「ピー」っとうなりだしました。
数日前からSE535で使っていますが、音質はかなり良いです。空間表現がとても優れていて、低音から高音まで力とスピード感を兼ね備えた音がします。特に中低域のどっしりした感じは、強力な電源のおかげかと思います。そのためかかなり発熱してほんわかあったかくなりますし、電池の消耗は早そうです。金管や打楽器はとても生々しく感じます。試聴した個体と比べると高音の透明感がやや劣る気がしますが、バーンインが進めば改善するのではないかと期待しています。実際、昨夜はかなり良くなってきたように感じました。しばらく楽しみます。
コメント 0