モーツァルト全集170CDも良いです [クラシック]
ブラームス全集に続いて、モーツァルト全集も買ってしまいました。今度は170枚組です。アマゾンで見ていたらドイツからの直送だと10300円ほどで購入できることがわかり、ポチッとしてしまいました。今だと12800円ほどに値上がりしているようです。
飛ばし飛ばし聴いていますが、なかなか良いです。主なかたまりで言うと、交響曲はヤープ・テル・リンデン、ピアノ協奏曲の多くはデレク・ハン、弦楽四重奏曲はウィーン・シューベルト四重奏団 など、ピアノ・ソナタはクララ・ヴュルツ、といった具合です。
ブリリアント自身の録音が多いようですが、他社からのライセンスものもけっこうあります。BIS、クラーヴェス、アクサン、オルフェオ、ニンバスなど、良質と定評のあるレーベルが含まれています。
特に良さそうなのは、オペラです。下記が含まれています。
「ツァイーデ」コープマン
「イドメネオ」イッセルシュテット
「後宮からの逃走」ジークハルト
「フィガロの結婚」「ドン・ジョヴァンニ」「コジ・ファン・トゥッテ」クイケン
「魔笛」マッケラス
録音は独自音源も含めておおむねきれいで聴きやすく、及第レベルと思います。演奏も曲の魅力を知るには十分なものが多いです。二コル・マット指揮の「レクイエム」は演奏の呼吸が浅く、ソリストの出来も良くなくてがっかりしました。でも全集の魅力はなかなか聴くチャンスのない曲を知ることが出来る点です。これまで聴いた中では「弦楽三重奏曲K.563」がすてきな曲だと知ることができました。演奏も寺神戸亮が加わっており、すばらしいです。
このところ、この全集から適当に聴いていますが、どれもこれも心地よく、とても良いです。やっぱモーツァルトが好きだなあ。
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